「ギヴ・イット・アウェイ」「ダニー・カリフォルニア」などのヒット曲で有名な世界的ロックバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ!
ファンク、ハードロック、ラップなど様々な要素をミックスした独創性あふれるサウンドが魅力の4人組です。
日本では「レッチリ」という略称でおなじみですよね。
今回はそんなレッチリの代表曲から特におすすめの10曲を厳選してご紹介したいと思います!
目次(コンテンツ)
レッチリの名曲・代表曲を紹介!(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)
レッチリってどんなバンド?
まず最初にレッチリとはどんなバンドなのか?について簡単にご紹介します。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズは、アメリカ・カリフォルニア州のロックバンド。
全世界トータルセールスは8,000万枚以上を記録し、3つのグラミー賞を受賞している。
主な略称は「RHCP」や「The Chili Peppers」、日本でのみ「レッチリ」。
出典:Wikipedia
メンバーは入れ替わりが多いですが、
- アンソニー・キーディス(ヴォーカル)
- フリー(ベース)
- チャド・スミス(ドラム)
- ジョン・フルシアンテ(ギター)
※元メンバー(2019年12月に復帰)
一般的には、この4人の印象が強いと思います。
とくにアンソニーとフリーの人気は高く、ジョン・フルシアンテもソロで大活躍しています!
それでは早速、レッチリの名曲・代表曲ベスト10を見ていきましょう!今回は、
- 初期の名曲ベスト5:デビューから1995年のアルバム『ワン・ホット・ミニット』まで
- 後期の名曲ベスト5:1999年のアルバム『カリフォルニケイション』から現在まで
この2つのパートに分けてご紹介していきます。
個人的な印象ですが、
- 初期:ファンキー&ヘヴィー!濃厚なサウンド!
- 後期:ファンク色を残しながらも、メロディアスになって聴きやすい!
というイメージです。
さて、まずは初期の名曲ベスト5から見ていきましょう!
【初期:デビュー~1995年】レッチリのおすすめ名曲ベスト5!
1. ギヴ・イット・アウェイ / Give It Away
1991年のアルバム『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』に収録。
グラミー賞の「最優秀ハードロック・パフォーマンス・ウィズ・ボーカル賞」を受賞した初期レッチリの一番の代表曲です!
曲が最高なのはもちろんですが、注目したいのはミュージック・ビデオ。
シュールで、エキセントリックで、パワフルで…。
さまざまな要素が混じり合って独特の世界観を生み出しています!
初めて観たときの「なんだコレは…!?」という衝撃は今でも覚えていますね。
で、気になって何度も観ているうちに、すっかりレッチリの音楽にハマってしまいました!
2. パワー・オブ・イコーリティ / The Power of Equality
1991年のアルバム『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』に収録。
切り裂くようなメタリックなギターと、ブリブリのファンキーなベースライン!
「これぞレッチリ!」と言いたくなる、バンドの持ち味がすべて凝縮された傑作ナンバーです!
3. ハイヤー・グラウンド / Higher Ground
1989年のアルバム『母乳』に収録。
「ソウル界のレジェンド」スティーヴィー・ワンダーのカバー曲です。
イントロのベースラインがヤバ過ぎて延々とリピートしてしまう、という魔力が込められた曲なので聴くときは注意してくださいね!
ちなみに元曲を歌っているスティーヴィーもファンキーな傑作をいくつも残しているので、この機会にぜひチェックしていただければ…!
「アイジャスコ~ル♪」だけじゃないんですよ!(こういうのも良いですけどね)
とくに70年代半ば頃に名曲・名盤を連発しているのでぜひチェックしてみてください!
4. サック・マイ・キッス / Suck My Kiss
1991年のアルバム『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』に収録。
腰を直撃するファンキーなグルーヴに乗せ、ちょっと危険(?)なフレーズをまくし立てるワイルド&エネルギッシュな名曲です!
ミュージック・ビデオでは、レコーディング時のメンバーの貴重な映像も見られますよ。
5. アンダー・ザ・ブリッジ / Under the Bridge
1991年のアルバム『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』に収録。
繊細なギターの響きが美しい初期レッチリを代表する傑作バラードです!
