サマーソニック2018にも出演し、今、世界的に注目されているロックバンド、ペール・ウェーブス(Pale Waves)。
そんな彼らの待望のデビュー・アルバム『マイ・マインド・メイクス・ノイジーズ(My Mind Makes Noises)』が、2018年9月にリリースされました!
そこで今回は、ペール・ウェーブスのデビューアルバムを聴いた感想を書いていきたいと思います!
※「そもそもペール・ウェーブスってどんなバンド?」という方はこちらの記事からどうぞ!
◆追記(2019.3.2)
去年に続き、サマソニ2019への出演が決定しました!
→ 【サマソニ2019】出演アーティストまとめ!代表曲も紹介!【随時更新】
目次(コンテンツ)
【レビュー】ペール・ウェーヴスのアルバム『マイ・マインド・メイクス・ノイジーズ』を聴いた感想
ペール・ウェーヴスのデビューアルバムを聴いた感想を、3つのポイントにまとめると
- ゴスなルックスとは裏腹?にメロディがポップ!
- サウンドのバラエティが豊かで、80年代ニューウェーブの影響が強い!
- 青春の味わい(儚さ・切なさ)を感じる
ひとつずつ見ていきましょう!
1. ゴスなルックスとは裏腹?にメロディがポップ!
まず感じたのは「どの曲もメロディがポップ!」ということ。
こちらは「Kiss」という曲ですが、サビの部分で一気に盛り上がります!
この曲に限らず、ペール・ウェーヴスの作品はどれもハッキリと盛り上がる箇所があるので聴きやすいのが特徴。
ただ、アルバムを通して聴くと「若干、メロディのテイストが似ているかな?」と思うところも…。
その辺りは、次で紹介するサウンドのバラエティの豊かさでしっかりカバーしています!
2. サウンドのバラエティが豊かで、80年代ニューウェーブの影響が強い!
ペール・ウェーブスの音楽には、80年代のニュー・ウェーブ・サウンドの影響が強く感じられます。
ですが決して古臭くならず、しっかり現代の音楽として処理されているのが特徴!
代表曲「Television Romance」を聴いても分かる通り、本当に細部までこだわったサウンドです。
「red」という曲では、最新のダンス・ミュージックに急接近!
バンドサウンドに固執しないことが、結果的にサウンドの幅を広げています。
こうしたアレンジの多彩さによって、アルバムが単調になることを防いでいるんですね。
他の曲もバラエティが豊かなので、最後まで通して聴いても飽きないアルバムだな、と思いました。
3. 青春の味わい(儚さ・切なさ)を感じる
この曲のタイトルは「Eighteen」。この響きだけでもう青春を感じますね!
歌詞のおおまかな内容は、
18才の時、あなたに出会って
本当の気持ちを打ち明けた
生まれて初めて感情が芽生えたような気持ちになったの
これはもうっ…! 青春としか言えないですね。
ヘザーのヴォーカルも、どこか憂いを帯びていて、さらに切なさが増しています。
アルバム全体を通して、
- ポップなんだけど「ただ明るい」のではなく
- 切なさ・儚さも併せ持っている
というのが特徴で、これは10~20代の若いリスナーの心に刺さるだろうな、と思いました。
もちろん30代以降の大人が聴いても楽しめますよ!
さいごに ペール・ウェーブスのおすすめアルバムを紹介!
ペール・ウェーブスのデビュー・アルバムは、新人とは思えない完成度の高いアルバムに仕上がっています。
総じてどの曲もクオリティが高いですが、あえて1曲選ぶとすれば「Eighteen」ですね。
先程、動画を貼りましたが、もう一度!
この曲がもし気に入ったら、アルバムも楽しめると思いますので、是非チェックしてみてくださいね!
関連記事(ペール・ウェーブス)
→ 【UKロック】おすすめ人気バンドまとめ!名盤・代表曲・特徴も紹介!