2011年のデビュー以降、ヒット曲を立て続けにリリースし、またたく間に世界的ミュージシャンの地位を手にした エド・シーラン。
この記事では、そんなエド・シーランがこれまでに発表したオリジナル・アルバム全作品をまとめてみました!
◆追記(2023.9)
2023年9月29日に待望のニューアルバム『オータム・ヴァリエーションズ』がリリースされました。詳細はこちら
目次(コンテンツ)
エド・シーランのおすすめアルバムを紹介!
エド・シーランとは?
- 本名 エドワード・クリストファー・シーラン
- 生誕 1991年2月17日
- 年齢 33歳
- 出身 イングランド
- 身長 173 cm
エド・シーランはイギリスのシンガーソングライター。
2011年9月に『+(プラス)』でアルバムデビュー。
トータルセールスは1億3,800万を超える「世界で最も売れたアーティスト」の一人である。
出典:Wikipedia
エド・シーランはこれまでに6枚のオリジナル・アルバムをリリースしています(2023年9月時点)
- 1st『+(プラス)』2011年
- 2nd『×(マルティプライ)』2014年
- 3rd『÷(ディバイド)』2017年
- 4th『=(イコールズ)』2021年
- 5th『-(サブトラクト)』2023年
- 6th『オータム・ヴァリエーションズ』2023年
5枚目までは全てタイトルに「数学の記号」が使われているのがユニークですよね。
また上記以外にも、他アーティストとのコラボ曲のみを収録した企画盤『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』を2019年に発表しています。
この記事では、まずオリジナル・アルバムを発売順に紹介し、その後コラボ盤について触れていこうと思います。
それでは早速、 1stアルバム『+(プラス)』から見ていきましょう!
→ 最新アルバム『オータム・ヴァリエーションズ』からチェックする方はこちら
エド・シーランのおすすめアルバム・最新作・コラボ作を一挙紹介!
1stアルバム『+(プラス)』
2011年9月にリリースされた『+(プラス)』は、エド・シーランの記念すべきデビュー・アルバム!
エドはさまざまな苦難を乗り越えて、このアルバムのリリースに漕ぎ着けています。
彼は自主制作のCDをライヴ会場で手売りしては次のライヴの資金を稼ぐ、という毎日を繰り返しファンを増やしていった
ほとんどの夜をライヴで過ごしているうちにアパートを引き払い、住所不定、職業ストリート・シンガーとなった
こうした苦労の甲斐もあり、
そんな生活の中から生まれた曲「The A Team」は社会現象ともいえるほどのヒットとなり、同曲を収録したアルバム「+(プラス)」は全英初登場1位を記録した。
参考:Waner Music
アルバム収録曲をいくつか紹介していくと…
「Aチーム~飛べない天使たち(英題:The A Team)」は、エドがホームレス生活をしているときに出会った女性について歌った作品。
歌詞は、ドラッグ中毒に陥りなかなか社会復帰が叶わない女性の現状を悲しみ
「こんな事になっているのは世の中が冷たすぎるからだ」
と嘆く切実な内容になっています。
この曲以外にも、ラップ調のヴォーカルがユニークな「レゴ・ハウス」
エドのシリアスな歌声が胸に迫る「ギヴ・ミー・ラヴ」
などなど名曲・良曲のオンパレード!
デビューアルバム『+(プラス)』は、長い下積み生活の中で磨かれたエドの歌唱力・音楽センスが見事に開花した充実の仕上がりになっています!
2ndアルバム『×(マルティプライ)』
『×(マルティプライ)』は、2014年6月にリリースされたエド・シーランの2ndアルバム。
前作の大ヒットを受け、ファンやメディアからの注目が集まる中リリースされた本作でしたが、そんなプレッシャーも何のその!
しっとりとしたバラードから、ダンサブルなアップナンバーまで、ハイクオリティな曲がぎっしりと詰まった傑作に仕上がっています。
おすすめ曲をいくつか紹介すると…
一番の注目曲は何と言っても「シンキング・アウト・ラウド」!
エドが社交ダンスを披露するミュージックビデオにも注目です♪
ノリノリのファンク・ナンバー「シング」は、あのファレル・ウィリアムスがプロデュースを担当!
そのほかにも遠距離恋愛をテーマにした「フォトグラフ」や、
ファルセットを採り入れた繊細な歌唱が光る「ワン」もおすすめです♪
2ndアルバム『×(マルティプライ)』は、前作よりもポップな色味をグッと強めたフレッシュな作品になっています!
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3rdアルバム『÷(ディバイド)』
『÷(ディバイド)』は、2017年3月にリリースされたエド・シーランの3rdアルバム。
エドは本作の大ヒットにより、トップ・ミュージシャンとしての地位を揺るぎないものにしました。
収録曲のなかでも特に有名なのは、世界中で大ヒットした「シェイプ・オブ・ユー」
ビルボードチャート、YouTube再生回数など様々な記録を次々と塗り替えたエドの一番の代表作です♪
「パーフェクト」は、エド・シーランの数あるバラード作品の中でも指折りの名曲!
大ヒットした「ゴールウェイ・ ガール」は、アイリッシュ調のサウンドを採り入れたポップでノリの良い作品です♪
そのほかにも祖父母の出会いについて歌った感動作「ナンシー・マリガン」や、
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「きょうの猫村さん」などの作品で有名な漫画家、ほしよりこさんとのコラボが話題になった「スーパーマーケット・フラワーズ」など聴きどころが満載!
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3rdアルバム『÷(ディバイド)』は、
- ポップス
- ロック
- ヒップホップ
など異なるジャンルを縦横無尽にクロスオーバーする音楽性にさらに磨きがかかった印象!
