70年代のアメリカを代表するロックバンド、ドゥービー・ブラザーズ。
代表曲「ロング・トレイン・ランニン」がテレビCMで使われたりと、日本でも人気の高いアーティストです!
そこで今回は、
- ドゥービー・ブラザーズとは?
- ドゥービー・ブラザーズのおすすめの名曲10選
- ドゥービー・ブラザーズのおすすめアルバム
この3点についてまとめてみました!
目次(コンテンツ)
ドゥービー・ブラザーズの名曲・代表曲を紹介!
ドゥービー・ブラザーズとは
まず最初に、ドゥービー・ブラザーズとはどんなバンドなのか?をご説明します。
ドゥービー・ブラザーズは、1970年代にアメリカ音楽界で大きなムーヴメントとなったウェストコースト・ロックを代表するバンドのひとつ。
1979年のシングル「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」でグラミー賞を受賞している。
参考:Wikipedia
※ 写真はアルバム『ミニット・バイ・ミニット』より
名曲「ロング・トレイン・ランニン」がテレビCMに使用されたことも!
1994年のトヨタ・チェイサーのテレビCMで、名曲「ロング・トレイン・ランニン」が使用されています。
メンバー・チェンジをきっかけに、サウンドが激変!
初期の音楽性は、カントリーやブルースの影響の強いロックサウンド
初期のドゥービー・ブラザーズの音楽性は、カントリーやブルースの影響の強いロックサウンドが特徴でした。
しかし、1975年にギターのトム・ジョンストンが一時脱退したのを機に、バンドの音楽性は大きく変わっていきます。
ロックサウンドから、洗練されたAORテイストに!
トムの後釜としてメンバーに加入したのが、マイケル・マクドナルド。
彼がバンドにもたらした影響は大きく、それまでのロック路線から洗練された AOR 路線に一気に方向転換!
※AORとは音楽ジャンルの一つで、70年代後半に流行したジャジーで洗練されたポップスのこと。
急な音楽性の変化に従来のファンは戸惑いを隠せませんでしたが、レコードのセールスは好調!
1979年にはグラミー賞を受賞しています。
そこで今回の名曲ランキングでは、
- ロック期のベスト5
- 洗練されたAOR期のベスト5
この2パートに分けてご紹介していこうと思います。
それでは早速、ロック期のベスト5から見ていきましょう!
ロック期の代表曲ベスト5【ドゥービー・ブラザーズ】
第1位 ロング・トレイン・ランニン(Long Train Runnin')
「ロング・トレイン・ランニン」は、ロック期のドゥービー・ブラザーズの一番の代表曲!
前述したとおり、日本でもテレビCMに使われていたので「曲名は知らなくても聴いたことはある」という方は多いはずですよ♪
この曲はとにかくファンキーなギター・カッティングの魅力に尽きる(!)ので、そこだけでも聴いてみてください。(曲の出だしからいきなりなので、すぐ分かります!)
第2位 リッスン・トゥ・ザ・ミュージック(Listen To The Music)
「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」も、前曲と同じくファンキーなグルーヴが楽しめる作品!
やや緊張感のある「ロング・トレイン・ランニン」と比べ、カントリー・テイストも混じっているせいか朗らかで伸び伸びとした魅力が感じられます。
この曲もCMで使われていたので、サビの部分(1:00前後)のメロディを聴くと「あ~これ知ってる!」となりますよ♪
第3位 チャイナ・グローブ(China Grove)
「チャイナ・グローブ」は、これぞアメリカン・ロックと言いたくなる痛快な作品!
日々の悩みは一旦忘れ、頭をカラッポにして楽しみたい、明るくストレートなロックナンバーです!
第4位 ロッキン・ダウン・ザ・ハイウェイ(Rockin' Down The Highway)
「ロッキン・ダウン・ザ・ハイウェイ」も、前曲と同じくカラッと明るいロックサウンドが魅力!
アップテンポで爽快な作品なので、晴れた日のドライブにピッタリですよ♪
第5位 サウス・シティ・ミッドナイト・レディ(South City Midnight Lady)
「サウス・シティ・ミッドナイト・レディ」は、しっとりとしたカントリー調のバラードナンバー。
スローな曲でもしっかり聴かせるところに、ドゥービー・ブラザーズの懐の深さを感じますよね。
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さて続いて、AOR期の名曲ベスト5を見ていきましょう!
