「見つめていたい」「孤独のメッセージ」などのヒット曲で知られるイギリスの人気ロックバンド、ポリス(The Police)!
2019年10月には、ヴォーカルのスティングによる来日公演が行われ、大きな話題になりました。
この記事では、そんなポリスの
- プロフィール
- おすすめ人気曲
- おすすめアルバム
この3点についてまとめてみようと思います!
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ポリスとは?
まず最初にポリスとはどんなバンドなのか?についてご紹介します。
ザ・ポリスは、1970年代後半から1980年代半ばにかけて活躍したイギリスのロックバンド。
ロックの枠組みの中にレゲエの要素を加えるという斬新な音楽性は、ホワイト・レゲエとしばしば呼称される。
メンバーは、
- スティング(ヴォーカル、ベース)
- スチュアート・コープランド(ドラムス)
- アンディ・サマーズ(ギター)
出典(文)Wikipedia(画像)アルバム『The Police Best』
スティングのソロ時代の人気曲・アルバムについては、以下の記事をどうぞ!
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ポリスの音楽の特徴は?
ポリスは、パンクバンドとしてデビューしていますが、サウンドにレゲエの要素を採り入れた作品が多いのが特徴!
さらにキャリアを経ると、
- ジャズ
- アフリカ音楽
- アジア音楽
などレゲエ以外の音楽へのアプローチも進んでいき、急速にサウンドの成熟度を深めていきます。
それでは早速、ポリスのおすすめ人気曲ランキングを見ていきましょう!
ポリスのおすすめ名曲ランキングを紹介!
1. 見つめていたい / Every Breath You Take
まずは、ポリスの作品の中でも屈指の美しいメロディを持つ名曲「見つめていたい」から紹介!
ビルボードチャート8週連続1位を記録した本曲は、
あなたの全てを見つめています
という歌詞もあることからスウィートなラヴソングだと思われがちなんですが…
実際のところは、
(歌詞は)悪意を持って監視している人間を扱っている。
モデルとなっているのは、スティングとフランシス・トメルティとの結婚生活の崩壊である。
出典:Wikipedia
「見つめています」ってそっちの意味なんですね…。これは、ちょっと意外。
ちなみに作詞・作曲を担当したスティングは、この作品でグラミー賞の「最優秀楽曲賞」を獲得しています!
2. 孤独のメッセージ / Message In A Bottle
続いて紹介するのは、ポリスが大ブレイクするキッカケになった初期の代表曲「孤独のメッセージ」
スリリングな演奏が生み出すゾクッとするような空気感に、聴き始めると耳が離せなくなります!
3. ロクサーヌ / Roxanne
ポリスのデビューシングルになった「ロクサーヌ」は、ソリッドなギターカッティングが印象的!
サビに入るとグッと盛り上がりますが、個人的にはそれ以前のパートで聴ける
- 「間」や「緩急」を活かしたアレンジ
- スティングの表現力豊かなヴォーカル
が生む只ならぬ緊張感を持ったサウンドに心惹かれます。
普通のパンクバンドとは一線を画す、メンバー3人の高いミュージシャンシップが感じられる一曲です!
4. シンクロニシティ II / Synchronicity II
「シンクロニシティ II」は、スティングの熱い咆哮で始まるストレートなロックナンバー!
嵐の吹き荒れる廃墟を舞台にしたミュージックビデオも、シリアスな曲のムードにマッチしていて最高なので是非チェックしてみてください♪
5. ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ / De Do Do Do, De Da Da Da
「ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ」は、歯切れのよいギター・アルペジオが耳に残る軽快なポップ・チューン!
サビの「ドゥ・ドゥ・ドゥ♪」のフレーズは、一度聴いたら絶対に口ずさみたくなってしまいますよ♪
6. 高校教師 / Don't Stand So Close To Me
1980年のヒットシングル「高校教師」は、女子学生と男性教師の禁断の恋をテーマにした作品。
学校を舞台にしたミュージックビデオでの、ちょっとコミカルなスティングの衣装にも注目してください♪
7. キャント・スタンド・ルージング・ユー / Can't Stand Losing You
「キャント・スタンド・ルージング・ユー」は、ポリス・サウンドの特徴である「ロックとレゲエの融合」を堪能できる傑作!
ハツラツとした若さの中に、確かなテクニックを感じさせるバンド・アンサンブルは、絶対に聴いて損はありませんよ♪
8. マジック / Magic
1981年のシングル「マジック」は、シンセサイザーを多用したアレンジが新鮮な作品。
初期の作品よりサウンドは凝っていますが、キャッチーで人懐っこいメロディは変わっていないので、楽しく聴くことができます♪
さて続いて、ポリスのおすすめアルバムを見ていきましょう!
ポリスのおすすめ名盤アルバムを紹介!
代表作『シンクロニシティ』
1983年リリースの『シンクロニシティ』は、ポリスのラストアルバムにして一番の代表作!
上のランキングで紹介した
- 見つめていたい
- シンクロニシティII
は本作に収録されています。
「勢いのあるロックサウンド」というよりは、
多彩な音楽のエッセンスを取り入れ、洗練されたポップスに仕上げている
という印象の作品です。
なので「キャッチーで明るいサウンド」を期待すると、もしかしたら肩透かしを食うかも…
スティングのソロ作が好きで「ポリスも聴いてみよう!」という方には、一番オススメしたいアルバムです。
アルバム後半の方がキャッチーな曲が多いです。
初期の傑作『白いレガッタ』
1979年リリースの2ndアルバム『白いレガッタ』は、
- ソリッドなギターサウンド
- 一筋縄ではいかない多彩なグルーヴ
が融合した初期の大傑作!
ポリスのオリジナル・アルバムだと、上で紹介した『シンクロニシティ』の方が有名なんですが…
「聴きやすさ」や「サウンドの勢い」を重視するなら、この『白いレガッタ』を選ぶと良いと思います。
個人的には、このアルバムがポリスのナンバーワン作品!『シンクロニシティ』がピンとこなかった方も、ぜひ聴いてみてくださいね♪
演奏の切れ味がヤバすぎですね…!
試聴音源の30秒じゃ全然足りないので、フル尺で聴いて欲しいアルバムです。
ベストアルバムもおすすめ!
「ポリスをまだ聴いたことがない」という方には、ヒット曲を集めたベスト盤『グレイテスト・ヒッツ』や、
スティングのソロ時代の曲も含めたベスト盤『ベスト・オブ・スティング&ポリス』もおすすめです!
さいごに ポリスのおすすめ曲・アルバムについて
ポリスの音楽性を表現するときによく使われる
「ロックにレゲエの要素を取り入れ…」
というフレーズですが、これは何もポリスに限ったものではないんです。
たとえばパンクのカリスマ、ジョー・ストラマー率いるザ・クラッシュも、
代表曲「ハマースミス宮殿の白人」(1977年)でレゲエ調のサウンドを取り入れています。
他にもスペシャルズというバンドが、スカやレゲエを取り入れた最高のサウンドを聴かせてくれますよ!
もう本当に…これはカッコ良すぎて何も言えないですね。
この「ルーディたちへのメッセージ」という曲は、彼らの1stアルバム『ザ・スペシャルズ』に収録されています(必聴です!)
ポリスの初期の名曲として知られる
- ロクサーヌ
- キャント・スタンド・ルージング・ユー
などが好きな方には、とくにオススメなので気になったら是非チェックしてみてくださいね♪
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