ビートルズのメンバーとして、数々のロック史に残る名曲を残してきたポール・マッカートニー(Paul Mccartney)!
バンド時代の作品がとりわけ有名ですが、解散後のソロ活動期にも聴き逃せない名曲をリリースしているんです。
そこで今回は、ポール・マッカートニーの名曲・代表曲を、
- ビートルズ時代の名曲ベスト10
- ソロ活動時代の名曲ベスト10
この2パートに分けて、計20曲ご紹介したいと思います!
ビートルズ時代からチェックする方は、このまま読み進めてくださいね。
ソロ時代からチェックしたい方はこちらからどうぞ♪
ポールの曲だけでなく、ジョンやジョージの曲も含めた「ビートルズの名曲ランキング」を知りたい方はこちら!
それでは早速、見ていきましょう!
目次(コンテンツ)
【ビートルズ時代】ポール・マッカートニーの名曲ベスト10
第10位 ブラック・バード(Blackbird)
1968年リリースの『ザ・ビートルズ』(通称:ホワイト・アルバム)に収録。
アコースティック・ギターの音色が美しいビートルズ後期の名曲です!
この曲はベスト盤に収録されることも少ないため、ご存じない方もいるかと思いますが…
ポールのメロディメイカーとしての才能が冴え渡った傑作なので、ぜひ一度聴いてみてください!
ちなみに曲名の「ブラック・バード」とは黒人女性を表していて、
傷ついた翼のまま、夜の闇の中にある光を目指して飛んでゆく
という黒人女性の人権擁護や解放について歌われています。
現在でも、ライヴで弾き語り演奏されることも多いポールの定番ナンバーです!
第9位 オール・マイ・ラヴィング(All My Loving)
「オール・マイ・ラヴィング」は、初期ビートルズを代表する軽快なロック・ナンバー!
メンバーのジョン・レノンは、この曲を、
- この曲は残念なことにポールの曲なんだよ
- ポールには完璧な作曲の能力がある
と手放しで絶賛しています!
この曲も「ブラックバード」と同じく、今でもライヴで演奏されることの多い作品なんですよ。
第8位 フォー・ノー・ワン(For No One)
1966年のアルバム『リボルバー』に収録。
気品あふれるホルンの音色と、ワルツ風にも聴こえるリズムが印象的なビートルズ中期の名作です!
この曲は「ビートルズの代表作」として扱われることは少ないのですが…
ポールが書いた曲の中で一番好きな曲の一つ
とジョンが語っているほどの作品なので、ご存じなかった方はぜひ一度チェックしてみてください!
第7位 エリナー・リグビー(Eleanor Rigby)
1966年のアルバム『リボルバー』に収録。
ストリングスを導入したクラシカルなサウンドが印象的な名曲です!
ちなみにアレンジを担当したジョージ・マーティンは、ポールから
ヴィヴァルディ風にしてほしい
という依頼を受けたのだそう。
ヴィヴァルディと言えば『四季』などの作品で有名なバロック後期の名作曲家!
ポールの音楽的な素養の高さが感じられるエピソードですよね。
第6位 オブラディ・オブラダ(Ob-La-Di, Ob-La-Da)
1968年リリースの『ザ・ビートルズ』(通称:ホワイト・アルバム)に収録。
ビートルズには珍しいレゲエ風のアレンジが新鮮な作品です!
それにしても「オブラディ・オブラダ」って、ちょっと変わった曲名ですよね。
これは一体どんな意味なのか?と言うと
- ポールの知人のコンガ奏者、ジミー・スコットが「オブラディ・オブラダ」というフレーズをよく口にしていた。
- この言葉は、ジミーの友人によると「人生は続く」という意味らしい。
- だが、この友人の発言は信憑性に乏しく、もしかしたらジミーの造語かもしれない。
とのこと。う~ん、どうも意味についてはハッキリしていないようです。
でも語感も良いですし、鼻歌でつい歌いたくなるような素敵なフレーズですよね♪
→ 【みんなの感想】ビートルズ『ホワイトアルバム』50周年記念盤の評価・評判は?
第5位 ミッシェル(Michelle)
1965年リリース。ビートルズ中期の名盤『ラバーソウル』に収録。
グラミー賞の最優秀楽曲賞を獲得した、ロマンティックな魅力にあふれた名曲です!
ちなみに曲の冒頭は、フランス語で歌われているのですが、
ミッシェル、ぼくの美しい人 とてもよくにあう言葉だ
ムーディーで甘い曲調にピッタリな歌詞ですよね♪
第4位 ペニー・レイン(Penny Lane)
1967年リリースのサントラ盤『マジカル・ミステリー・ツアー』に収録。
ポールの全キャリアを通してのフェイヴァリットに挙げるファンも多い、ビートルズ後期の代表曲です!
ちなみに曲名の「ペニーレイン」は、ビートルズの出身地リヴァプールにある「ペニー通り」から採られたもので、今では世界中のファンが訪れる観光名所になっているんですよ。
第3位 レット・イット・ビー(Let It Be)
「レット・イット・ビー」は、ビートルズにとって最後のシングルとなった名バラード!
この曲の歌詞は、ポールの亡き母メアリーさんのお告げが元になっている、と言われています。
どういうことか? と言うと…
当時、崩壊寸前だったビートルズの現状に落ち込んでいたポールに、
あるがままを受け容れなさい
と、天国にいる母メアリーさんが助言したそうなんです。
それがこの曲のアイディアになった、ということなんですね♪
第2位 イエスタデイ(Yesterday)
「イエスタデイ」は、世界で最もカヴァーされている曲としてギネス認定もされている、ビートルズの一番の代表曲!
ポールは、この曲のメロディを「夢の中で思いついた」というエピソードもよく知られています。
現在では「ヘイ・ジュード」と共に、日本の音楽の教科書にも採用されているんですよ♪
第1位 ヘイ・ジュード(Hey Jude)
「ヘイ・ジュード」は、これまでに全世界で1300万枚を超えるセールスを記録しているビートルズの代名詞的な作品!
この曲はポールが、(両親の離婚に落ち込んでいた)ジョンの息子ジュリアンを励ますために作った、というエピソードも有名です。
→ ジョン・レノンの息子はどんな人? 天才の子供ジュリアンとショーンの現在
ということで、ここまでがポール・マッカートニーのビートルズ時代の名曲ベスト10でした。
名曲連発で「もうお腹いっぱい…」かもしれませんが、まだまだポールには名曲があるんです。
それでは続いて、ポール・マッカートニーのソロ時代の名曲ベスト10を見ていきましょう!
ビートルズ時代の曲よりは知名度が低いですが、良い曲がたくさんありますので、是非チェックしてみてください♪