ジャジーで洗練されたサウンドが魅力の音楽ジャンル、AOR!
2019年には、AORの代表的なアーティストとして有名な
- TOTO
- ボズ・スキャッグス
- クリストファー・クロス
などが来日公演を行い、大きな話題になりました。
そこで今回は、まず「AORとはどんな音楽か?」を簡単に説明した後、
この3点についてご紹介していこうと思います!
目次(コンテンツ)
- AORとはどんな音楽? ジャンルの意味を紹介!
- 【AOR】おすすめの名曲・名盤アルバムまとめ!人気アーティストも紹介!
- ボズ・スキャッグス / ウィ・アー・オール・アローン
- ボビー・コールドウェル / 風のシルエット
- ドナルド・フェイゲン / I.G.Y.
- スティーリー・ダン / 滅びゆく英雄
- TOTO / ジョージー・ポージー
- ドゥービー・ブラザーズ / ホワット・ア・フール・ビリーヴス
- アヴェレイジ・ホワイト・バンド / クイーン・オブ・マイ・ソウル
- シカゴ / 素直になれなくて
- クリストファー・クロス / セイリング
- ネッド・ドヒニー / ヴァレンタイン
- マイケル・フランクス / エッグプラント
- スティーヴン・ビショップ / ケアレス
- ペイジズ / 思いのままに
- ラサ(Rasa)/ エヴリシング・ユー・シー・イズ・ミー
- ジャヴァン / サムライ
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AORとはどんな音楽? ジャンルの意味を紹介!
AORとは アダルト・オリエンテッド・ロック(Adult-Oriented Rock)の略称。読み方はそのまま「エー・オー・アール」です。
サウンドの特徴ですが、
大人向けのロック音楽。従来のロックらしさのひとつであった騒々しさを抑えた都会的で、イージーリスニングやMORに近いロック。
出典:デジタル大辞泉
一口にAORと言っても、アーティストによって作風は異なりますが、ほぼ全てに共通しているのは「ジャズ、R&Bの影響が強い」ということ。
全体的にオシャレな雰囲気があるので、お部屋のBGMにもおすすめですよ♪
それでは早速、AORのおすすめアーティストと名曲・名盤アルバムを見ていきましょう!
【AOR】おすすめの名曲・名盤アルバムまとめ!人気アーティストも紹介!
ボズ・スキャッグス / ウィ・アー・オール・アローン
まずは「AORの帝王」ボズ・スキャッグスを紹介!
1976年リリースの名盤『シルク・ディグリーズ』に収録された、傑作バラード「ウィ・アー・オール・アローン」は、AORファンだけでなく全ての音楽ファンに愛される名曲です!
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ボビー・コールドウェル / 風のシルエット
続いては「ミスターAOR」ボビー・コールドウェルを紹介!
この「風のシルエット」という曲は、スムースで流麗なサウンドに、ボビーの甘いヴォーカルが乗った最高のメロウ・チューン!
1978年の傑作デビュー作『イブニング・スキャンダル』に収録されています。
ドナルド・フェイゲン / I.G.Y.
ドナルド・フェイゲンは、ジャジーで洗練されたサウンドが魅力の音楽ユニット、スティーリー・ダンのメンバー。
1982年にソロ活動を開始し、名曲「I.G.Y.」を含むAOR史上最高のアルバム『ナイトフライ』をリリースしています(必聴です!)
スティーリー・ダン / 滅びゆく英雄
上で紹介したドナルド・フェイゲンは、スティーリー・ダン時代にも数々の名曲を残しているんです!
この「滅びゆく英雄」という曲は、1976年リリースの名盤『幻想の摩天楼』の冒頭を飾る最高のAORナンバー!
1977年の『彩(エイジャ)』など、他のアルバムも素晴らしい出来なので、ぜひチェックしてみてください!
TOTO / ジョージー・ポージー
2019年2月に行われた来日公演も大盛況だった TOTO(トト)!
AOR界を代表するバンドとして有名な彼らは、現在も現役バリバリで活動中です。
今回はデビュー作『宇宙の騎士』に収録された、究極のメロウAOR「ジョージー・ポージー」を紹介します!
