「遥かなる影」「愛のプレリュード」など数々の名曲を残し、今も世界中の音楽ファンから愛されているカーペンターズ(Carpenters)!
この記事では、そんなカーペンターズの
- プロフィール
- おすすめの名曲
- おすすめアルバム
この3点についてまとめてみました♪
目次(コンテンツ)
- カーペンターズとは?
- カーペンターズのおすすめ名曲ランキング10選
- 1. 遥かなる影 / (They Long To Be) Close To You
- 2. イエスタデイ・ワンス・モア / Yesterday Once More
- 3. 青春の輝き / I Need To Be In Love
- 4. トップ・オブ・ザ・ワールド / Top Of The World
- 5. シング / Sing
- 6. 愛のプレリュード / We've Only Just Begun
- 7. 雨の日と月曜日は / Rainy Days And Mondays
- 8. スーパースター / Superstar
- 9. 小さな愛の願い / It's Going To Take Some Time
- 10. プリーズ・ミスター・ポストマン / Please Mr. Postman
- カーペンターズのおすすめ名盤アルバムを紹介!
- さいごに
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カーペンターズとは?
まずはカーペンターズとはどんなユニットなのか? についてご説明します。
カーペンターズは、アメリカの兄妹ポップス・デュオ。
楽器を兄のリチャードが受け持ち、ヴォーカルを妹カレンが担当。
ロック全盛の1970年代において独自の音楽スタイルを貫き、大きな成功を収めた。
1983年のカレンの死により活動を終えた。
出典:Wikipedia
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兄:リチャード・カーペンター
- 生誕 1946年10月15日
- 年齢 78歳
- 職業 作曲家、編曲家、ピアニスト
- 担当 ピアノ
幼少期から音楽に興味を抱き、教会のオルガン奏者のアルバイトや、音楽バンドの奏者を経験。
16歳の時には年齢を誤魔化してクラブで演奏したこともあったという逸話もある。
参考:Wikipedia
妹:カレン・カーペンター
- 生誕 1950年3月2日
- 死没 1983年2月4日(32歳没)
- 職業 歌手
- 担当 ヴォーカル、ドラム
兄リチャードの影響を受け、10代半ばからドラムを叩き始める。
歌手としての天性の素質もあり、ジョン・レノンやポール・マッカートニーは彼女の声の美しさを絶賛している。
参考:Wikipedia
それではカーペンターズの名曲ベスト10を見ていきましょう!
カーペンターズのおすすめ名曲ランキング10選
1. 遥かなる影 / (They Long To Be) Close To You
まずはカーペンターズが初のビルボード・チャートNO.1を記録した傑作「遥かなる影」から紹介!
アメリカを代表する作曲家、バート・バカラックのペンによる永遠の名曲です。
ちなみにこの作品は、ディオンヌ・ワーウィックによるカヴァーも有名!
どちらも素晴らしいですが、カーペンターズ版の方がより若々しい青春のムードが感じられますよね。
ちなみにバカラック作品は、日本でも大人気でコンピレーション・アルバムも沢山リリースされています。
お洒落な作品が多いので、カフェのBGMとしてもよくかかっているんですよ♪
2. イエスタデイ・ワンス・モア / Yesterday Once More
続いて紹介するのは、日本の音楽の教科書にも掲載されている人気曲「イエスタデイ・ワンス・モア」。
カーペンターズにとって5作目のアルバム『ナウ・アンド・ゼン』に収録されています。
ちなみにこの曲の歌詞は、
昔、ラジオから流れてくる音楽は本当に素敵だったわ
と過去を懐かしむ内容なんですが…
実は、この歌詞がアルバムの中で一つの「仕掛け」になっているんです。記事の後半で、その点について書いていますので是非チェックしてみてくださいね♪
3. 青春の輝き / I Need To Be In Love
「青春の輝き」は、日本のTVドラマ『未成年』のエンディングテーマとして使用され、リバイバルヒットした作品。
「真の名曲は時代を問わず受け入れられる」ということを感じるエピソードですよね。
ちなみにカレンがカーペンターズ作品で最も気に入っていたのが、この「青春の輝き」だったそうです。
4. トップ・オブ・ザ・ワールド / Top Of The World
日本でもおなじみ「トップ・オブ・ザ・ワールド」は、カントリー調の素朴なサウンドが心地良い作品。
弾むようなメロディに乗せて、
「あなたの愛が私を世界最高の気分にしてくれるの」
と恋愛中のハッピーな気持ちを歌っています!
5. シング / Sing
「シング」は、テレビ番組『セサミストリート』の挿入歌としてリリースされた作品。
イントロを聴いただけで、曲の世界に引き込まれてしまいますよね。コーラスも素晴らしいです♪
カレンのヴォーカルに注目が集まりがちですが、リチャードのアレンジの才能こそカーペンターズの本質なのでは、と思わされます。
6. 愛のプレリュード / We've Only Just Begun
「愛のプレリュード」は、グラミーの殿堂入りを果たしたことでも知られる名バラード!
