夜寝るとき周りの音が気になって眠れないことってありますよね。
シーンと静まり返っている部屋で突然「ドンッ!」「バタン!」と大きな音が鳴るとビックリして目が覚めてしまいます。
たまに鳴るだけならどうにか我慢できますが、毎日のように騒音が続くと慢性的な寝不足に陥ってしまう危険も…!
そこで今回は、騒音の中で少しでも快適な睡眠を取るために、実際に私が行っている対策を3つご紹介したいと思います。
目次(コンテンツ)
うるさくて眠れない!周囲の物音が気になるときの対処法3選│おすすめの耳栓も紹介
夜中の物音って一度気になると、どんどん敏感になってしまいますよね。
上手く眠れない日が続くと「また今日も寝られないかも…」と不安になって負のスパイラルにハマってしまいます。
私の場合、ひどいときはベッドに入っても
「そろそろ音が鳴るんじゃないか…」
と音を待ち構えるような状態になってしまい一睡もできないことがありました…
それを機に騒音対策を始めたのですが、寝不足の日が続いても一度グッスリ眠る経験をすれば、その後は「昨日も寝れたし大丈夫だろう」と安心して元のペースに戻れることが多かったですね。
で、具体的に何をしたのか?というと
- 部屋の中に小さめの音を流す
- 耳栓をつける
- イヤホンをつける(寝ホン)
この3点ですね。よくある方法なんですが、それぞれ少し工夫があります。
ひとつずつ説明していきますね。
1. 部屋の中に小さめの音を流す
一番手軽にできるのが「部屋の中に小さめに音を流す」方法ですね。
シーンと静まり返った中、突如「ドン!」と鳴ると、落差(ギャップ)が大きいのでより物音が目立ちます。
なので、その落差を埋めるために
- 音楽
- テレビ
- ラジオ
- 自然系の環境音(川のせせらぎ など)
- ホワイトノイズ
などを部屋の中でうっすらと流しておくんです。
一番下のホワイトノイズというのはこういうやつですね。
wikipedia によると
ホワイトノイズとは、ノイズの分類で、パワースペクトルで見ると対象となるそれなりに広い範囲で同程度の強度となっているノイズを指す。
「ホワイト」とは、可視領域の広い範囲をまんべんなく含んだ光が白色であることから来ている形容である。
むむ…? 定義はちょっと難しいですが、これ聴いているとけっこう気持ちが落ち着きますよ。
ちなみに私が今のところ一番気に入っているのは(上では挙げなかったのですが…)扇風機をかける方法。
扇風機の羽が回る「ゴーッ」という音はホワイトノイズに近い印象があって、良い具合に周囲の音をマスキングしてくれます。
風を自分に向けず壁に当たるようにしておけば、体も冷えないし部屋の空気も循環してちょうど良いです(ただ、さすがに冬場は厳しいですね…)
「弱」設定だと電気代もそんなにかからないし、夏場はエアコンと併用して省エネにもなります。
子供の時から馴染んでいる音なので安心感もありますし、どの家にも大体あると思うので一度試してみることをおすすめします!
2. 耳栓をつける
続いて紹介するのは、耳栓を使う方法。
最近の耳栓ってすごい進化していて、装着すると本当に音が聞こえなくなるんですよ。
種類もたくさんありますが、私のおすすめはモルデックス(MOLDEX)というメーカーの耳栓。
使い方を簡単に説明すると、
- 指先で耳栓を細くつぶす
- 耳の上を軽く引っ張って耳の穴を広げながら耳栓を挿入
- つぶした耳栓が耳の中で元の形に戻ろうとする
- 耳の穴にぴったりフィットする
という仕組みになっていて、これが効果バツグンなんですよ…!
