音楽を好きになって、少し詳しくなってくると「もっと良い音で聴いてみたい!」と思いますよね!
そこで今回は、そんなに値段は高くないけど高音質サウンドを楽しめる、コスパ抜群のヘッドホン・イヤホンを紹介していこうと思 います!
※今回、紹介する機種はすべて「有線」になります。
目次(コンテンツ)
高音質ヘッドホン&イヤホン入門!コスパ抜群のおすすめ機種(有線)を紹介!
「予算が限られた中で、少しでも良い音を楽しみたい!」と考えたとき、一番良い選択は「ヘッドホンやイヤホンに少しだけお金をかける」ことだと思います。
高級なオーディオセットを買い揃えるよりも、
- 場所を取らない
- 価格も安い
- たまに買い換えて気分転換できる
というメリットもありますしね♪
ということで、ここからは私のこれまでのヘッドホン遍歴をカンタンにご紹介しつつ、コスパ抜群のおすすめヘッドホン・イヤホンを紹介して行こうと思います!
最初に買ったヘッドホンは、SONY「MDR-CD900ST」
「一度、ちゃんとしたヘッドホンで音楽を聴いてみたい」と思った私が、一番最初に興味を持ったのが SONY「MDR-CD900ST」という機種。もう15年近く前の話です。
ちなみにこの機種は、山下達郎さんがスタジオでサウンドチェックをする際に使っている、ということで有名!
お値段は、今も昔もあまり変わらず1万5000円程です。
「まぁ、出せない額ではないな」ということで試聴もせず、ネット通販で購入したのですが…
「んん…? これ、そんなに良いヘッドホンなの?」というのが当時の正直な感想でした。
評判の良い機種なのに、なぜ私がこう感じたのか?
その理由は、このヘッドホンの本来の使用目的が「音を正確に表現すること」にあるからだと思います。
つまりプロのミュージシャンが、スタジオで録った音をモニタリングするために作られた機種なんですね。
だから、低音がカッコよく聴こえたり、歯切れの良い華やかなサウンドになったり、という色付けが全くない。
そして、それこそがSONY「MDR-CD900ST」の存在価値でもあるんです。
だから私のような
「おぉ~、さすが高級ヘッドホンだ…!」
という「分かりやすい音の良さ・変化」を求める人が購入するものではなかったんですね。
で、結局あまり使わないまま終わってしまいました。(もったいない…)
これに懲りて「俺はヘッドホンには縁がないな」と思っていたんですが…
それからしばらく経ったある日、ちょっと気になる機種が私の目の前に現れたんです!
聴いていて楽しいヘッドホン!オーディオテクニカ「アートモニター」シリーズ
私の心を惹きつけたヘッドホンとは、オーディオテクニカの「アートモニター」シリーズ!
オーディオテクニカの定番シリーズで、松・竹・梅のようにいくつかの価格が用意されています。
「梅」にあたる一番安い機種で、当時7,000円程度。
ふむ、お手頃ではないか。ちょうど仕事で疲れていたこともあり「たまには自分にご褒美だ!」とまたまた試聴もせずにネット購入!
前回の失敗をまったく糧にしていない自分の愚かさに驚きますね…。
ところが…!
これが大・成・功だったんです!
当時は70年代のブラック・ミュージックをよく聴いていたのですが、サウンドが見違えるように華やかになったのをハッキリと感じました!
「おぉ~、さすが高級ヘッドホンだ…!」
と口にしたかどうかは忘れましたが、それに近い感動がありましたね。
ヘッドホンの装着感も良く、コードがウネウネと絡まない仕様になっていたのも好印象!
それからしばらくの間は、このオーディオテクニカのヘッドホンで色んな音源を聴き直すことを、仕事終わりの楽しみにして過ごしていました。
※私が買った「ATH-A500」は今はもう販売されていませんが、現在は「ATH-A500Z」という後継機を購入することができます。
で、今はどんなヘッドホンを使っているの?
そんな感動的(?)なオーディオテクニカとの出会いから、もうかなりの月日が経ちますが、その後もいろいろと購入してきました。
で、今使っている機種を紹介すると…
外出先では、オーディオテクニカから発売されているインナーイヤー型イヤホン、SOLID BASS「ATH-CKS990」
SOLID BASSという名前の通り、低音がかなり強めに出る機種です。
私は「電車の中で音楽を聴くときは、繊細なフィーリングを楽しむのは無理」
と考えているので、いつもダンス系の音楽を中心に聴いてるんですが、そう割り切って使用するならこのイヤホンは最適だと思いますね。
で、自宅では、ウルトラゾーンというメーカーが販売しているちょっとお高いヘッドホンを使っています。
普通の人が聞いたら「うわぁ…引くわ…」と言ってもおかしくない値段でしたが、私は満足していますよ。ええ…!
初めての高音質ヘッドホン・イヤホンのおすすめ機種は?
高音質イヤホンの入門機ならこの2つ!
オーディオテクニカ SOLID BASS「ATH-CKS990」
SHURE「SE215」
どちらも「わかりやすく音がダイナミック」になる印象です。
ノリの良いロック系、ダンス系などには最適だと思います。
それ以外のミディアム~スローな曲も普通に楽しく聴けますよ。
どちらも1万円前後で購入できるのもお手頃です。
高音質ヘッドホンの入門機はこれ!
オーディオ・テクニカ アートモニター「ATH-A500Z」
現行のアートモニターシリーズでは一番安い機種で 12,000 円程度とコスパ抜群!
過剰な色付けはないですが、全体的にサウンドがクリアになって、今まで聴こえなかった細かい音を感じるようになるはず。
今まで、スマホや音楽プレーヤーに最初から付属しているイヤホンを使っていた方なら
「ヘッドホンで音がこんなに変わるのか…!」という感動を味わうことができますよ。
さいごに 初めての高音質ヘッドホン・イヤホン選び
今回はすべて「有線」のヘッドホン・イヤホンを紹介しましたが、最近は「無線」の方が主流になりつつありますよね。
ですが「価格」に対しての「音質の良さ」、つまりコスパを考えると現時点では「有線」の方が断然優れていると思います。
ちょっと時代遅れな感もあるかもですが、ぜひ検討してみてくださいね!