たくさん音楽を聴いていると、
- こんなに良い曲を作ってるのに何で売れないんだろう?
- もっと広く世に知られるべき存在なのに…!
と思ってしまうアーティストっていませんか?(私はいます…それも沢山!)
そこで、この記事では、
マイナーだけどおすすめの洋楽バンド
を8組ご紹介していこうと思います!
際立った個性や、奇抜な設定はないけど
最高の曲を、最高の演奏で聴かせてくれる
素晴らしいバンドばかりなので、ぜひ聴いてみてくださいね♪
目次(コンテンツ)
【洋楽】マイナーだけどおすすめのバンド8選!名曲・名盤アルバムも紹介!
1. セミソニック / Semisonic
セミソニックは、アメリカ・ミネアポリス出身の3人組ロックバンド。
憂いを帯びた美しいメロディを、堅実なロックサウンドに乗せて聴かせる実力派グループです!
彼らの1998年のアルバム『フィーリング・ストレンジリー・ファイン』は、名曲「オール・ワークト・アウト」をはじめ良質なポップ・ロックがぎっしり収録された大名盤!
個人的には、イントロのピアノが超カッコいい「ネヴァー・ユー・マインド」が一番のお気に入りです。
ちなみにセミソニックの最大のヒット曲は、同アルバム冒頭に収録された「クロージング・タイム」なのですが…
私はなぜかこの曲だけピンとこなくて、いつも1曲目を飛ばして聴いていたりします(ごめんなさい…!)
アルバムは他にも良曲・佳曲のオンパレード。オアシス や コールドプレイのような英国のメロディアスなバンドが好きな方ならハマる可能性は高いと思いますよ♪
2. ジューン & ザ・イグジット・ウーンズ / June & The Exit Wounds
ジューン & ザ・イグジット・ウーンズは、稀代のメロディメイカー、トッド・フレッチャーによるソロ・ユニット。
彼の作り出す、春の木漏れ日のように穏やかなメロディとサウンドは、大げさじゃなく全ポップ・ファン必聴の仕上がりです!
1999年リリースの名盤『ハミルトン、もう少しだけ』は、もう本当に何度聴いたことか……
全体的に耳にやさしいサウンドなので聴くシチュエーションを選ばないんですよね。
今日は何を聴こうかな?って考えてるとき
- これは今の気分じゃないな…
- でも、これはちょっとうるさいし…
とか色々悩んで、最後にこのアルバムをチョイスすることが多かったりします。
ここ20年くらいのヘビロテなので、おそらく一生聴き続けることになるんだろうな、と思っていますね。
この曲が気に入った方は、心が落ち着く洋楽10選も是非チェックしてみてください♪
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3. ユー・アム・アイ / You Am I
今度はちょっとロック・テイストの強いグループを紹介しますね。
ユー・アム・アイは、ヴォーカルのティム・ロジャーズを中心としたオーストラリア出身の4人組。
60~70年代を思わせるヴィンテージ感たっぷりのロックサウンドが魅力です!
曲のバラエティも豊かで、上の動画の「ランブル」のような荒々しいものもあれば…
アコースティック・ギターでじっくり聴かせる「ヘヴィー・ハート」も素晴らしい仕上がり!
これ(↑)オフィシャルの動画なんですが、なんで日本語の字幕がついてるんだろう?
それはさておき、上の2曲を収録したアルバム『ナンバー4レコード』(1998年)は、他の曲も文句なしの仕上がりなので、ご存じなかった方は騙されたと思って聴いてみてください♪
4. スペアミント / Spearmint
ロンドン出身の5人組スペアミントは、青春の匂いを感じさせるメロディと、多彩なアレンジセンスが魅力!
ダンサブルなビートが新鮮な「ウィアー・ゴーイング・アウト」(上の動画)や、
疾走感あふれるギターポップ・ナンバー「イット・ウォント・ビー・ロング・ナウ」など、
名曲ばかりを詰め込んだアルバム『ア・ウィーク・アウェイ』(1998年)は、音楽好きなら絶対に聴いて損はない逸品です!
飛行機がポツンと描かれたジャケットもかわいくて、個人的にかなりお気に入りです。
5. ライナス・オブ・ハリウッド / Linus of Hollywood
ライナス・オブ・ハリウッドは、アメリカのミュージシャン、ケビン・ドットソンによるソロ・ユニット。
漫画『スヌーピー』のキャラクターから採られた、という可愛らしいユニット名どおり、ポップで親しみやすいサウンドが魅力です。
デビュー・アルバム『ユア・フェイバリット・レコード』には、上の動画の「ヘヴンリー」をはじめ「よくぞここまで!」と言いたくなるほど練りに練られた楽曲が満載!
そして、それを歌うケビンの少年のようなヴォーカルも曲調にピッタリなんですよね。
他にも軽快なポップチューン「グッド・サウンズ」も最高。というか全曲良いから、どれをピックアップしても大丈夫という恐ろしいクオリティです。
ポップス好きの方は必聴ですが、激しめのロックが好きな方も試しに聴いてみて損はないはずですよ♪
これは余談なんですが、このジャケ(↑)の右上にある「花びら」だか「葉っぱ」だか分からない部分。すごい後付け感があって気になるんですよね…。線の太さも違うし。
日本国内盤のみこのジャケなんですが「こんなに可愛らしくしなくても良いのになぁ…」なんて思ったりします。ちなみにオリジナル盤はこんな感じ。
これはちょっと質素すぎるかな? ちょうど良い落としどころって難しいものですね…。でも音楽は最高だからOKです!