ただデメリットもあって、
- 連続して使うと耳が痛くなる
- 劣化するので交換が必要
この2点は要注意ですね。
できるだけ装着時間は短くして、耳が少しでも痛くなったらしばらくの間、使用は控えましょう。
劣化に関しては、私は2回使ったら新しいのに交換する事が多いですね(本来は「使い捨て」だと思うのですが…)
ちなみに2回目は、見た目の汚れはほぼ無いですが「少し防音性能が落ちているかな?」と感じることがあります。
それほど騒音がひどくない場合は、多少劣化していても使えると思いますが、衛生面の問題もあるので1~2回で惜しみなく交換するのが良いと思いますね。
あと原因は定かではないですが、1回目でも「防音性能がイマイチだな」と感じることがごく稀にあるんです。
でも耳栓自体に出来不出来の差があるとは考えづらいので、私の体調や気分の問題、装着の仕方の問題なんだろうと考えています。
そういうときはちょっと勿体ないですが、新しいものに替えてしまいますね。寝不足で次の日を過ごすよりは余程マシですから。
ちなみにモルデックスの耳栓は8つの種類があるんです。
私はその中の「メテオ」がお気に入り(次点は「ソフティー」)
「メテオ」はこんな風(↑)にくびれがあって、私の耳にはこれが一番フィットします。
難点は耳の中に深く入り過ぎることがあるので加減が必要ということですね。(これはあくまで私の場合です)
耳栓の選び方ですが、まずこちら(↓)の8種類が1つずつ入ってるお試しセットを買って好みの耳栓を見つけます。
好みのものが見つかったら次からは、50~55ペアで2,000円前後のパックを買うのが私の調べた限りでは一番オトクだと思いますね。
ちなみにこちら(↓)は私の愛用している「メテオ」の55ペアパックになります。
モルデックス以外の耳栓も少し紹介すると…
こちらはハワードレイト(HOWARD LEIGHT)というメーカーの耳栓ですね。
ウレタン製の耳栓でモルデックスと使い方は同じです。全体的に小ぶりなので耳の穴が小さい方にオススメ。
ただ私にはモルデックスの方が合っていましたね。
こちらはマックスピロー(Macks Pillow)いうメーカーの耳栓ですね。
シリコン製で洗って繰り返し使えるのが魅力。ベタつきのない硬めの粘土という感じですね。
これを好みのサイズにちぎって耳の中に詰めていくのですが、私は何度試しても上手く装着できず使用を断念…
でも私が不器用なだけなので、一度試してみる価値はあると思いますよ。
あと耳栓じゃないですがイヤーマフも選択肢のひとつですね。
ただ寝るときに使うと寝返りが打てないという弱点があるので、就寝時より作業に集中したいとき使うのがオススメ。
私はどうしても寝れない(けど寝なくちゃ明日、体が持たない…!)ときの最終手段で「耳栓をしたうえで更にイヤーマフを付ける」という方法を試したことがあります。
ここまですると音は全く聞こえなくなるのですが…、寝返りが打てないので60~90分ほどで目が覚めてしまいます。
ただほんの少し寝ただけでも体調がかなり回復することもあるので、途中で目が覚めるのを覚悟した上で使うのはアリだと思いますね。
イヤーマフは値段もそれほど高くないので、ひとつ持っておくと何かと安心です。
注意点は、けっこう側圧が強いと言うか締め付け感がありますね。私はあまり気になりませんが。頭痛持ちの方はやめておいた方が無難かも。
他にも100均の耳栓など色々試しましたが、結局モルデックス(たまにイヤーマフ)に落ち着いています。
あと部屋に遮光カーテンがない方、カーテンを閉めても隙間ができてしまい完全に光を遮れない方は、アイマスクを併用するのがオススメです。
3. イヤホンをつける
最後に紹介するのは、寝ながらイヤホンを使用する方法。
これは単純で、音楽でもラジオでも好みの音をイヤホンで聴きながら寝る、ということですね。
ちなみに寝ながらイヤホンを使うことを「寝ホン」と言うのだそう。
ただ普通にこれをやると「イヤホンを着けた耳」と「枕」が接触したとき(頭が横向きになったときですね)耳が痛いんですよ。
その悩みを解決するのが、寝るとき専用の柔らかい素材で出来たイヤホンです。
色々なメーカーから発売されていますが、私はAmazonでこちら(↓)を買ってみました。
これ確かに柔らかいシリコン素材で出来ているのですが、中身(スピーカーとか)は金属製なので、そこまで柔らかいな、という印象はないですね。
それよりも「耳に入れる部分が小さい」のがポイントです。
耳の外に飛び出す部分が少ないから、頭が横向きになってもイヤホンと枕が当たらない。だから耳が痛くないというイメージです。
耳に入れたときの圧迫感も少ないですし、朝起きたとき自然と外れていることも多いので「耳へのダメージ」という点では耳栓より絶対に良いと思いますね。
音質はさすがにそこまで良くないですが、目的はそこじゃないので別に気になりません。
もし音質にこだわる方は Final というメーカーの「e3000」という機種がおすすめ!