洗練されたAOR期の名曲ベスト5【ドゥービー・ブラザーズ】
第1位 ホワット・ア・フール・ビリーヴス(What a Fool Believes)
「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」は、AOR期のドゥービー・ブラザーズの一番の代表曲!
キャッチーで洗練されたシンセ・リフに甘いメロディ、そこにソウルフルな歌声も加わって…
決して誇張ではなく「完璧なポップスとはこういう曲のことを言うんだな…」と聴くたびに感じます。
聴いて損することは絶対にないと保証しますので、ぜひチェックしてみてくださいね♪
第2位 ドゥービー・ストリート(Takin' It To The Streets)
柔らかなキーボードの音色と共に始まる「ドゥービー・ストリート」は、曲の途中で一気にヒートアップ!
熱いヴォーカルでリスナーの心を奪うエモーショナルな名曲です!
第3位 ミニット・バイ・ミニット(Minute By Minute)
「ミニット・バイ・ミニット」は、ゆったり穏やかなグルーヴに思わず浸ってしまう名曲!
聴いていると心が安らぐような癒やしを感じる作品です♪
第4位 ヒア・トゥ・ラヴ・ユー(Here To Love You)
「ヒア・トゥ・ラヴ・ユー」では、洗練されたAORテイストと初期のロックテイストが見事に融合!
ヴォーカルの表現力も素晴らしく聴くたびに魅了されてしまいます…!
第5位 オープン・ユア・アイズ(Open Your Eyes)
「オープン・ユア・アイズ」は、個人的な「推し曲」ということで選ばせてもらいました。
切迫感のある曲調がクセになり、つい何度もリピートしてしまう、そんな不思議な魅力を持った作品です。
AOR期のドゥービーズがお好みの方は、【洋楽AOR】おすすめ人気アーティストを紹介!も是非チェックしてみてください!
さて続いてドゥービー・ブラザーズのおすすめアルバムを見ていきましょう!
ドゥービー・ブラザーズのおすすめ名盤アルバムを紹介!
ロック期の代表作『キャプテン・アンド・ミー』
1973年リリースの『キャプテン・アンド・ミー』は、上で紹介した、
- ロング・トレイン・ランニン
- チャイナ・グローブ
- サウス・シティ・ミッドナイト・レディ
こちらの3曲を収録。
ストレートなロックサウンドあり、ファンキーなグルーヴあり、カントリー調のバラードあり…と、初期ドゥービー・ブラザーズの魅力が余す所なく詰まった名盤です!
AOR期の代表作『ミニット・バイ・ミニット』
1978年リリースの『ミニット・バイ・ミニット』は、上で紹介した
- ホワット・ア・フール・ビリーヴス
- ミニット・バイ・ミニット
- ヒア・トゥ・ラヴ・ユー
- オープン・ユア・アイズ
こちらの4曲を収録。
ジャジーで洗練されたAORサウンドを堪能できる名盤です!
2014年のセルフカバーベスト『サウスバウンド』
2014年リリースの『サウスバウンド』は豪華ゲスト陣を迎え、往年のヒット曲をセルフカバーした作品。
これが本当に素晴らしいクオリティなんです!
この動画は、アルバム収録曲をメドレーで紹介したものですが、観たら絶対欲しくなっちゃいますよ。
また、このアルバムには、
- トム・ジョンストン(ロック期の中心メンバー)
- マイケル・マクドナルド(AOR期の中心メンバー)
この2人がどちらも参加しているのも嬉しいところです。
初めて聴く方は2枚組ベストアルバムがおすすめ!
ドゥービー・ブラザーズを初めて聴く方には、代表曲をCD2枚で網羅した『ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ドゥービー・ブラザーズ』がおすすめ!
ロック期とAOR期、どちらの代表曲も網羅されています。
さいごに ドゥービー・ブラザーズの名曲ベスト10
最近は「シティ・ポップ」が再評価されているので、その流れでドゥービー・ブラザーズ(AOR期)に興味を持った方も多いと思います。
余談ですが、私は学生時代にマット・ビアンコのカバーで彼らの存在を知りました。
うん、やっぱりカッコいいですね(再確認)。
AOR期のドゥービー・ブラザーズが好きな方は、TOTOもオススメ!
ドゥービー・ブラザーズの素晴らしい音楽を皆さんもぜひ楽しんでくださいね♪
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AOR期のドゥービー・ブラザーズがお好きな方は「洗練された大人の名曲」という記事で紹介している
- マイケル・フランクス
- ベン・シドラン
- ケニー・ランキン
も是非チェックしてみてください!
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