「伝説のチャンピオン」「キラー・クイーン」などのヒット曲で有名なイギリスの国民的ロックバンド、クイーン(Queen)!
2018年公開の伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒット以降、さまざまなメディアで話題にのぼることが多いですよね。
さらに2023年12月には、クイーン+アダム・ランバートとしてNHK紅白歌合戦に出演することが決定し、ますます注目度が高まっています!
この記事ではそんなクイーンが残した名盤アルバムの中から特におすすめの3枚を厳選してご紹介していこうと思います♪
目次(コンテンツ)
クイーンのおすすめ人気アルバムを紹介!
クイーンとは?
まず最初にクイーンとはどんなバンドなのか?について簡単にご紹介します。
クイーンは、イギリス・ロンドン出身の男性4人組ロックバンド。
これまでのトータルセールスは3億枚といわれ、70年代に世界で最も売れたロックバンドとされている。
メンバーは、
- フレディ・マーキュリー(ボーカル:前列左)
- ブライアン・メイ(ギター:後列右)
- ジョン・ディーコン(ベース:前列右)
- ロジャー・テイラー(ドラムス:後列左)
出典:Wikipedia
クイーンのメンバーについてもっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ!
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クイーンってどんなバンド? メンバーの年齢、身長、学歴、出会い、現在の活動について
映画『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒット以降、ふたたび注目度が高まっている英ロックバンド、クイーン(Queen) 2023年12月には、クイーン+アダム・ランバートとしてN ...
それでは早速、クイーンのおすすめ人気アルバム3選を見ていきましょう!
クイーンのおすすめ人気アルバムTOP3|最高傑作はこの名盤だ!
第3位『クイーンII』 ハードロック色の強い壮大な作品!
1974年リリースの2ndアルバム『クイーンII』は、クイーンの作品の中でもとりわけハードロック色が強いのが特徴!
その他の特徴としては、
- 複雑で入り組んだ曲の構成
- 緻密なアレンジ
- 華麗なコーラスワーク
などが挙げられ、クイーンの壮大でドラマティックな魅力を堪能できるアルバムになっています。
発売当時、このアルバムは、
- A面を、ホワイト・サイド(1~5曲目)
- B面を、ブラック・サイド(6~11曲目)
と呼んでいました。
「ホワイト」と「ブラック」の違いですが、
- ホワイト・サイドは、ブライアン・メイの作品が中心
- ブラック・サイドは、フレディ・マーキュリーの作品が中心
どちらも本当に素晴らしいですが、個人的にはブラック・サイド(B面)の方が印象に残っています。
アルバム収録曲をいくつか紹介していくと…
スピード感あふれる傑作「フェアリー・フェラーの神技」(B面:2曲目)
初期のクイーンを代表する1曲「輝ける7つの海」(B面:6曲目)
B面の幕開けを告げるドラマティックな名曲「オウガ・バトル」(B面:1曲目)
ホワイト・サイド(A面)のおすすめ曲は、迫力のあるサウンドに思わず息を呑む「父より子へ」(A面:2曲目)
クイーンの2ndアルバム『クイーンII』は、後に発表される名曲「ボヘミアン・ラプソディ」を予見するような壮大なサウンドを堪能できる作品です!
第2位『シアー・ハート・アタック』 ポップで軽快な曲がそろった傑作!
1974年リリースの3rdアルバム『シアー・ハート・アタック』は、前作『クイーンII』でのハードな作風から一転!
ポップで軽快な作品が並んだキャッチーで聴きやすいアルバムになっています。
収録曲でもっとも有名なのは、クイーンが世に知られるキッカケになった名曲「キラー・クイーン」
わずか3分程の短い曲ですが、クイーンの魅力が「これでもか」と詰めこまれた華やかな作品です!
ちなみにアメリカの人気ミュージシャン、ケイティ・ペリーはこの曲に衝撃を受けミュージシャンを志したのだそう。
その他にも、アルバムのオープニングを飾る疾走感にあふれた「ブライトン・ロック」
キャッチーなメロディが光る「ナウ・アイム・ヒア」
どこか飄々としたユーモラスな魅力を感じる「リロイ・ブラウン」
クイーンの3rdアルバム『シアー・ハート・アタック』は、大ブレイクを果たしたバンドの勢いがそのまま伝わってくる充実した作品になっています!
第1位 『オペラ座の夜』 ロック史に残る大名盤!
1975年リリースの4thアルバム『オペラ座の夜』は、クイーンの全キャリアを通じての最高傑作といっても過言ではない大名盤!
クイーンの世間的なイメージを決定づけた一枚でもあり、
- 『クイーンII』のハードでドラマティックな魅力
- 『シアー・ハート・アタック』のポップで軽快な魅力
この2つの魅力を融合したような初期クイーンの集大成といえる作品です。
収録曲をいくつか挙げていくと…
まずは何と言ってもこの曲! 大ヒット映画のタイトルにもなった「ボヘミアン・ラプソディ」
歌詞の内容については、こちらの記事の後半で紹介しています。
ベースのジョン・ディーコンによる渾身の一作「マイ・ベスト・フレンド」も絶対に押さえておきたい名曲です♪
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アルバムのオープニングを飾るのは、重厚なロックナンバー「デス・オン・トゥ・レッグス」
喜劇のようなムードが楽しい「うつろな日曜日」
などなど、このままアルバム収録曲をすべて挙げていきたくなるほど素晴らしい楽曲がギッシリと詰まっています!
「クイーンのアルバム、まずはどれから聴けば良いかな…」
と悩まれている方がいれば、まずはこの『オペラ座の夜』を手に取れば間違いありませんよ♪
さいごに クイーンのおすすめ名盤アルバムを紹介!
クイーンに限らず、60~70年代の洋楽アーティストは、
シングルよりも、アルバムで自分たちの音楽を表現する
という傾向が強いんです。
分かりやすく言うと、
- 大ヒットしたシングル1~2曲と、
- それを水で薄めたような7~8曲
というアルバムは少なく…
- 大ヒットしたシングル1~2曲と、
- シングル曲に劣らぬクオリティを持った7~8曲
という、かなり力の入ったアルバムが作られることが多い、ということ。
なので、ベスト盤を1枚だけ聴いて
「これで●●の作品は大体、押さえたかな」
と考えるのは、かなり勿体ないことなんです。
私は60~70年代のアーティストを聴くとき、
- 全盛期のオリジナル・アルバムを1~2枚
- 代表曲を一通り聴けるベスト盤を1枚
という感じで、必ず複数のアルバムを聴くようにしています。
そして、ほとんどの場合、より満足度が高いのはベスト盤ではなく、全盛期のオリジナル・アルバムの方なんです!
なのでクイーンもベスト盤から聴き始めるのも良いですが、オリジナル・アルバムも併せてチェックすることをおすすめします♪
ちなみにクイーンのベスト盤なら、デビューから81年までの楽曲からセレクトした「グレイテスト・ヒッツ」か、
全キャリアから人気曲をセレクトした日本独自のベスト盤「ジュエルズ」が良いと思いますよ。
ぜひこの機会にクイーンの名曲の数々に触れてみてくださいね♪
◆追記:2020年1月30日
クイーンの来日ツアー2020のセットリストはこちら!
→ 【セトリ】クイーン来日公演2020・埼玉1日目(1/25)
→ 【セトリ】クイーン来日公演2020・埼玉2日目(1/26)
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