寝ホン目的で作られた機種ではないですが、ボディが小さいので寝ホンとしても問題なく使えます。
値段もお手頃だし、普通に「音楽を聴く用」としても大活躍してくれると思いますよ♪
もし「コードが邪魔…」という点が気になる方は、完全ワイヤレスの寝ホンもあるようなのでチェックしてみてはいかがでしょうか?
私は持っていないのですが、レビューを見る限りなかなか良さそう。ちょっと試してみたいな、と思っています。
ちなみにイヤホンで音楽を聴くときですが、静かめな曲だと騒音を通してしまうことがありますね。
騒音を防ぐ目的なら、こんな風に間断なくノイズギターが鳴っている曲が良いのですが…
難点はこの曲自体が(夜寝る前に聴くと)騒音に感じられてしまうこと…
曲名も「When You Sleep」でピッタリだと思ったんですけどね(でも昼間に聴く分には最高です!)
ホワイトノイズ系の音源を選ぶのなら Amazon Music に入っているこちら(↓)が良いかな、と思います。
これをスマホにダウンロードして、1時間のスリープタイマーをかけてオフライン再生すると良い感じです。
Amazon Music 公式サイト:https://www.amazon.co.jp/music/unlimited
さいごに 騒音が気になって寝れないときの対策について
ということで今回は「騒音で眠れないときの対策」を3点紹介してきましたが、遮音性に限って言うと耳栓がベスト、次にイヤホンですね。
耳へのダメージや騒音の種類などを考慮して使い分けるのが良いと思います。
ちなみに私は「扇風機をかけながら耳栓を使う」というパターンが多いのですが…
扇風機の音が耳栓で吸収されてしまい、騒音が余計目立つような気もしていて「どちらか片方で良いのかな?」と試行錯誤中です。
騒音の種類も
- バタン!
- ドン!
- コツーン(高い音)
- グガ~(いびき)
- ウェーイ!(どんちゃん騒ぎ)
など色々ありますし、音の感じ方もそれぞれですので、自分に合う方法を根気良く試していくのが良いでしょう。
寝不足が続くとナーヴァスになりがちですが、それが原因で死ぬことはないですし、あまり深刻になり過ぎないのも重要だと思いますね。
「寝なきゃ…」と思い過ぎると逆に目が冴えてしまうので「もう今日は寝れなくても良いや、徹夜でいくぜ」と開き直るくらいでちょうど良い気がします。
ちなみに当サイトは「洋楽」をメインに扱っているため、音楽好きの方がよく訪れてくださるのですが…
たぶん音楽に興味を持つ方って「物理的な耳の機能が良い傾向にあるのでは?」と思いますね。
「アートへの興味が強い」というセンスの部分も大きいですが、細かな差異を聴き分けられる耳の良さがあるため、自然と音楽に興味を持つようになるのかな、と。
だからどうということもないんですけどね…
もしこの記事を読んで「寝ホンしてみようかな」と思われた方は「心が落ち着くしっとり系の名曲10選」も是非チェックしてみてください♪
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