エド・シーランのアルバムはどれも素晴らしいので甲乙つけ難いのですが、あえて最高傑作を選ぶならば、本作『÷(ディバイド)』になるのかな、と個人的には思っています。
4thアルバム『=(イコールズ)』
『=(イコールズ)』は、2021年10月に発表されたエド・シーランの4thアルバム。
前作から4年ぶり、途中に活動休止期間を挟んでのリリースとなった本作は、ファンの高まりきった期待にしっかり応える素晴らしい内容になっています♪
収録曲をいくつか見ていくと…
アルバムからの先行曲「バッド・ハビッツ」は、ミステリアスなムードの漂うダンス・ナンバー!
エドがヴァンパイア風メイクで大立ち回りを繰り広げるミュージック・ビデオも痛快です♪
そのほかにも、懐かしの80年代風サウンドが楽しめる「オーバーパス・グラフィティ」や、
恋愛中のハイな気分を歌った「シヴァーズ」、
センチメンタルなピアノ・バラード「ザ・ジョーカー・アンド・ザ・クイーン」など良曲がずらり!
4thアルバム『=(イコールズ)』は、これまで同様、エドの多彩な音楽性がいかんなく発揮されたカラフルな仕上がりになっています♪
5thアルバム『-(サブトラクト)』
『-(サブトラクト)』は、2023年5月に発表されたエド・シーランの5thアルバム。
エドは本作について「自身の内面と向き合ったパーソナルな作品である」と語っています。
僕は初めて人々が好むようなアルバムを作ろうとせず(中略)現在いる場所に正直で誠実なものを出すことにした。
先行シングルとなった「アイズ・クローズド」は、2022年に亡くなった親友ジャマル・エドワーズへの想いを歌った作品。
深く、深く沈み込んでいくベース音がとても印象的です。
2ndシングル「ボート」は、エドの悲哀に満ちたヴォーカルが胸を打つアコースティック・バラード。
「波に飲まれても、僕のボートが沈むことはない」という静かながらも力強いメッセージが歌われています。
エド・シーランの5作目『-(サブトラクト)』は、タイトルに数学記号を冠したアルバム・シリーズ「マスマティックス・プロジェクト」のラストを飾る一枚。
これまで以上に内省的でシリアスな楽曲も多く、じっくりと向き合って聴きたい重厚感のある作品になっています!
6thアルバム『オータム・ヴァリエーションズ』
2023年9月リリースの6thアルバム『オータム・ヴァリエーションズ』は、エド・シーランの現時点での最新作!
前作から約5か月、という短いスパンでのリリースとなった本作についてエドは、
昨年の秋、僕は友人たちと人生の様々な変化を経験した。
暑い夏の後、落ち着いたり、収まったり、または崩壊したり、収束したり、あるいは爆発したりした。
(中略)僕たちがそのとき世界をどう見ていたかを表現したんだ。
出典:NME Japan
と語っています。
アルバムから先行で公開されたのは、友人の死を受け入れられず自暴自棄になってしまう心情を歌った「プラスティック・バッグ」
そのほかにも幽玄なムードの漂うアコースティック・ナンバー「マジカル」や、
異国の地に住む恋人へ想いを馳せる「アメリカン・タウン」などが収録されています。
エド・シーランの最新アルバム『オータム・ヴァリエーションズ』は、にぎやかな夏が終わり、物思いにふけることが多くなる秋によく合う、しっとり穏やかな内容になっています♪
ということで、ここまでがエド・シーランがこれまでにリリースしたオリジナル・アルバム6作品の紹介でした。
続いて、コラボ盤『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』について見ていきましょう!
コラボレーション・アルバム『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』
2019年7月にリリースされた『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』は、他アーティストとのコラボ曲のみを収録した企画アルバム。
日本国内盤のCDには特典として、漫画家のほしよりこさんがデザインしたステッカーが付いてきますよ♪
出典:natalie.mu
かわいいですよね♪
私もイラストを描くのが好きなんですが、ほしさんのシンプルな描線でも「エド・シーランだ!」とちゃんと分かるように描くテクニックは本当に見事だなぁと思います。
もちろん特典だけでなく収録曲も素晴らしいですよ!
おすすめ曲を挙げていくと…
カナダ出身のポップスター、ジャスティン・ビーバーとコラボした「アイ・ドント・ケア」は、メロウなサウンドが心地よいレゲエ風ナンバー!
ハワイ出身の人気シンガー、ブルーノ・マーズとのコラボ曲「ブロウ」は、なぜか(?)ハードロック風です!
ギターの鳴らない静かなパートに入ると、ファンキーなビート感がグッと前面に出てきて、思わず体が揺れてしまいます♪
人気急上昇中の若手R&Bシンガー、カリードとのコラボ曲「ビューティフル・ピープル」は、切ないけど少し笑えるミュージック・ビデオが最高!
『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』は、コラボ盤ということもあり、
- 肩の力の抜けたリラックスした雰囲気
- 思わず笑ってしまうユーモア
なども感じられますが、楽曲のクオリティ自体はオリジナル・アルバムと遜色ない仕上がり!
エドの意外な一面が垣間見えたりと、聴きどころの多い作品になっています!
さいごに エド・シーランのおすすめアルバムを紹介!
2023年5月に『-(サブトラクト)』、9月には『オータム・ヴァリエーションズ』と良作を立て続けにリリースしているエド・シーラン。
アルバムのプロモーションのためメディアへの出演も増えているので、今後もエドの動向から目を離さないようにしましょう♪
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