この曲はリチャードの大のお気に入り作品で、
カーペンターズの代表曲を挙げるなら「愛のプレリュード」だ
出典:Wikipedia
と過去に語っています。
ちなみに作詞・作曲を担当した
- ロジャー・ニコルズ
- ポール・ウィリアムズ
この2人は、一般的にはあまり知られていないのですが、本当に最高のミュージシャン!
こちらの動画(↓)は、ロジャー・ニコルズ自身のバンドによる「ラヴ・ソング、ラヴ・ソング」という作品なんですが、これがまぁ素晴らしいんですよ…!
この曲を収録したアルバム『コンプリート・ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ』は、カーペンターズ・ファンにも是非聴いて欲しい作品です!
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ロジャー・ニコルズとポール・ウィリアムズのコンビは、モンキーズの名曲「サムデイ・マン」も手掛けています!
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7. 雨の日と月曜日は / Rainy Days And Mondays
「雨の日と月曜日は」は、リリカルなメロディが心に染みるスローバラード。
この曲も上で紹介したポール・ウィリアムズとロジャー・ニコルズのコンビが作詞・作曲を担当しています。
ちなみにこの曲に関する興味深いエピソードを紹介すると、
当初は他のグループのために書かれた曲だったが、その時は取り上げられず、リチャードがカーペンターズの曲として採用した
参考:Wikipedia
こんな良い曲がボツになるのも驚きですが、リチャードの「ヒットしそうな曲を見極めるセンス」も流石ですよね。
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8. スーパースター / Superstar
「スーパースター」は、哀愁あふれるメロディが胸を打つ傑作バラード。
この作品は、70年代に活躍したシンガーソングライター、レオン・ラッセルが作曲を担当しています。
「このヒゲモジャの男性が、こんな美しいメロディを…!? 」と、つい思ってしまいました(失礼!)
レオンは、ブルースやカントリーを基調にした土臭いサウンドを得意とするアーティストなんですが…
同時に「スーパースター」のような美しいメロディを生み出す名作曲家としても知られています。
カーペンターズ作品だと、他には「マスカレード」や、
「ソング・フォー・ユー」も手掛けているんですよ。
9. 小さな愛の願い / It's Going To Take Some Time
「小さな愛の願い」は、穏やかなサウンドに心が癒やされるポップな名曲!
失恋がテーマの作品ですが、
時間はかかるけど、もう一度前を向かなきゃ
というポジティブな歌詞に勇気付けられます。
ちなみにこの曲の作者は、70年代を代表するシンガー・ソングライター、キャロル・キング。
カーペンターズが好きな方なら、きっと気に入るような洗練されたポップスの名手なので、ぜひチェックしてみてください♪
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10. プリーズ・ミスター・ポストマン / Please Mr. Postman
ラストは60年代に活躍したコーラスグループ、マーヴェレッツのカバー曲「プリーズ・ミスター・ポストマン」を紹介!
曲が始まった瞬間、心がパッと明るくなるような華やかな作品です!
ちなみにこの曲は、ビートルズがカバーしていることも有名なんですよ。
さて続いて、カーペンターズのおすすめアルバムをご紹介します!
カーペンターズのおすすめ名盤アルバムを紹介!
まずはベスト盤がおすすめ!
「まだカーペンターズを聴いたことがない」という方は、まずはベスト盤から聴くのが良いと思います♪
アルバム1枚に名曲がギュッと詰まっているものならこちら!
2枚組でしっかりと楽しみたい方はこちらがおすすめです♪
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オリジナル・アルバムなら『ナウ・アンド・ゼン』
「ベスト盤は知っているから、オリジナル・アルバムを聴いてみたいな」
という方には、1973年リリースの『ナウ・アンド・ゼン』がおすすめです!
この作品の一番の聴きどころは、アルバム後半から始まるオールディーズ・メドレー。
しかも、そこにはちょっと面白い「仕掛け」があるんです。
どんな仕掛けなのか? と言うと…
まずアルバム6曲目「イエスタデイ・ワンス・モア」で
「昔、ラジオで聴いていた曲(オールディーズ)は本当に素敵だったわ」
という歌詞があり、その後の7曲目からオールディーズ・メドレーが始まる、という趣向になっているんです。
ビーチ・ボーイズ初期の傑作「ファン・ファン・ファン」からスタートし、
フィル・スペクター作品のカバーなどを経て、
ラストは「イエスタデイ・ワンス・モア」のリプライズで締める、という粋な構成!
本当に気が利いてますよね。それにオールディーズのカバーのクオリティも素晴らしいんですよ。
「ベスト盤だけじゃ物足りない」という方はぜひ手に取ってみてください♪
さいごに
カーペンターズは1983年に活動を停止していますが、2018年12月に待望の新作を新作をリリースしています。
タイトルは『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』。
往年のヒット曲の数々をリチャードが再アレンジし、オーケストラ・サウンドを加えた作品です。
再アレンジと言っても、そこまで大胆な変化ではないので、従来のファンも安心して楽しめますよ♪
「カーペンターズを聴いたことがない」という方が最初に手に取る一枚としてもオススメなので、気になった方は是非チェックしてみてくださいね。
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