80年代ロックシーンを振り返るとき、必ず名前が挙がるのがアメリカの人気バンド、TOTO！
ジャジーで洗練されたサウンドから、ハードなロックナンバーまで、あらゆるジャンルのエッセンスを採り入れた幅広い音楽性が魅力です。
今回は、そんなTOTOの代表曲から10曲を厳選してご紹介したいと思います！
TOTOの有名曲・ヒット曲を紹介！
TOTOとは？
まず最初にTOTOとはどんなグループなのか？についてご紹介します。
TOTO（トト）は、アメリカ出身のロックバンド。
デビュー作から、全米チャート上位にランクインするなどヒットを連発した。
とくに4枚目のアルバム『TOTO IV〜聖なる剣〜』は1千万枚以上のセールスを記録し、グラミー賞で6冠に輝いた。
参考：Wikipedia
TOTOの音楽の特徴は、なんといってもサウンドが多彩なこと！
- ジャズ
- R＆B
- プログレシッブ・ロック
- ハード・ロック
など様々なジャンルのエッセンスを取り込む、自在な音作りは圧巻の一言です。
今回のベスト10も、そんなTOTOのサウンドの幅広さを楽しめるような選曲にしてみました。
それでは早速、見ていきましょう！
TOTOのおすすめ名曲ランキング10選！人気曲・代表曲を紹介！
第10位 ストップ・ラヴィング・ユー（Stop Loving You）
「ストップ・ラヴィング・ユー」は、TOTOらしい洗練されたサウンドと、耳馴染みの良いメロディが融合した軽快なポップチューン！
「君を愛さずにはいられない」とロマンティックに歌い上げるのは、ヴォーカルのジョセフ・ウィリアムズです。
TOTOは何度かヴォーカリストが交代していますが、ジョセフはその中で最も甘い声の持ち主（さらにイケメン！）として有名なんですよ。
第9位 ホーム・オブ・ザ・ブレイブ（Home of the Brave）
疾走感あふれる「ホーム・オブ・ザ・ブレイブ」は、TOTOのロックな一面を堪能できる名曲！
ハードなサウンドの中にも、TOTOらしい「スマートさ」があるので、どんな方にも聴きやすいと思いますよ♪
第8位 パメラ（Pamela）
「パメラ」は、ここまでの2曲とは打って変わり、TOTOのファンキーな魅力が全面に出た作品！
このグルーヴに少しも体が反応しない方は、もしかしたら少しだけ疲れているのかもしれませんよ♪
鮮やかなホーンセクションのアレンジも効果的で、曲をさらに盛り上げています！
※ 8位～10位の曲は、1988年のアルバム『ザ・セブンス・ワン ～第7の剣～』に収録されています。
第7位 リア（Lea）
ゆったり穏やかなリズムが印象的な「リア」は、心が安らぐような癒やしを感じる名曲！
シンセサイザーの音の余韻が本当に美しいですよね…
お仕事などで「なんか少し疲れているな…」というときに聴くのにピッタリの作品です♪
第6位 アイル・ビー・オーヴァー・ユー（I'll Be Over You）
ドラマティックなアレンジが秀逸な「アイル・ビー・オーヴァー・ユー」は、TOTOの楽曲の中でも屈指の名バラード！
「失恋の心の痛み」を切々と歌うスティーブ・ルカサー（ギター）のヴォーカルは必聴ですよ。
壮大なサウンドと極上のメロディ、さらに誰の心にも響く普遍的な歌詞が組み合わさった歴史に残る名曲です！
※ 6位～7位の曲は、1986年のアルバム『ファーレンハイト』に収録されています。
第5位 99
「99」は、切ないメロディとファンキーなグルーヴが融合した初期の傑作ナンバー！
ちなみにこの曲の歌詞は
99、君を愛してる
というちょっと不思議な内容なんですが、一体どういう意味か？と言うと…
「名前が数字に置き換えられた」近未来の架空の世界を舞台にしたラヴソングなんです。
ジョージ・ルーカスの映画にインスパイアされたそうですが、なかなか面白いアイディアですよね！
※この曲は、1979年のアルバム『ハイドラ』に収録されています。
