プライマル・スクリームが2018年10月にリリースする『ギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップ – オリジナル・メンフィス・レコーディングス』から「ロックス」の音源を公開しました!
簡単に言うと、過去のアルバムのお蔵入りバージョンを発売することになり、そこから先行で1曲公開されたということ。
そこでこの記事では、
- アルバムの基本情報
- 先行公開された「ロックス」を聴き比べ!違いはどこ?
この2点について書いていこうと思います!
目次(コンテンツ)
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プライマル・スクリーム『ギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップ』幻のメンフィス音源について
今作はイギリスのロックバンド、プライマル・スクリームが、1994年にリリースした4thアルバムのお蔵入りバージョンになります。
アルバムのタイトルは『ギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップ』
経緯を簡単に説明すると、
- 元々このアルバムは、トム・ダウドをプロデューサーに迎え、メンフィスで録音していた
- しかし…!それを聴いたレーベルは仕上がりに満足せずボツに
- その後、プロデューサーをジョージ・ドラキュリアスに変更し、もう一度録り直したものを1994年にリリース
- 最近になってトム・ダウドと共にメンフィスで録音した音源が見つかったので2018年10月にリリースすることに
ということなんです。
気になるのは、
- 1994年にリリースされた音源(ジョージ・ドラキュリアス)
- 幻のメンフィス音源(トム・ダウド)
では、どんな違いがあるのか?ということですよね。
さっそく先行公開された「ロックス」を聴き比べてみましょう!
プライマル・スクリームの名曲「ロックス」2つの音源の違いはどこ?
こちらが今回、公開された「ロックス」幻のメンフィス音源バージョン。
そして、こちらが1994年にリリースされたものです。
まずパッと聴いて感じるのはリズムの違いですよね。
1994年版の方が断然ファンキーです!イントロでもリズムを強調していますね。
全体的な音の質感も、1994年版はメリハリがあって、華やかな印象。
一方、メンフィス版は、温もりを感じる音というイメージです。
どちらが良いか?は好みの問題になりますが、私は1994年版の方が良いかなー、と思いました。
皆さんもぜひ聴き比べてみてくださいね♪
あとがき プライマル・スクリーム「ロックス」幻のメンフィス音源について
余談ですが、プライマル・スクリームは、アルバムごとに音楽性がガラッと変わるのが特徴なんです。
4thアルバム『ギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップ』は、アメリカのルーツ・ロックを志向したものでした。
よく比較されたのは、同じイギリス出身のローリング・ストーンズ。
聴いてみると確かに納得!ちょっと似すぎているような?
ちなみにこのアルバムは発売当時、懐古主義的と非難する声も一部でありました。
この頃のイギリスは「ブリットポップ」というムーヴメントが流行っていたので、どのバンドもわりと懐古主義な作風だったのですが…
プライマル・スクリームに関しては、前作『スクリーマデリカ』がかなり斬新だったので、ファンやメディアは少し期待外れに感じたのかもしれません。
ちなみに当時、学生だった私は完全に肯定派でした!
※そのときは60~70年代のロックをまだ聴いてなかったので、批判の意味が分からなかっただけですが…
このミスチルの曲なんか、ちょっと「ロックス」っぽいですね。影響の強さが伺えます。
ということで、プライマル・スクリームの幻のメンフィス音源『ギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップ – オリジナル・メンフィス・レコーディングス』は、日本先行で10月10日にリリース!
ご興味のある方はチェックしてみてくださいね♪
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