「サティスファクション」「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」などのヒット曲で有名な史上最強のロックバンド、ローリング・ストーンズ(Rolling Stones)
2023年には待望の新作アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』をリリースし、世界中のリスナーを喜ばせてくれました。
今回はそんなローリング・ストーンズの代表曲から特におすすめの10作品を厳選してご紹介したいと思います!
目次(コンテンツ)
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ローリング・ストーンズとは?
まず最初にローリング・ストーンズとはどんなバンドなのか?について簡単にご紹介します。
- ミック・ジャガー(ボーカル、右から2番目)
- キース・リチャーズ(ギター、左から2番目)
- ロン・ウッド(ギター、右端)
- チャーリー・ワッツ(ドラムス、左端)※2021年8月逝去
ローリング・ストーンズは、イギリスのロックバンド。
「サティスファクション」「黒くぬれ」「夜をぶっ飛ばせ」など、ブルース/R&Bに根差したワイルドなサウンドと不良っぽいイメージで、ビートルズに対抗する世界的なバンドとなった。
今回ご紹介するローリング・ストーンズの名曲ランキングですが、
- 演奏がソリッドでカッコいい
- 印象に残るギターフレーズがある
というような誰にでも良さが分かりやすい曲を中心に選んでみました!
なので少し選曲が偏っているかも……なんですが、スリリングで危険な香りのする極上のロックンロールばかりなので是非チェックしてみてくださいね♪
それでは早速、見ていきましょう!
ローリング・ストーンズの名曲ベスト10|おすすめの人気曲・代表曲を紹介!
1. ジャンピン・ジャック・フラッシュ / Jumpin' Jack Flash
まずはストーンズと言えばこの曲!「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」から紹介!
音楽に詳しくない方でも、この曲のギターフレーズは絶対に一度は聴いたことがあるはずですよ。
「荒々しさ」と「親しみやすさ」を兼ね備えた楽曲の魅力もさることながら、曲名のネーミングセンスも奇跡的ですよね…!
「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」って特に意味のない造語らしいのですが、3つの単語の組み合わせがあまりにハマっていて。
やはりこの頃のストーンズには「ロックの神様」が降りてきてたのかも、なんて思ってしまいます。
ちなみにこちらは1972年のライヴ動画。いやぁ若いですね…!
2. ブラウン・シュガー / Brown Sugar
続いて紹介するのは、今もコンサートで必ず演奏される定番中の定番「ブラウン・シュガー」!
イントロのギターが鳴った瞬間、誰もが心を奪われる「これぞストーンズ」な傑作ナンバーです!
ちなみに曲名の「ブラウン・シュガー」とは、
英俗語で「精製されていないヘロイン」を指す。
出典:Wikipedia
さらに「黒人の女性奴隷」を指している、という説もあり、一部の国では放送禁止になるなど「いわくつき」の一曲でもあります。
3. ギミー・シェルター / Gimme Shelter
「ギミー・シェルター」は、ストーンズの最高傑作の呼び声も高い名盤『レット・イット・ブリード』のオープニング曲!
緊迫感あふれるグルーヴと情熱的な女性コーラスが印象的ですが、歌詞の内容は
たった1発の銃弾で全てが終わっちまう
という反戦のメッセージが込められたシリアスな内容になっています。
リリース以来、ほぼ全てのコンサートで演奏されている「ストーンズの代名詞」と言っても良い作品です!
4. ロックス・オフ / Rocks Off
「ロックス・オフ」は、転がるようなピアノ・プレイが爽快なアップテンポのロックチューン!
日本でもサントリーのCM曲として使われていたので、聴いたことのある方も多いと思いますよ♪
この曲を聴けば「少しくらいのストレスは吹き飛んでしまうかも?」と思えるほどエネルギッシュな作品なので、元気のないときはぜひ聴いてみてください!
5. モンキー・マン / Monkey Man
ミステリアスなイントロで始まる「モンキー・マン」は、ゾクゾクするほどスリリングなグルーヴを楽しめる作品!
「麻薬依存者」を意味する曲名どおり、終盤では「本当にイカれているのでは…?」と感じるほどのミックのクレイジーな歌いっぷりを聴くことができます!
6. ビッチ / Bitch
インパクトのありすぎる曲名に驚かされる「ビッチ」は、ソリッドなギターとファンキーなベースの絡みが最高!
ストーンズの曲は「モラル的に微妙かな?」と感じるような歌詞も多いのですが…
英語が分からない私はサウンドに集中して、あまり気にせず楽しんでしまっていますね。
7. ミッドナイト・ランブラー / Midnight Rambler
ブルースハープの音色が印象的な「ミッドナイト・ランブラー」は、リリース以来ほぼ全てのコンサートで演奏されているストーンズの定番ナンバー!
曲が進むにつれ、どんどんテンポが早まっていく…かと思いきや、ゆったりとしたグルーヴに戻って…という自在な曲展開に思わずグッと引き込まれてしまいます!