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ドゥービー・ブラザーズ / ホワット・ア・フール・ビリーヴス
70年代初頭にファンキーなロックナンバー「ロング・トレイン・ランニン」が大ヒットしたことで有名なドゥービー・ブラザーズ!
彼らはその後メンバー変更に伴い、大胆な音楽性の転換(ロック → AOR)を行っているんです。
今回紹介するのは、AOR期のドゥービー・ブラザーズの一番の代表曲「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」。
この曲は1978年リリースの名盤『ミニット・バイ・ミニット』に収録されていますよ。
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アヴェレイジ・ホワイト・バンド / クイーン・オブ・マイ・ソウル
70年代初頭にデビューしたイギリス出身のファンクバンド、アヴェレイジ・ホワイト・バンド!
今回は彼らが1976年にリリースした極上のメロウチューン「クイーン・オブ・マイ・ソウル」を紹介します!
シカゴ / 素直になれなくて
ブラスセクションを全面に取り入れたサウンドが魅力のロックバンド、シカゴ!
彼らは60年代から活動していますが、音楽性は時代の流れに合わせてけっこう変わっていくんです。
今回はAOR隆盛の1982年にリリースされた、甘くとろける傑作バラード「素直になれなくて」を紹介します!
クリストファー・クロス / セイリング
クリストファー・クロスは、透き通るようなハイトーン・ヴォイスが持ち味のシンガー・ソングライター!
今回紹介する「セイリング」は、グラミー賞の主要4部門を制覇するという歴史に残る1曲になりました。
本曲を含む名盤ファースト『南から来た男』は他の収録曲も素晴らしい仕上がりです!
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ネッド・ドヒニー / ヴァレンタイン
ウェスト・コーストを代表する人気シンガーソングライター、ネッド・ドヒニー!
今回紹介する「ヴァレンタイン」は、ジャジーなピアノがロマンティックな雰囲気を盛り上げる傑作バラードです!
この曲は、1976年のセカンドアルバム『ハード・キャンディ』に収録されていますよ♪
マイケル・フランクス / エッグプラント
ジャズやボサノヴァの影響の強い洒脱な作風が人気のシンガーソングライター、マイケル・フランクス!
リラックスした曲調が多いため、日常に溶け込むような聴き方のできるアーティストです。
上の動画「エッグプラント」を含む名盤ファースト『アート・オブ・ティー』は必聴ですが…
ボサノヴァ色が強まった傑作セカンド『スリーピング・ジプシー』も極力チェックしておくことをオススメします!
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スティーヴン・ビショップ / ケアレス
スティーヴン・ビショップは、儚く美しいメロディを作らせたら右に出るものはいないAOR界随一のメロディ・メイカー!
今回紹介する「ケアレス」は、彼の作品の中でもとりわけセンチメンタルな魅力に溢れた傑作バラードです。
この曲は同名のアルバム『ケアレス』に収録されていますよ♪
ペイジズ / 思いのままに
意外と知名度が低いため、ぜひこれを機に知っていただきたいのが、ペイジズ!
名曲「思いのままに」を収録したデビュー作『ファースト・ペイジズ』は、一切の捨て曲がない名盤で、スティーリー・ダン好きの方ならマストな仕上がりになっています!
ラサ(Rasa)/ エヴリシング・ユー・シー・イズ・ミー
上で紹介したペイジズ同様、作品の素晴らしさに比べて知名度が低すぎるのが、ラサ(Rasa)!
1978年リリースの名盤『エヴリシング・ユー・シー・イズ・ミー』は、究極のメロウ・サウンドが堪能できるAORファン必聴の一枚です!
ジャヴァン / サムライ
ジャヴァンは、ブラジルが誇る天才シンガーソングライター!
スティーヴィー・ワンダーがハーモニカで参加していることでも有名な「サムライ」は、彼の作品の中でもとりわけ人気の高い作品です。
本曲を収録したアルバム『ルース』は名曲連発(!)の大名盤なので、ぜひチェックしてみてください♪
ブラジル要素はあまり無く、ほぼAOR系のサウンドなので聴きやすいと思いますよ♪
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さて続いて、90年代以降にデビューした比較的、最近のAOR系アーティストを見ていきましょう!