60~80年代にかけて一世を風靡した洋楽アーティストが、今も元気に活動しているのを見ると嬉しくなりますよね。
作品のクオリティも
- まったく衰えていない…!
- むしろ昔より良いかも?
と驚かされることも少なくありません。
この記事ではそんな
「レジェンド(ベテラン)と呼ばれる立場になってからも、全盛期に負けない名曲を発表しているアーティスト」
をおすすめ曲と共に紹介していこうと思います♪
それでは早速、見ていきましょう!
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1. ポール・マッカートニー/ファイン・ライン
まずはロック界の生けるレジェンド、ポール・マッカートニーが2005年にリリースした傑作ナンバー「ファイン・ライン」から紹介!
ビートルズ時代の1965年に名曲「イエスタデイ」を発表しているポールですが、それから40年後、63歳の時点でこんなにフレッシュな名曲を生み出しているなんて…!
本曲を収録した名盤『ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード』は、他にも優雅さとキュートさが同居した「イングリッシュ・ティー」など良曲ぞろい!
枯れることを知らないポールの才能を改めて感じられるアルバムになっています♪
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2. ビーチ・ボーイズ/ゴッド・メイド・ザ・ラジオ〜神の創りしラジオ〜
続いて紹介するのは、華麗なコーラス・ワークが魅力のロックバンド、ビーチ・ボーイズ!
『ペット・サウンズ』『フレンズ』『トゥデイ』に『サンフラワー』。あとは『サーフズ・アップ』も良いし…と挙げればキリがないほどの名盤を残してきた彼らですが…
2012年リリースの『ゴッド・メイド・ザ・ラジオ〜神の創りしラジオ〜』も、それらと遜色ない傑作アルバムなんです♪
先行シングルになったタイトル曲(上の動画)を初めて聴いたとき、思わず「おぉ…」と声が漏れましたよ、私は…
他には、黄昏時にピッタリのメロウ・ナンバー「バック・アゲイン」もおすすめです!
しかも本作はジャケット(↓)も素敵じゃないですか? 音良し・ジャケ良し・文句なしの最高のアルバムなんです。
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3. ボブ・ディラン/メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ
2016年にノーベル文学賞を受賞したことも話題になったロック界屈指の詩人、 ボブ・ディラン!
60~70年代がキャリアのピークで、80年代はやや低迷していた、と言われることも多い彼ですが…
名バラード「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」を収録した1997年リリースのアルバム『タイム・アウト・オブ・マインド』では、往時の勢いを完全に取り戻しています!
ちなみにこの曲はアデルもカヴァーしているんですよ♪
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4. ジェイムス・テイラー/ホエンエヴァー・ユー・アー・レディ
70年代アメリカで興ったシンガーソングライター・ブームの立役者、ジェイムス・テイラー!
これまでに『スウィート・ベイビー・ジェイムス』『ゴリラ』など数々の名盤を残している彼ですが、2004年リリースの『オクトーバー・ロード』もそれらに比肩する素晴らしいアルバムなんです♪
ジャジーなホーンが小粋なムードを醸す「ホエンエヴァー・ユー・アー・レディ」(上の動画)の他にも…
デビュー時からずっと変わらないJT節に癒される「セプテンバー・グラス」もおすすめ!
この穏やかな歌声に何度、救われてきたことか……って大げさかもしれませんが、疲れているときに聴くと本当に沁みるんですよね。
就寝前のリラックス・タイムなどにおすすめですよ♪
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5. ティアーズ・フォー・フィアーズ/ブレイク・ザ・マン
抜群のポップセンスで80年代のミュージック・シーンを盛り上げたイギリスの人気デュオ、ティアーズ・フォー・フィアーズ!
2022年にリリースされた待望の新作『ザ・ティッピング・ポイント』は、往年の名盤『シャウト』にも匹敵する超・充実作になっています♪
私はひときわポップな3rdシングル「ブレイク・ザ・マン」(上の動画)が、収録曲の中でも特に気に入りましたが…
他にもリード・シングル「ザ・ティッピング・ポイント」や「ロング・ロング・ロング・タイム」などもおすすめ!