ちなみにこの曲はギターのキース・リチャーズの一番のお気に入り作品としても有名なんですよ♪
8. ストレイ・キャット・ブルース / Stray Cat Blues
「ストレイ・キャット・ブルース」は、セクシーなイントロと重厚感あふれるサウンドに魅了される傑作ブルースナンバー。
こんなにカッコいい曲がシングルではなく、アルバムの中の一曲として収まっているところに、当時のストーンズの無敵っぷりが感じられます!
9. リブ・ウィズ・ミー / Live With Me
「リブ・ウィズ・ミー」は、イントロのベースラインを聴いた瞬間、体がうずくのを感じるソリッド&グルーヴィな名作!
1994年に行われたツアーでは、この曲をアメリカの人気シンガーソングライター、シェリル・クロウとコラボ演奏しています。
超高速になっていますね…!シェリルも頑張っていますがミックの貫禄に若干押され気味? という印象を受けます。
10. ストリート・ファイティング・マン / Street Fighting Man
ラストは全盛期のストーンズの魅力の全てが詰まった名曲「ストリート・ファイティング・マン」を紹介!
アコギメインとは思えないほど力強いサウンドを楽しめるエネルギッシュなロックナンバーです♪
さて続いて、ベスト10で紹介できなかったその他の名曲をもう少しだけ紹介していこうと思います!
その他の名曲・代表曲を紹介!(ローリング・ストーンズ)
サティスファクション / (I Can't Get No) Satisfaction
「サティスファクション」は、「その他の名曲」として紹介するのは気が引けるほど有名な初期ストーンズの代表曲!
テレビやラジオでもよくかかるので、若い方でも聴けば「あ、知ってる」となる方は多いと思いますよ♪
悲しみのアンジー / Angie
「悲しみのアンジー」は、ストーンズのバラード作品では一番の知名度を誇る名曲!
センチメンタルな魅力ではナンバーワン!なのでメロディアスな作品が好きな方は必聴です。
黒く塗れ! / Paint It, Black
「黒く塗れ!」は、シタールを取り入れたエキゾティックなサウンドが印象的な作品。
一般的なストーンズのイメージとはだいぶ異なるメロディラインが新鮮です!
夜をぶっとばせ / Let's Spend the Night Together
「夜をぶっとばせ」は、軽快なピアノの音色に思わず心が弾むアップテンポのロックナンバー!
イギリスの人気アーティスト、デヴィッド・ボウイがカバーしていることでも有名な作品です♪
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スタート・ミー・アップ / Start Me Up
「スタート・ミー・アップ」は、80年代のストーンズを代表する一曲!
ライブのオープニングを飾ることも多いキャッチーでノリの良い作品です♪
ミス・ユー / Miss You
1978年リリースの「ミス・ユー」は、発売当時、流行っていたディスコのリズムを採り入れた作品!
どんなサウンドでも「ストーンズらしさ」が全く消えないところに驚かされます♪
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さいごに ローリング・ストーンズの名曲ベスト10!おすすめアルバムも紹介!
ローリング・ストーンズは50年以上のキャリアがありますが、全盛期は60年代後半~70年代前半と言われることが多いんです。
そして、この時期にリリースされた
- ベガーズ・バンケット
- レット・イット・ブリード
- スティッキー・フィンガーズ
- メイン・ストリートのならず者
この4枚のアルバムは「ロック史に残る名盤」として今も多くのファンに愛されているんですよ。
ストーンズのおすすめアルバムについては以下の記事で詳しく紹介しているので、よろしければチェックしてみてください!
ローリング・ストーンズのおすすめ人気アルバム5選|必聴の名盤をランキングで紹介!
ちなみにストーンズに影響を受けた「後輩バンド」もたくさんいるんです。少しだけご紹介すると…
まずは90年代に大活躍したイギリスのロックバンド、プライマル・スクリーム!
超ノリノリですね! ストーンズの「ブラウン・シュガー」と少しだけ似ているような?
アメリカの人気バンド、マルーン5のミュージック・ビデオにはミック・ジャガーが登場します♪
曲調はストーンズとはちょっと違いますが…、ダンサブルな良い作品なのでぜひ聴いてみてください!
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あとは小説家の村上春樹さんもお気に入りだと語る ウィルコ にもストーンズ調の熱いロックナンバーがありますね。
という感じで、まだまだご紹介したいバンドはたくさんあるんですが…キリがないので今回はこの辺で。
「ストーンズのアルバム、どれから聴こうかな…」と迷われている方は、まずはベスト盤から入るのもおすすめですよ♪
2019年4月19日には、最新のベスト盤『HONK』も発売されました!
ローリング・ストーンズ全盛期のオリジナル・アルバム4作品はこちら!
CHECK!
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- ポール・マッカートニー
- ザ・ローリング・ストーンズ
- ザ・フー
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- ビリー・ジョエル
- ボン・ジョヴィ
- ブルース・スプリングスティーン
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