80年代を代表するアメリカの名ロック・バンド、TOTO。
プログレ、ハードロック、AORをクロスオーバーするその幅広い音楽性は、いまだ他のアーティストの追随を許しません。
そんなTOTOの数あるヒット曲の中でも、とりわけ有名なのが「アフリカ(Africa)」ですよね!
このバンドの代表曲とも言える作品が、2018年のビルボード・チャートでリバイバル・ヒットしたのをご存知でしょうか?
目次(コンテンツ)
TOTOの名曲「アフリカ(Africa)」が2018年に再ヒット?
こちらはTOTOの1982年のヒット曲「アフリカ」ですが、今回チャート・インしたのはオリジナル・バージョンではなく、ある「意外」なバンドがカバーしたバージョンなんです!
そのバンドとは…!?
90年代オルタナティヴ・ロックを代表するバンド、ウィーザー(Weezer)なんです。
なぜ意外なのか? は彼らの曲を聴いてもらえばわかるはず!
こちらはウィーザーの2ndアルバムに収録された代表曲「ピンク・トライアングル」
※ 曲が本格的に始まるのは45秒付近から
激しいギターサウンドと、嘆きのような哀愁漂うヴォーカルが胸を打ちます。
こちらは4thアルバム収録の「ドープ・ノーズ」。
先程の曲よりカラッとして、いかにもアメリカって感じのハードロックですね。
でも、なんでこうした(TOTOとは違う音楽性の)バンドが「アフリカ」をカバーしたのでしょうか?
ウィーザーがTOTOの名曲「アフリカ(Africa)」をカバーした理由は?
ウィーザーがTOTOの「アフリカ」をカバーした理由ですが、
ツイッターで「どうしてもカバーして欲しい!」とファンから熱烈なリクエストを受けたことがキッカケ。
ファンの期待に応えるためにカバーした曲が、ビルボード・チャートでTOP100ヒットになったのですね!
では、ウィーザーがカバーした「アフリカ」はどんな仕上がりなのでしょうか?
- TOTOのオリジナル
- ウィーザーのカバー
この2つを聴き比べてみましょう!
ウィーザーがカバーした「アフリカ(Africa)」はどんな感じ?
ウィーザー特有のハードなギターは少し控えめ。
ヴォーカルもスウィートな感じで、やはり原曲にかなり寄せているのかな、という印象です。
ちなみにこちらが原曲ですが、元の曲がなにしろ良いので、どう料理しても名曲になってしまいます。
ちなみにウィーザーは「アフリカ」のヒットをきっかけに、懐かしの洋楽ヒット曲のカバーアルバムをリリースしているんですよ♪
さいごに TOTOもお返しにウィーザーをカバー?
TOTOのスティーヴ・ルカサーは、今回のウィーザーのカバーを「とても嬉しい。ありがとう!」と喜んでるそうです。
さらに…!
ウィーザー・ファンから「TOTOもウィーザーの曲をカバーをして欲しい」とねだられると「忙しいけど、必ずやるよ!」と返答し、実際にカバーしてくれたんです!
ウィーザーの「ハッシュ・パイプ」という曲をTOTOがカバーしています。
こちらがウィーザーのオリジナル。TOTOのカバーは原曲に近い感じですね!
そんなTOTOは2019年2月、デビュー40周年記念のワールドツアーで来日することが決まっています!
→ TOTOの来日公演が2019年2月に開催決定! 参加メンバーは誰? 日程、会場、チケットは?
来日公演では、ウィーザーのカバーはやらないかも? ですが「アフリカ」や「ロザーナ」などの代表曲は聴けるはず!
来年の2月のジャパンツアーを期待して待っていましょう!
ウィーザーに興味を持った方はこちらの記事をどうぞ♪
→ ウィーザーの名曲ランキングTOP10!おすすめアルバムも紹介!
◆追記(2019年2月15日)
TOTO来日コンサート2019初日(広島公演 2/14)のセットリストをまとめました!
→ 【セトリ】TOTO来日コンサート2019(2/14 広島公演)のセットリストを紹介!
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