第4位 ホールド・ザ・ライン（Hold the Line）
「ホールド・ザ・ライン」は、TOTOの記念すべきデビュー・シングル！
「ハードで激しい中にも、洗練された魅力がある」という、一見すると相反する要素が見事に融合した名曲です！
もともと腕利きのメンバーが集まって結成されたTOTOではありますが…
やはりデビュー時点でこのクオリティというのは驚きですよね…！
第3位 ジョージー・ポージー（Georgy Porgy）
「ジョージー・ポージー」は、TOTOを聴くなら絶対に外せない名曲中の名曲！
メロウ＆グルーヴィーな魅力が全開（！）の作品で、サウンド・リズム・メロディの組み合わせが「これ以外ない！」と言うほど完璧にハマっています。
個人的には、この曲がTOTOのナンバーワン作品。ぜひチェックしてみてください！
※3位～4位の曲は、1978年のデビューアルバム『宇宙の騎士』に収録されています。
第2位 ロザーナ（Rosanna）
1983年のグラミー賞を獲得した「ロザーナ」は、TOTOの全作品の中でも1, 2を争う人気曲！
この曲でドラマーのジェフ・ポーカロが披露した「ハーフタイム・シャッフル」というリズムパターンは、発売当時、多くのリスナーやミュージシャンに衝撃を与えました。
キャッチーで親しみやすいポップスとしての魅力と、TOTOのメンバーの卓越した演奏技術を同時に楽しめる真の名作です！
第1位 アフリカ（Africa）
「アフリカ」は、全米ビルボード・チャートNo.1に輝いたTOTOの一番の代表曲！
おおらかで広がりのあるサウンドと、ときおり挟まれるエキゾチックなフレーズに思わず惹きつけられます。
「TOTOと言えばアフリカ」とファンが口をそろえる程の人気曲なので、ご存じなかった方はぜひ聴いてみてくださいね♪
※1位～2位の曲は、1982年の名盤『TOTO IV ～聖なる剣』に収録されています。
ちなみに2018年には、アメリカのロックバンド、ウィーザーが「アフリカ」をカヴァーしてリバイバルヒットしているんです。
→ TOTOの名曲アフリカ（Africa）を「意外」なバンドがカバーして再ヒットしたって本当？
「真の名曲は時代を超えて受け入れられるんだな」と感じさせられます。
ウィーザーは、TOTOの「アフリカ」以外にも
- マイケル・ジャクソン「ビリー・ジーン」
- アーハ「テイク・オン・ミー」
- E.L.O「ミスター・ブルー・スカイ」
など懐かしの名曲をカバーした「ティール・アルバム」という作品をリリースしているので、ご興味のある方は是非チェックしてみてください！
さいごに TOTOの名曲ランキングTOP10！
今回、TOTOの名曲を改めて聴き直して感じたのは、彼らのミュージシャンとしての圧倒的な懐の深さ！
アレンジが多彩なのに加え、どの曲調でも名曲を残していることに驚きましたね…！
色々なサウンドを取り入れているけど、ヒット曲はバラードのみ、とかではないんです。
そんなTOTOですが、2019年2月にデビュー40周年記念のワールドツアーで来日公演を行っています！
ギターのスティーブは、来日公演の開催前にこんなことを語っていたんですよ。
新しい曲が入るからそれを楽しみにしてほしいな。
皆が聴きたい絶対にやらなくてはならない曲もあるけど、皆を驚かすような曲も考えているから。
今までライヴでやっていなかったような曲とか。
出典：barks
「皆を驚かすような曲」とは何なのか？ 実際のセットリストはこちらになります！
→ 【セトリ】TOTO来日コンサート2019（2/14 広島公演）のセットリストを紹介！
また40周年の区切りで新しいベスト・アルバム（新曲含む）もリリースされていますよ。
ぜひこちらも併せてチェックしてみてくださいね！
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