AORを代表するミュージシャンとして日本でも高い人気を誇るボズ・スキャッグス(Boz Scaggs)。
2019年5月には待望の来日公演も行われ、大いに盛り上がりました!
今回はそんなボズ・スキャッグスの名曲・代表曲の中から10曲を厳選してご紹介したいと思います!
目次(コンテンツ)
ボズ・スキャッグスの代表曲・有名曲・ヒット曲を紹介!
ボズ・スキャッグスとは?
まず最初にボズ・スキャッグスとはどんな人物なのか?についてご紹介します。
- 出生名 William Royce Scaggs
- 生誕 1944年6月8日
- 年齢 75歳(2020年1月現在)
- 出身 アメリカ・オハイオ州
ボズ・スキャッグスは、アメリカ合衆国のミュージシャン。
1970年代後半から1980年代にかけて流行した、アダルト・コンテンポラリーを代表するシンガー。
出典:Wikipedia
ボズ・スキャッグスの音楽活動についてざっくり振り返ると、
- 1965年 デビュー
- 1968年 アメリカのロックグループ、スティーヴ・ミラー・バンドに参加し評価を得る
- 1969年 再びソロに戻り、R&B色の強い良作を多数リリースするも、セールスは伸びず…
- 1976年 ジャジーで洗練されたAOR路線に方向転換。名盤『シルク・ディグリーズ』で大ブレイク!
上の説明にある「AOR」とは音楽ジャンルの1つで「アダルト・オリエンテッド・ロック」の略称。
70年代後半から80年代半ば頃に流行した「ジャジーで洗練されたポップス」のことを指します。
→ 【洋楽AOR】おすすめ人気アーティストの名曲・名盤を一挙紹介!
ボズの代表作『シルク・ディグリーズ』は、AORを代表するアルバムと言われることも多いんですよ。
さて、それではボズ・スキャッグスの名曲・代表曲ベスト10を見ていきましょう!
ボズ・スキャッグスのおすすめ名曲ランキング10選!有名曲・ヒット曲・人気バラードを一挙紹介!
第10位 ハリウッド / Hollywood
大ヒットした名盤『シルク・ディグリーズ』の次作『ダウン・トゥー・ゼン・レフト』に収録。
『シルク~』がやや甘めなテイストが強かったからか、『ダウン~』はソリッドなグルーヴを持った曲が多いのが特徴です。
それでもメロディはちゃんとキャッチーで地味にはならず。最高です!
第9位 ホワッチャ・ゴナ・テル・ユア・マン / Whatcha Gonna Tell Your Man
こちらも上で紹介した「ハリウッド」と同じく『ダウン・トゥー・ゼン・レフト』の収録曲です。
軽やかだけど引き締まった硬派なグルーヴが最高にクール。ファルセットを交えたボズのヴォーカルが冴え渡ります!
第8位 つのる想い / You Make It So Hard (To Say No)
ボズがAOR路線に方向転換する直前のアルバム『スロー・ダンサー』に収録。
伝統的なR&Bの影響を感じさせる作風で、ホーンセクションをフィーチャーしたおおらかで広がりのあるサウンドが楽しめます!
第7位 ジョジョ / Jojo
1980年リリースのアルバム『ミドル・マン』に収録。
前作『ダウン・トゥー・ゼン・レフト』はやや硬派な印象でしたが、この作品でムーディーなボズが帰ってきた、という感じでしょうか。
妖しくもロマンティックな夜の世界を堪能してください!
第6位 ジョージア / Georgia
ここからはボズの出世作にしてAORの金字塔『シルク・ディグリーズ』の収録曲から紹介していきます。
軽快なビートが心地良い「ジョージア」は、メロディもポップでどんな方にも親しみやすい作品。
鮮やかなホーンセクションが曲のムードをさらに盛り上げていきます!
第5位 何て言えばいいんだろう / What Can I Say
「何て言えばいいんだろう」は、アルバム冒頭を飾るキャッチーなアップ・ナンバー!
聴いた瞬間「アルバムの他の曲も最高に違いない」と思えるような、オープニングにふさわしい名曲です!
第4位 ハーバー・ライツ / Harbor Lights
「ハーバー・ライツ」は、甘くとろけるメロディに心を奪われるスローバラード。
「これぞAOR!」と呼びたくなるロマンティックな魅力にあふれた作品です!
第3位 リドシャッフル / Lido Shuffle
「リド・シャッフル」は、力強いシャッフルビートで、ぐいぐいリスナーに迫るパワフルな一曲!
「ただの甘口のAORには終わらない」というボズの意志を感じるような作品です。
第2位 ロウダウン / Lowdown
「ロウダウン」は、クール&タイトなグルーヴが最高な大・大・名曲!
この素晴らしすぎる演奏を披露しているのは、80年代を代表するロックバンド、TOTOのメンバーです。
彼らは、ボズの名盤『シルク・ディグリーズ』の演奏を担当したことがキッカケで、TOTOを結成することになります。
個人的には、この曲がボズのイチオシ作品。まだ聴いたことのない方は騙されたと思ってぜひ一度、聴いてみてください!
1. ウィ・アー・オール・アローン / We're All Alone
最後に紹介するのは、ボズのキャリアを代表する名バラード「ウィ・アー・オール・アローン」。
あまりにも有名で、ともすれば「ややベタかな」と感じるような曲調ですが、聴き終わるとやっぱりグッときているんですよね…
こうしたスウィートな曲から、ファンキーな曲まで、ボズの音楽性の幅広さには本当に驚かされます。
さいごに ボズ・スキャッグスの名曲・代表曲・ヒット曲を紹介!
今回はボズ・スキャッグスの全盛期(70~80年代)の作品から10曲をピックアップしました。
もし上で紹介した作品が気に入った方で「どのアルバムから聴けば良いかな…」と迷っている方がいましたら、ボズの一番良い時期のアルバムを5枚集めたボックスセット(1枚あたり約500円)がオススメです。
ボズのおすすめアルバムについては、こちらの記事でも紹介していますので、よろしければ参考にしてみてください♪
→ ボズ・スキャッグスの名盤ベスト5!おすすめアルバムを紹介!
2019年5月の来日公演も大盛況だったボズ・スキャッグス!
→ ボズ・スキャッグス来日公演2019(5/7 東京・Bunkamura)のセットリストを紹介!
ぜひこの機会にボズの名曲を聴き直してみてくださいね。
こちらもおすすめ!
ボズ・スキャッグスがお好きな方は「洗練された大人の名曲」という記事で紹介している、
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- ケニー・ランキン
も是非チェックしてみてください!
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