ファンキーな曲だけでなく、しっとり系のスローナンバーでも名作を残しているところに、当時のレッチリの無敵っぷりを感じますよね。
ということで、ここまでがレッチリの初期(デビューから1995年)の名曲ベスト5でした。
『ブラッド・シュガー~』からの選曲が多くなりましたが、このアルバムはレッチリの全キャリアの中でも一番の傑作(断言!)
なので、できればベスト盤ではなくオリジナル・アルバムで聴いて頂きたいですね。
では続いて後期の名曲ベスト5を見ていきましょう!
初期の曲が「ちょっとヘヴィー過ぎるかな…」と感じた方も、後期の作品はメロディアスな魅力が高まっているので聴きやすいと思いますよ♪
【後期:1999年~現在まで】レッチリのおすすめ名曲ベスト5!
1. ダニー・カリフォルニア / Dani California
2006年のアルバム『ステイディアム・アーケイディアム』に収録。
映画『デスノート』の主題歌にも使われた後期レッチリの代表曲です!
ミュージックビデオでは、メンバーが、
- エルヴィス・プレスリー
- ビートルズ
- デヴィッド・ボウイ
- プリンス
- ニルヴァーナ
など、さまざまな人気ミュージシャンの姿に扮装する、とても楽しい内容になっています。
初期の頃の曲よりも、グッとメロディアスになって聴きやすいので、
「レッチリってあのブッ飛んだバンドでしょ…」
というイメージを持っている方も、ぜひ一度聴いてみてくださいね。
2. バイ・ザ・ウェイ / By the Way
2002年のアルバム『バイ・ザ・ウェイ』に収録。
静かなムードで始まりますが、開始30秒で空気が一変!
テンションMAXの怒涛の演奏に切り替わります!
そして高まりきった興奮はメロディアスなサビで一気に開放されて… という最高のカタルシスを味わえる作品になっています。
「静」と「動」の対比が素晴らしく、メロディもキャッチーで親しみやすいので「レッチリ入門」にもオススメですよ♪
3. キャント・ストップ / Can't Stop
2002年のアルバム『バイ・ザ・ウェイ』に収録。
初期の頃を思わせるファンキーなラップ・パートを経て、サビで一気にメロディアスに展開!
という後期レッチリのお得意パターンが完璧にハマった大名曲です!
サウンドは程良くヘヴィーという感じなので「うるさい音楽は苦手だな…」という方にも聴きやすいと思いますよ♪
4. カリフォルニケイション / Californication
1999年のアルバム『カリフォルニケイション』に収録。
物哀しいムードの漂う中、美しいメロディを歌い上げるアンソニーの表現力の豊かさを堪能できる名曲です!
ちなみに歌詞の内容は、
故カート・コバーンへ向けた歌詞が含まれており、オルタナティブ・ロックの結末やカリフォルニア州への様々な感情を歌っている
参考:Wikipedia
こうしたシリアスなテーマも見事に表現し切るところに、キャリアの長いバンドならではの風格が感じられますよね。
5. スカー・ティッシュ / Scar Tissue
1999年のアルバム『カリフォルニケイション』に収録。
2000年のグラミー賞(最優秀ロックソング賞)を受賞した、後期レッチリを代表する傑作ナンバーです!
ゆったりリラックスした曲調ですが、全編を通じてブルーなムードが漂っているのが印象的です。
さいごに レッチリの名曲・代表曲ベスト10!
わりと最近になって、レッチリのファンになった方には「ダニー・カリフォルニア」などのメロディアスな曲の人気が高いようですね。
一方、昔からのファンは最近の曲に対して「ちょっと物足りないな…」と感じる方も多いかもしれません。
私はどちらも好きなんですが「ギヴ・イット・アウェイ」のインパクトがあまりにも強いため、初期作を聴く回数が多くなりがちですね。
私がこの曲を聴きながら「ギブルルルウェイ、ギブルルルウェイ」と巻き舌っぽく口ずさんでいることは秘密です…。
「どれから聴けば良いかな…」と迷われている方は、まずはベスト盤から入るのもおすすめですよ!
◆ 追記(2019.8.19)
サマソニ2019・レッチリのセットリストはこちら!
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【セトリ】レッチリ・サマソニ2019(大阪8/16・東京8/17)のセットリストを紹介!
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