レディ・ソウル(ソウルの女王)の呼び名で知られる人気シンガー、アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)。
アメリカを代表するR&Bシンガーとして世界中の音楽ファンからリスペクトされる偉大なアーティストです!
そんな彼女が1980年に映画『ブルース・ブラザーズ』に出演した際、劇中で歌っていた「シンク(Think)」という曲をご存知でしょうか?
目次(コンテンツ)
映画『ブルース・ブラザーズ』の中で歌われた名曲「シンク(Think)」
映画のあらすじ
アレサにとって映画初出演となった「ブルース・ブラザーズ」は、1980年にアメリカで公開されたミュージカル・コメディ映画の傑作です。
映画のあらすじをまとめてみましょう。
- 主人公であるブルース兄弟は孤児院育ち
- 自分たちが生まれ育った孤児院が金銭的な窮地に!
- なんとかしてお金を稼いで孤児院を救いたい…
- そうだ、コンサートを開催して一発当てよう!
- でも、そう簡単にはいかずドタバタが巻き起こる
アレサはどんな役をやっているの?
アレサは、ダイナー(レストラン)を夫婦で営む女主人の役で出演しています。
夫であるマットは過去にブルース・ブラザーズの2人とバンドを組んでいました。
その縁から「コンサートにギタリストとして参加してくれ」と頼まれ、バンドに参加しようとします。
ここでアレサが登場し「あんたがバンドに戻ったら、私はどうなるのよ!」というメッセージを込めて「シンク(Think)」を歌うんですね。
その様子がこちら!
すごい迫力! 良いですよね~、この感じ。なんでもできちゃうんだな。
ブルース・ブラザーズの2人がバックで踊ってるのも面白いですよね、他人事みたいで。
お前らがこの騒動の原因だろ!とツッコミたくなります。
ちなみに歌詞の内容を簡単にまとめると
あなたには私が必要
私にもあなたが必要
やめた方が良いわ
よく考えて!
それにしても、このシーンにかけられた情熱、労力はすさまじいものがありますね!
アレサの歌の力強さは、ミュージカルが苦手な人がよく言う「なんで急に歌いだすの?」みたいな批判を軽く吹き飛ばしてしまいますね。
個人的には、映画『ブルースブラザーズ』の一番の見どころは、このアレサの歌唱シーンだと思っています。
ちなみに夫マーフィは、怒涛の勢いで迫ってくる妻に屈することなくバンドに戻ることに!
屈したらお話が成立しないので、そうなる事はわかっているんですが、それでも「マーフィすごい!」と思っちゃいます。
これ以降のストーリーは実際の映画でご確認ください。
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夫役のマーフィーはプロのギタリスト!
夫役のマット・マーフィ(Matt Murphy)は、実際にブルース・ギタリストとして有名でした。
かっこいいですね! 楽しそうに弾いてるのが良いなぁ。
ですが残念なことに2018年6月、マット・マーフィは88歳でこの世を去っています。
名曲「シンク(Think)」のオリジナル・バージョンについて
ちなみに「シンク(Think)」という曲は、元々は1968年発売のアレサのオリジナル・アルバム『アレサ・ナウ』に収録されていたもの。
日本でもGUのCMソングとして使われていました。
このアルバムには他にも、バート・バカラック作曲の「小さな願い(I Say A Little Prayer)」など数多くの名曲が収録されています。
洗練されたポップスという印象で聴きやすいですよね。こういうソウル調ではない曲も、アレサは見事に歌いこなしてしまいます。
この『アレサ・ナウ』も素晴らしい出来ですが、他のアルバムも名盤ぞろいなので是非、聴いてみてくださいね♪
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