「ジャンプ」「パナマ」などのヒット曲で知られるアメリカの人気ハードロック・バンド、ヴァン・ヘイレン(Van Halen)!
超絶的なギタープレイや独創性あふれるシンセ・サウンドが話題を呼び、70~80年代にかけて一時代を築いた伝説のグループです。
今回はそんなヴァン・ヘイレンのアルバムから特におすすめの3枚を厳選してご紹介したいと思います!
いま聴いても全く古く感じない名盤ばかりなので是非チェックしてみてくださいね♪
目次(コンテンツ)
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第3位 『5150』 ポップで華やかな傑作!
1986年リリースの7thアルバム『5150』は、中期ヴァン・ヘイレンを代表する傑作アルバム!
デビュー時(1978年)からのヴォーカリスト、デイヴィッド・リー・ロス(以下デイヴ)の脱退を受け、新ヴォーカリストにサミー・ヘイガーを迎えて制作した転換期の作品です。
ちなみにタイトルの『5150』の意味は、
"fifty-one-fifty"と発音され、自己または他者に傷害を与える恐れのある精神障害者の措置入院手続きを定めたカリフォルニア州法から来るポリスコード(警察関係者による隠語)である
出典:Wikipedia
ギタリストのエディは、この言い回しが大のお気に入りらしく、自身のスタジオ名にも使用しています。
気になるアルバムの内容ですが、物騒なタイトルとは裏腹にポップで華やか!シンセサイザーを多用しているのが特徴です。
収録曲をいくつか紹介していくと…
アルバムのタイトル・トラック「5150」は、新ヴォーカリスト、サミーの実力が遺憾なく発揮された軽快なロック・ナンバー!
先行シングル「ホワイ・キャント・ディス・ビー・ラヴ」は、まさかのヴォーカル交代に不安を感じていたリスナーもホッと胸をなでおろした快作!
シンセサイザーの切ないイントロが胸を打つ「ドリームス」も絶対に押さえておきたい一曲です♪
アルバムは全体的に明るいイメージが強く、ハードなサウンドでも聴きづらさはないので、
「普段、ハードロックはあまり聴かないんだよな…」
という方にもオススメしたい作品です♪
第2位 『炎の導火線』 衝撃のデビュー作!
1978年リリースの『炎の導火線』は、ヴァン・ヘイレンの記念すべきデビュー・アルバム!
まだ一枚目にも関わらず「ヴァン・ヘイレンの魅力が全て詰まっている」と言いたくなるほど濃密(!)で聴き応えのある作品です。
いくつか収録曲を紹介していくと…
バンドの中心メンバー、エディの超絶的なギターテクニックを味わえるインスト曲「暗闇の爆撃」
ちなみにこの曲の製作時のエピソードが面白く、
エディが個人練習で弾いていたフレーズを、プロデューサーのテッド・テンプルマンがたまたま耳にして、レコーディングすることになったという秘話があり…
出典:Wikipedia
アルバムの目玉トラックと言っても良い作品が、こんな偶然できたものだったとは…!ちょっと意外ですよね。
イギリスのロックバンド、キンクスの名曲をダイナミックにカヴァーした「ユー・リアリー・ガット・ミー」は、ヴァン・ヘイレンのデビュー・シングル!
その他にも、デイヴの野性味あふれるヴォーカルが冴える「悪魔のハイウェイ」や、
疾走感あふれるヘヴィロック・ナンバー「アイム・ザ・ワン」も必聴!
ヴァン・ヘイレンの衝撃のデビュー作『炎の導火線』は、ハードロック・ファンならマストな一枚!
今回セレクトした3枚の中では唯一、アレンジにシンセサイザーが入っていないこともあり、
「あまりポップ過ぎるハードロックはちょっと…」
という方や、正統派ハードロックがお好きな方におすすめしたい作品です!
第1位 『1984』 ロック史に残る大名盤!
1984年リリースの6thアルバム『1984』は、ヴァン・ヘイレンの最高傑作と評する声も多い大名盤!
従来のハード&アグレッシブなサウンドに、カラッと明るいポップネスが加わった娯楽性の高い一枚です。
収録曲の中でも特に有名なのが、シンセサイザーを大胆に導入した人気シングル「ジャンプ」!
アルバム冒頭を飾る「1984」は、SFチックなムードのあるインスト作品。
「きっと2曲目以降も最高に違いない!」とワクワク感を抱かせてくれる最高のオープニングです♪
大ヒット曲「パナマ」は、思わずサビの部分を一緒に歌いたくなる爽快なロック・ナンバー!
その他にも、猥雑な魅力にあふれた「ホット・フォー・ティーチャー」など名曲がズラリと並んでいます!
「ヴァン・ヘイレンをまだ聴いたことがない」という方は、まずはこの『1984』から聴き始めれば間違いありませんよ♪
さいごに ヴァン・ヘイレンのおすすめアルバムを紹介
今回は3枚だけの紹介になりましたが、1982年リリースの5thアルバム『ダイヴァー・ダウン』も、ちょっと毛色の違った面白い作品なんです。
収録曲を少しだけ紹介すると…
60年代に活躍した人気シンガー、ロイ・オービソンのカヴァー曲「オー・プリティ・ウーマン」
「これ本当にヴァン・ヘイレンなの?」と思ってしまう「ビッグ・バッド・ビル」は、1920年代のスタンダード曲のカヴァー。
全体としてカヴァー曲の割合が多いこともあり、いつもとは違うヴァン・ヘイレンを感じられるアルバムになっています。
もし「どれから聴けば良いか迷ってしまう…」という方は、まずはベスト盤から入るのもオススメですよ♪
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