1950年代にブラジルで生まれた ボサノバ は、今でもカフェの店内BGMとして耳にすることも多い大人気の音楽ジャンル!
優しく爪弾かれるギターの音色、そっと囁くような甘い歌声…
この記事ではそんなボサノバ風アレンジを採り入れた、おしゃれな洋楽ソングを、
- 女性ボーカル:5曲
- 男性ボーカル:5曲
この2パートに分けて計10作品ご紹介していこうと思います。
時代・ジャンル・知名度を問わず幅広くセレクトしたので是非チェックしてみてくださいね♪
それでは早速、見ていきましょう!
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【女性ボーカル編】ボサノバ風アレンジがおしゃれな洋楽ソング5選|おすすめの名曲を紹介!
1. ビリー・アイリッシュ/ビリー・ボサ・ノヴァ
まずは2020年のグラミー賞で主要4部門を独占した音楽界のニューヒロイン、ビリー・アイリッシュ の作品から紹介!
2021年リリースの「ビリー・ボサ・ノヴァ」は、曲名どおりのボサノバ風アレンジに、幻惑的なサウンド処理を施したモダンなボッサ・ナンバーです。
彼女の持ち味であるウィスパーボイスも曲調とよく合っていて、最近20代になったばかりとは思えないほどの妖艶なムードが漂っています!
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2. ビーバドゥービー/ザ・パーフェクト・ペア
続いて紹介するのは、フィリピン生まれ・ロンドン育ちのシンガーソングライター、ビーバドゥービー!
ふだんは激しめのロックを演奏することの多い彼女ですが、上の動画「ザ・パーフェクト・ペア」(2022年)では、大人の魅力たっぷりのアンニュイな歌声を聴かせてくれます♪
ダイナミックに躍動するベースラインも印象的で、単に雰囲気が良いだけのボサノヴァ風ポップスとは一味ちがう、パンチの効いたサウンドになっているのに痺れましたね…!
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3. ノラ・ジョーンズ/ヴァージニア・ムーン
日本でも大人気!名曲「ドント・ノー・ホワイ」のヒットで知られるジャズシンガー、ノラ・ジョーンズ!
彼女にしては珍しいボッサ・アレンジが新鮮な「ヴァージニア・ムーン」(2005年)は、アメリカの国民的ロックバンド、フー・ファイターズとの異色(?)のコラボ作品です。
それにしても思わずうっとりしてしまうほどの美メロ…!そしてフー・ファイターズのボーカリスト、デイヴってハスキーな良い声だなー、と改めて気付かされましたね。
このコラボについてのノラのコメント動画もありますよ♪
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4. レイヴェイ/フラジャイル
アイスランドと中国にルーツを持つシンガーソングライター、レイヴェイ の「フラジャイル」(2022年)も絶対に聴いてほしい作品!
彼女の一番の魅力である やや低めで落ち着きのある美声が、エレガントなボッサのリズムに乗ることで いっそう際立って感じられます♪
こちらの弾き語り動画(↓)もステキですよ♪
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5. スザンヌ・ヴェガ/キャラメル
女性ボーカル編のラストは、80年代にセンセーショナルなデビューを果たしたシンガーソングライター、スザンヌ・ヴェガ!
ミステリアスな中に仄かな色気の香る「キャラメル」(1996年)は、レトロ調のミュージックビデオも秀逸!
おしゃれな短編映画のようで見ごたえ充分ですよ♪
さて続いて【男性ボーカル編】を見ていきましょう!
【男性ボーカル編】ボサノバ風アレンジがおしゃれな洋楽ソング5選|おすすめの名曲を紹介!
1. ジャミロクワイ/コーナー・オブ・ジ・アース
男性ボーカル編のトップバッターは、大ヒット曲「ヴァーチャル・インサニティ」でおなじみの人気グループ、ジャミロクワイ!
ファンキーなR&Bテイストの作品が多い彼らですが、2001年リリースの「コーナー・オブ・ジ・アース」では、スピリチュアルな雰囲気の漂うボサノヴァ・サウンドを聴かせてくれます♪
ミュージックビデオには「大根より太いのでは…?」というレベルの大蛇が登場するので、苦手な方は薄目でボカシながら見るようにしてください!
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2. ショーン・レノン/イントゥ・ザ・サン
ジョン・レノンの息子、ショーン・レノンは「どうせ親の七光りでしょ?」と軽々しく扱って欲しくない才能あふれるアーティスト!
男女混声の鮮やかなハーモニーが冴える「イントゥ・ザ・サン」(1998年)を聴いてもらえば、私の言っていることもすぐに分かってもらえると思います♪
ショーンの歌声は少し頼りない印象もありますが…、彼の繊細な作風とはよくマッチしていて私は好感を持っていますね。
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→ ジョン・レノンの息子はどんな人? ジュリアンとショーンの現在
3. コリン・ブランストーン/ミスティ・ローゼズ
イギリスのシンガーソングライター、コリン・ブランストーンは、どんな曲調を歌っても独特のメランコリーがにじむ稀有な歌声の持ち主。
幽玄なムードの漂うボッサ・ナンバー「ミスティ・ローゼズ」(1971年)は、そんな彼の魅力を堪能するのにピッタリの名曲です♪
4. サイモン&ガーファンクル/フランク・ロイド・ライトに捧げる歌
アメリカの人気フォークデュオ、サイモン&ガーファンクル の「フランク・ロイド・ライトに捧げる歌」(1970年)も聴き逃せない作品!
「天使の歌声」と称されるアート・ガーファンクルの澄んだハイトーンボイス、そしてポール・サイモンの卓抜したソング・ライティングが光る隠れた名曲です♪
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5. ロジャー・マニング/ドラゴンフライ
ラストは伝説のパワーポップバンド、ジェリーフィッシュの元メンバー、ロジャー・マニングのソロ楽曲「ドラゴンフライ」(2006年)を紹介!
随所に差し込まれるロックギターが抜群のアクセントになっていて、いつもの聴き慣れたボサノヴァとは全くちがう新鮮な感動を味わわせてくれます♪
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さいごに
最期に上で紹介しきれなかった作品を、もう少しだけ挙げさせてもらうと…
まずはソフトロックという音楽ジャンルの代表格アーティスト、サークルの「ザ・ヴィジット」(1967年)
気だるい昼下がりにピッタリのムーディーなボッサ・ナンバーです。
あの山下達郎さんも絶賛したフィフス・アヴェニュー・バンドの「イーデン・ロック」(1969年)も必聴!
アルバムには他にも、ポップス・ファン感涙必至の名曲「ワン・ウェイ・オア・ジ・アザー」などが収録されています♪
ラストは90年代スウェディッシュ・ポップ・ブームを盛り上げた3人組、エッグストーンの「ゾーズ・ワーズ」(1992年)をどうぞ!
匂い立つような色気、そして深い哀愁を感じる作品です♪
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ちなみにこの記事で紹介した曲(+おまけ)は Amazon Music のプレイリストとして公開しています。よろしければ是非!
※ 試聴するときはジャケをクリックするのがコツです(曲名をクリックするとアプリが開いてしまうので)
J-POP版も作ってみたので、こちらも是非どうぞ♪
ということで今回は「ボサノバ風アレンジの洋楽ソング」をご紹介してきましたが、当サイトでは他にも 友情について歌った洋楽の名曲や、
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