「オネスティ」「素顔のままで」などの世界的なヒット曲で有名な人気シンガーソングライター、ビリー・ジョエル!
「ビリー・ジョエルに興味はあるけど、何から聴けば良いんだろう?」
という方のために、ビリー・ジョエルの代表曲・人気曲ベスト10をご紹介します!
名曲ばかり!ビリー・ジョエルの代表曲・人気曲ベスト10
第1位 オネスティ(Honesty)
1978年のアルバム『ニューヨーク52番街』収録。
切ないメロディとエモーショナルな歌声が胸を打つ傑作バラードです!
歌詞もシリアスな曲調どおり、
「誠実さ」とは、なんて虚しい言葉なんだ
誰もが誠実ではないのに
でもそれこそが君に求めてるものなんだ
というちょっと重め(?)な内容になっています。
この曲は特に日本で人気が高く、有名なベスト盤『ビリー・ザ・ベスト』には日本国内盤にだけ追加で収録された、というエピソードも残されているんですよ。
第2位 素顔のままで(Just The Way You Are)
1977年のアルバム『ストレンジャー』収録。
ビリーが妻エリザベスに捧げたロマンティックなラヴ・バラードです!
洗練されたサウンドと流麗なメロディが心に残る名曲ですが、驚くことに制作当初はアルバムに収録されない(!)予定だったのだそう。
その理由は、妻への想いを書いた個人的なラブソングなので、ビリーが恥ずかしがり世に出すのを嫌ったから。
アルバム制作に参加していたフィービー・スノウ(アメリカの人気シンガー)が、この曲を聴き「絶対に収録した方が良い」と勧めたことで、どうにかリリースが決定したそうです。
音楽ファンは、フィービーに感謝しなくてはいけませんね。
ブルーノ・マーズによる同名異曲も!
今をときめくポップスター、ブルーノ・マーズのデビュー曲のタイトルは、なんと「Just The Way You Are」!
ビリーの「素顔のままで」の原題(英語タイトル)とまったく同じですが、カバーしているのではないんです。
例えるなら、日本の新人ミュージシャンが「いとしのエリー」というオリジナル曲でデビューする感じでしょうか?
なかなか大胆なことをしますよね。でも曲自体は文句なしにカッコいいので、ぜひ聴いてみてください!
第3位 ストレンジャー(Stranger)
1977年のアルバム『ストレンジャー』収録。
日本ではテレビのCMで使われていたので、少し聴けば「あぁ~これね」となると思いますよ。
アップテンポのキャッチーな楽曲ですが、歌詞の内容はかなり難解で、
誰もが皆、一生誰にも見せない顔を持っている
と始まり「自分の中にも自分では気づいていない一面がある」という哲学的なテーマが歌われています。
第4位 ピアノ・マン(Piano Man)
1973年のアルバム『ピアノ・マン』収録。
「フォークの神様」ボブ・ディランを思わせるハーモニカと、穏やかなメロディが心に染みる名曲です!
歌詞はユーモアとペーソスにあふれた内容になっていて、バーでピアノを弾くミュージシャンが、馴染みの客たちから「一曲、歌ってくれよ」と頼まれるストーリー仕立てになっています。
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第5位 アップタウン・ガール(Uptown Girl)
1983年のアルバム『イノセント・マン』収録。
聴いていると心がウキウキしてくるような、ハツラツとした明るさを感じる名曲です!
歌詞も若々しい内容で、田舎者の主人公がセレブな女の子に恋をし、何とかアタックしようとする様子が歌われています。
ちなみにこの曲は、ビリーが子供の頃に好きだったフォー・シーズンズを意識して作られた、というエピソードもあるんですよ。
フォー・シーズンズを題材にした映画『ジャージー・ボーイズ』(2014年)も素晴らしい内容なので、ぜひチェックしてみてください!
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第6位 ムーヴィン・アウト(Movin' Out)
1977年のアルバム『ストレンジャー』収録。
勇ましさを感じさせるサウンドと力強い歌声が印象的ですが、歌詞の内容は…
体を壊してまで働いて、お金持ちになったって意味がない
それが成功だって言うなら、俺は降りるよ
という仕事や人生に対する考え方について歌われています。
なんだか今の時代にピッタリな内容ですよね。
第7位 マイ・ライフ(My Life)
1978年のアルバム『ニューヨーク52番街』収録。
ビリーの楽曲の中でもポップな魅力が際立った名曲ですが、歌詞は意外(?)にも
俺には俺の人生がある。放っといてくれよ
というお節介な友だちや、説教好きな大人への苦言であり、同時にビリーの所信表明にも受け取れる内容になっています。
第8位 エヴリバディ・ラヴズ・ユー・ナウ(Everybody Loves You Now)
1971年のデビュー・アルバム『コールド・スプリング・ハーバー~ピアノの詩人~』収録。
このアルバムは、ビリーの作品の中ではあまり注目されない、どころか失敗作と扱われることもあるんですよね。
たしかに代表作の『ストレンジャー』や『ニューヨーク52番街』みたいなノリを期待すると、そう感じるかも知れませんが…
実際は、内省的な歌詞とセンチメンタルなメロディが秀逸な名盤なんですよ。
第9位 シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン(She's Always a Woman)
1977年のアルバム『ストレンジャー』収録。
ピアノとヴォーカルを中心にしたシンプルなアレンジが印象的な名バラードです!
派手なサウンドじゃないからこそ、ビリーの歌声やメロディの魅力が際立っています。
第10位 ザンジバル(Zanzibar)
1978年のアルバム『ニューヨーク52番街』収録。
「ジャズの洗練」と「ロックの力強さ」を見事に融合した本曲は、シングルではないのであまり目立たないのですが…
全盛期のビリーのあふれる才気がひしひしと伝わってくる隠れた名曲なんですよ♪
さいごに ビリー・ジョエルの名曲・代表曲を紹介!
ということで今回は「ピアノマン」ことビリー・ジョエルの名曲を紹介してきましたが…
洋楽界にはビリーのほかにも、ピアノを演奏する名シンガーソングライターが数多く存在するんです。
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