6. パーニス・ブラザーズ / Pernice Brothers
パーニス・ブラザーズは、ジョーとボブのパーニス兄弟を中心としたアメリカのロックバンド。
瑞々しいメロディセンスと、柔らかなアコースティックサウンドが魅力で、日本でも音楽好きの間で根強い支持を受けているグループです!
彼らが1998年にリリースした名盤『オーヴァーカム・バイ・ハピネス』は、先ほど熱烈に推薦したジューン & ザ・イグジット・ウーンズと同じくらいの頻度で聴いていますね。
本当に大げさじゃなく、生涯を通して聴くことになるんだろうな、という予感がします。
7. フリーホイール / Freewheel
フリーホイールは、ヴォーカルのウルフ・トレッソンを中心としたスウェーデンのロックバンド。
ほっこり温もりのあるサウンドと、卓越したソング・ライティングが最大の魅力で、原田知世さんやル・クプルに曲提供をしていることでも有名です。
ちなみにヴォーカルのウルフはソロアルバムで、この2曲をセルフカヴァーしています。
上の動画の「スターフレンド」は、フリーホイールの1997年のアルバム『ユニヴァーサル・ジョイント』(名盤!)に収録されています。
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スウェーデンにはフリーホイール以外にも本っ当に良いバンドが多いので、もしご興味のある方は以下の記事もチェックしてみてくださいね。
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8. プレップ / Prep
サマソニ2019にも出演し、注目度急上昇中の若手UKバンド、プレップ!
ジャジー&メロウなサウンドで80年代に大流行した音楽ジャンルAORを、今の時代に蘇らせたような音楽性が魅力です!
最近は日本の70~80年代のシティポップが海外で再評価されていますが、その辺りのサウンドが好きな方は間違いなく聴いて損はありませんよ♪
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さいごに マイナーだけどおすすめのバンド
本当はまだまだいくらでも挙げられるんですが…、キリがなくなってしまうので一旦ここで終わろうと思います。
後日どうしても入れたいバンドが出てきたら、少しだけ追加するかもしれません。
※ 今回は90年代以降のバンドばかりになってしまったので、それ以前のものも少し入れられれば…
なので、もしこの記事を気に入って頂けた方は、半年後くらいにまた覗いてくれたら、
「マイナーだけど良いバンド50選!」
みたいになっているかもしれません(流石にそこまではないか…)
ちなみに私のツイッターでも(たま~にですが…)おすすめアーティストを紹介しているので少しだけピックアップしてみますね。
スウェーデンのレイ・ワンダーというバンド、本当に好みだなー
カーディガンズが流行ったときに知って以来、ずっと聴き続けてる
『グッド・ミュージック』というアルバムが特におすすめ
ジャケットも良い感じ♪https://t.co/PtfYhr0u61
— カワタ@洋楽好き (@kawata_music) July 14, 2020
80年代前半に活躍したアメリカのロックバンド、dB's
ちょっと知名度は低いのですが…
彼らの1stアルバム『スタンズ・フォー・デシベルズ』は、屈折したポップ感覚が冴える大傑作!
ビートルズ、キンクスなどが好きな方はハマる可能性大です!https://t.co/adtMh0Lv1C
— カワタ@洋楽好き (@kawata_music) July 21, 2020
dB'sについては「サイケデリック・ロックの名曲10選」という記事で触れているので、よろしければどうぞ!
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映画音楽や他アーティストのプロデュースで有名なジョン・ブライオン
彼の唯一のソロ作『ミーニングレス』が最強のパワーポップ・アルバムなのをご存知でしょうか?
いかにも日本でウケそうなのに国内盤が出てない。もったいないなぁ…https://t.co/Ab5YS0QNON
— カワタ@洋楽好き (@kawata_music) July 13, 2020
前のツイートの続きですが…
ブラッド・ジョーンズがプロデュースした男女2人組ユニット、スワン・ダイブも素晴らしい!
とくに『サークル』というアルバムが絶品!
おしゃれな音楽が好きな方はぜひhttps://t.co/mPZJ1BLIuL
— カワタ@洋楽好き (@kawata_music) July 12, 2020
などなど。特に一番上のレイ・ワンダーが好きで好きで…。アルバム冒頭のインストも超カッコいいんですよ。
2009年にリマスター&ボーナストラック追加で再発されているので、気になった方はぜひ手にとってみてください♪
当サイトでは他にも、カフェで聴くのにぴったりのオシャレな洋楽をまとめた記事や、
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もちろん、この他にも沢山の記事があるので、もし気になるものがあればチェックしてみてくださいね♪
◆追記:2020年4月
note というサイトで「ちょっとマイナーだけどオススメの洋楽」について書いているので、こちらもぜひ。