ここにきてキャリア・ハイを更新か? と思えるほど良いアルバムになっているので未聴の方は是非どうぞ♪
6. エルヴィス・コステロ/フェアウェル、OK
日本では「ミスチルに影響を与えたアーティスト」として名前が挙がることも多い エルヴィス・コステロ!
2022年リリースの新曲「フェアウェル、OK」は、「怒れる若者」と呼ばれていたデビュー時を上回るエネルギッシュなロックナンバーです♪
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7. エレクトリック・ライト・オーケストラ/モーメント・イン・パラダイス
ビートルズ愛あふれるサウンドが魅力のロックバンド、エレクトリック・ライト・オーケストラ!
70年代が全盛期とされることの多い彼らですが、そこから約20年を経てリリースされたアルバム『ズーム』(2001年)が出色のクオリティなんです♪
私がとくに気に入っているのは上の動画「モーメント・イン・パラダイス」なんですが…
それ以外にも「ジャスト・フォー・ラヴ」「オーディナリー・ドリーム」など聴きどころ満載!
ファンの方にしか伝わらない表現で申し訳ないのですが…、大ヒット作『アウト・オブ・ザ・ブルー』よりも前のアルバム、たとえば『オーロラの救世主』などが好きな方は特にハマるのでは?という気がします。
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8. ベン・ワット/ヘンドラ
1982年に発表したソロ1stアルバム『ノース・マリン・ドライヴ』が今も根強い支持を集めるイギリスの人気ミュージシャン、ベン・ワット!
約30年ぶりのソロ名義でのリリースとなった2nd『ヘンドラ』(2013年)では、ボッサ調の前作から一転、メロウで滋味ゆたかなロック・サウンドを聴かせてくれます♪
9. ニール・フィン/エニタイム
1986年リリースの大ヒット曲「ドント・ドリーム・イッツ・オーバー」で知られるオーストラリアの国民的ロックバンド、クラウデッド・ハウス!
グループの中心メンバー、ニール・フィンによるソロ作『ワンニル』(2001年)は、細部までこだわり抜かれた上質のポップ・ロックを堪能できる大名盤です♪
ちなみに超豪華メンバーと共演したライヴ・ヴァージョンもあります!
10. デヴィッド・クロスビー/シークレット・ダンサー
ラストはフォークロック界のレジェンド、デヴィッド・クロスビーが80歳の誕生日を記念してリリースしたアルバム『フォー・フリー』を紹介!
実の息子ジェイムス・レイモンドと共作した「シークレット・ダンサー」では、まったく年齢を感じさせない瑞々しい歌声を聴かせてくれます♪
※ この記事の公開後、デヴィッド・クロスビーは2023年1月に81歳で逝去
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さいごに
最後にどうしても触れておきたいのが、80年代の音楽シーンに革新をもたらした孤高の天才、プリンス!
残念なことにすでに亡くなっているので、番外として紹介させていただくと…
私はプリンスの全盛期の作品は後追いなんですが、2004年リリースのアルバム『ミュージコロジー』はリアルタイムで聴いてガツン!と喰らいましたね…
とくにアルバム2曲目「イリュージョン、コマ、ピンプ・アンド・サーカムスタンス」の衝撃と言ったら…!
他にも、しなやかなファンク・グルーヴが冴えるタイトル曲「ミュージコロジー」も最高!
シリアスなメッセージを極上のポップ・センスで包んだ「シナモン・ガール」もおすすめです♪
『パレード』『サイン・オブ・ザ・タイムズ』など不朽の名盤群と併せて、ぜひ聴いて欲しいアルバムです♪
ということで今回は「まだまだ健在!洋楽ベテラン・アーティストの名曲」を紹介してきましたが、当サイトでは他にも マイナーだけどおすすめのバンド10選や、
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