伝説のロックバンド、ザ・ビートルズのメンバーとして活躍し、数々の歴史に残る名曲を生み出してきたポール・マッカートニー。
この記事ではそんなポールのソロ時代の代表アルバムを5枚、ピックアップしてご紹介していこうと思います!
目次(コンテンツ)
ポール・マッカートニーおすすめの名盤アルバム5選
第5位 フラワーズ・イン・ザ・ダート
1989年リリース。83年の『パイプス・オブ・ピース』以降、パッとしなかったポールが息を吹き返した作品です。
今作のポイントは、エルヴィス・コステロとの共作曲が4曲含まれていること。
アルバムのオープニングを飾るポップな名曲「マイ・ブレイヴ・フェイス」
コステロとのデュエットが聴ける「ユー・ウォント・ハー・トゥー」
エルヴィス・コステロはレコーディング時、元ビートルズであるポールに対しても、まったく物怖じせず意見を言ったそうです。
それがポールにとって良い刺激になったことは、今作の充実ぶりからも伺えますよね♪
第4位 タッグ・オブ・ウォー
1982年リリース。ビートルズ時代のプロデューサー、ジョージ・マーティンと再びタッグを結成した作品です。
その影響なのか、少しビートルズの雰囲気が漂うアルバムに仕上がっています。
また今作では、スティービー・ワンダーとの共作「エボニー&アイボリー」が大ヒット!
ピアノの白鍵と黒鍵を、人種差別問題になぞらえて歌った名曲です。
その他にもアルバム表題曲「タッグ・オブ・ウォー」も良い出来!
ポールのソロ作の中でも、アルバム全体の統一感はピカイチ。
少し落ち着いた雰囲気のある名作アルバムです。
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第3位 パイプス・オブ・ピース
1983年リリース。前作『タッグ・オブ・ウォー』の続編とも言える作品です。
今作はマイケル・ジャクソンとのコラボ曲「セイ・セイ・セイ」、「ザ・マン」が話題となりました。
その他はポール自身による作曲ですが、良い曲が盛りだくさん!
個人的なお気に入りは、切ないボーカルが印象的な「ソー・バッド」です♪
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第2位 バンド・オン・ザ・ラン
1973年リリースのソロ5作目(ウィングス名義)。ポールのソロ作で一番、知名度が高い作品です。
ソロ・デビュー以降、不遇の時代を過ごしていたポールですが、今作は評論家やファンの評価も高く、アルバム売り上げは500万枚を超える大ヒットとなりました。
注目したい曲はアルバム2曲目の「ジェット」
心がウキウキするような最高のポップスです。
そして続く3曲目の「ブルー・バード」
切ないメロディが光る名曲です。
他の曲もサウンド、メロディともに充実していて、アルバム全体の完成度の高さはこのアルバムが一番だと思います。
第1位 ラム(Ram)
1971年リリースのソロ2作目は、前作『マッカートニー』の簡素なサウンドから一転!
入念なアレンジと美しいメロディを兼ね備えたポールのソロ最高傑作と言っても過言ではない名盤です。
ところが発売当時はあまり良い評価を得られず…
ソロ・デビュー作『マッカートニー』の評判がかなり悪かったことが、今作の評価にも影響してしまったようです。
全体的なサウンドですが手作り感があり、温もりが感じられるのが特徴。
ウクレレをフィーチャーした「ラム・オン」はその最たる例でしょう。
アルバムの一番の聴きどころは何と言っても「アンクル・アルバート~ハルセイ提督」
めくるめく展開に引き込まれます!
その他の曲も良いものが多く「ディア・ボーイ」など挙げればキリがありません。
ぜひアルバム単位で聴いて欲しい作品です♪
さいごに ポール・マッカートニーおすすめアルバムについて
今回は70~80年代にリリースされたアルバムを中心に選んでみました。
ですが、ポールは2018年現在もバリバリ活動中! 近作にも良いアルバムが沢山あるんです。
90年代から1枚挙げるなら『フレイミング・パイ』
00年代から1枚挙げるなら『ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード』
10年代から1枚挙げるなら『エジプト・ステーション』
ポール・マッカートニーは、シングル曲だけでなくアルバム全体の完成度にこだわりを持っていることが良く知られています。
なので、オリジナル・アルバムを聴くと、ベスト・アルバムで聴くのとは違う感動を味わうことができますよ。
音質の良いリマスター盤も出揃っていますので、もし気になったら聴いてみてくださいね!
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