1970年代後半に巻き起こったパンクブームの中で最も成功したバンドのひとつが、ザ・クラッシュ。
ヴォーカルのジョー・ストラマーは「パンクロックの象徴」として、今でもファンから熱い支持を受けています。
そこで今回は、ザ・クラッシュの数ある名曲の中から10曲を厳選してご紹介しようと思います!
併せておすすめの名盤アルバムを3枚ご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね♪
目次(コンテンツ)
ザ・クラッシュ(The Clash)とは?
まずは、ザ・クラッシュとはどんなバンドなのか?について簡単にご説明します。
ザ・クラッシュは、1976年から1986年にかけて活動したイングランド出身のパンクロック・バンド。
「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第28位。
出典:Wikipedia
ザ・クラッシュの音楽性についてですが、
デビュー・アルバムは典型的なパンクだったが、徐々に
- レゲエ
- ダブ
- R&B
- ロカビリー
- ジャズ
- スカ
- カリプソ
といった様々な音楽的要素を取り入れシーンに大きな影響を与えた。
出典:Wikipedia
「初期は普通のパンクだけど、徐々に音楽性に広がりが出てくる」ということですね。
こうした音楽性の変化に一部のファンから「彼らはもうパンクではない」と批判の声も挙がったのですが…
そうした声に対し、ヴォーカルのジョー・ストラマーはグッとくる名言を返しています!
それではザ・クラッシュの名曲ベスト10を見ていきましょう!
ザ・クラッシュ(The Clash)の名曲ベスト10! おすすめの人気曲を紹介!
第10位 白い暴動 / White Riot
まずはザ・クラッシュの衝撃のデビュー曲「白い暴動」を紹介!
ノイズまみれのギターを掻き鳴らし2分間を突っ走る「これぞパンク!」な傑作ナンバーです。
第9位 ジェニー・ジョーンズ / Janie Jones
「ジェニー・ジョーンズ」は、デビューアルバム『白い暴動』のオープニング曲。
一度、聴けばすぐに覚えられるほどキャッチーな作品なので、思わず一緒に歌いたくなります!
第8位 ガレージランド / Garageland
「ガレージランド」は、デビューアルバムのラストを飾る作品!
シンプルな曲ですが何故か妙にクセになり、またアルバムを最初からリピートすることに…
第7位 アイ・フォウト・ザ・ロウ / I Fought the Law
「アイ・フォウト・ザ・ロウ」は、1950年代に活躍した名バンド、バディ・ホリー&ザ・クリケッツのカヴァー曲。
ザ・クリケッツは、ビートルズのバンド名の由来に深く関わっていることでも有名なんですよ。
→ ビートルズの名前の由来はカブトムシなの? バンド名の意味を知りたい!
第6位 トミー・ガン / Tommy Gun
少し影の薄いセカンド・アルバムからも一曲紹介!
シンプルで痛快なロックナンバー「トミー・ガン」は、難しいことを考えずに楽しみたいノリの良い作品です!
第5位 トレイン・イン・ヴェイン / Train in Vain
名盤『ロンドン・コーリング』収録の「トレイン・イン・ヴェイン」は、跳ねるようなリズムが新鮮な作品!
リズムだけでなくメロディも明るいので、聴いていると心がウキウキしてきます♪
第4位 ハマースミス宮殿の白人 / (White Man) in Hammersmith Palais
「ハマースミス宮殿の白人」は、スカのリズムを取り入れたユルめのグルーヴが心地良い作品。
普通のパンク・バンドの枠には収まらなくなっていくクラッシュの過渡期の名曲です!
第3位 バンクロバー / Bankrobber
「バンクロバー」は、深くエコーのかかったサウンドが印象的!
初期の「いかにもパンク」な曲と比べると少し地味かもしれませんが「サウンドの面白さ」に注目してください。
もし、こういう曲が「興味深いな…」と思った方は「ダブ」というジャンルをチェックすることをオススメします。
ダブは、レゲエから派生した音楽制作手法、及び音楽ジャンル。
エコーやリバーブなどのエフェクトを過剰に施すことで、原曲とは全く別の作品に作り変えてしまうこと。
出典:Wikipedia
ちなみに私のお気に入りのダブ作品はこちら。
気だるい夏の休日にピッタリの曲調です。
第2位 ロック・ザ・カスバ / Rock the Casbah
「ロック・ザ・カスバ」は、ザ・クラッシュにとって唯一のTOP10ヒットになった記念すべき一曲!
ダンサブルなビートと異国情緒の漂うメロディの魅力に、聴いていると思わず胸が高鳴ります!
第1位 ロンドン・コーリング / London Calling
ラストは、勇ましいサウンドが印象的な名曲「ロンドン・コーリング」を紹介!
重々しい空気の中を「ズンズン…」と前に進んでいくような、力強さにあふれた作品です。
さて続いて、ザ・クラッシュのおすすめ名盤アルバムを見ていきましょう!
ザ・クラッシュ(The Clash)のおすすめ名盤アルバムを紹介!
衝撃のデビュー作『白い暴動』
1977年リリースの『白い暴動』は、ザ・クラッシュの記念すべきデビューアルバム。
「勢いのあるパンクが聴きたい」という方にオススメの作品です!
名盤『ロンドン・コーリング』
1980年リリースの『ロンドン・コーリング』は、ザ・クラッシュの一番の代表作!
パンクの枠に収まらないバラエティ豊かな音楽性が楽しめる大名盤です!
ベスト盤『ザ・ストーリー・オブ・ザ・クラッシュ』
『ザ・ストーリー・オブ・ザ・クラッシュ』は、全キャリアから万遍なく選曲された2枚組のベスト盤。
お手頃な値段なので、まずはこのアルバムから入るのも良いと思います!
あとがき
ザ・クラッシュは、解散してからもうずいぶん経ちますが、今でも多くのファンから支持されているんです。
その理由は「音楽がカッコいいから」というのは当然ですが、ボーカルのジョー・ストラマーの圧倒的な存在感によるところも大きいと思うんですよね。
当サイトでは、ジョー・ストラマーのパーソナルな部分にスポットをあてた記事がいくつかありますので、ご興味のある方はぜひチェックしてくださいね♪
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