70年代~80年代にかけて大流行したダンス音楽、ディスコミュージック!
映画『サタデー・ナイト・フィーバー』の影響もあり、日本でもとても人気の高い音楽ジャンルです。
そこでこの記事では、
- ディスコミュージックとは?
- 70年代・80年代のディスコ定番曲10選
- ディスコ風の曲を作る若手アーティスト5選
この3点についてまとめてみました!
目次(コンテンツ)
ディスコミュージックとは?
はじめにディスコミュージックとはどんな音楽なのか?についてご説明します。
まずディスコについてですが、
ディスコとは、音楽を流し、飲料を提供し、客にダンスをさせるダンスホールである。
70年代半ばから世界的なディスコ・ブームとなった。
90年代以降ディスコはクラブという名称に変わった。
出典:Wikipedia
こうした場所で流れていた音楽が「ディスコミュージック」なんですね。
音楽的な特徴は「4つ打ち」と呼ばれるリズムパターン。
4つ打ち(よつうち)とは、バスドラムにより等間隔に打ち鳴らされるリズムのことを指す。
簡単に言えば「ドン・ドン・ドン・ドン」と延々と低い音が入っていれば、そのことである。
出典:Wikipedia
マーカー部分のように、ディスコと言えば「ドン・ドン・ドン・ドン」なんですよ。(ちょっとおバカな表現ですけど…)
全てのディスコナンバーが4つ打ち、という事ではないんですが、かなりの頻度で用いられています。
この4つ打ちのリズムは、ディスコだけでなく
- EDM
- ハウス
など様々なジャンルで使われているんですよ。(とくに最近は本当に多いです)
まぁ理屈はこの辺にして、実際に聴いてみれば、すぐに4つ打ちも理解できると思います♪
別に理解できなくても、聴いて楽しめればそれでOK!
それでは早速、70年代・80年代に流行した定番のディスコミュージックを見ていきましょう!
【洋楽】ディスコミュージックの名曲まとめ|70年代・80年代の定番おすすめ曲を紹介!
1. ブギー・ワンダーランド / アース・ウインド & ファイアー
まずはみんな大好き!アース・ウインド & ファイアーの名曲「ブギー・ワンダーランド」を紹介!
聴いた瞬間にテンションMAXになる、ノリッノリの傑作ディスコチューンです!
アース・ウインド & ファイアーは他にも「セプテンバー」などが有名♪
もう、これはヤバすぎる…!今、文章を書きながらニヤニヤと笑みがこぼれて仕方ないです。
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2. ザッツ・ザ・ウェイ / KC & ザ・サンシャイン・バンド
続いて紹介するのは、KC & ザ・サンシャイン・バンドの代表曲「ザッツ・ザ・ウェイ」!
この曲は、タイトルは知らないかもですが、聴けばすぐわかりますよ♪
ちなみに日本のバンド、ウルフルズの代表曲「ガッツだぜ」は、この曲の歌詞「ザッツ・ザ・ウェイ」の空耳がキッカケで生まれたそう。ちょっと意外なエピソードですよね。
3. ダンシング・クイーン / アバ
スウェーデンの男女混成4人組、アバの名曲「ダンシング・クイーン」も見逃せない作品!
メロディやハーモニーが本当に素晴らしいので、普通にポップスとしても楽しめますよね。
よりダンス仕様のサウンドになっている「ヴーレ・ヴー」もオススメです!
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4. ガット・トゥ・ビー・リアル / シェリル・リン
シェリル・リンの「ガット・トゥ・ビー・リアル」は、ディスコミュージックの定番中の定番!
日本でもとても人気の高い作品で、
- 倖田來未がテレビCMでカバー
- ドリカムの代表曲「決戦は金曜日」は、この曲を意識して作られた
など多くのエピソードがあります。
ちなみにこの曲を歌っているシェリル・リンは、サマーソニック2019に出演しているんですよ。
5. ホット・スタッフ / ドナ・サマー
ドナ・サマーの「ホット・スタッフ」は、ビルボード・チャートで1位を記録した大ヒットナンバー!
日本でもテレビでよくかかるので、ちょっと聴けば「あ、知ってる!」となるはずですよ♪
6. ベスト・オブ・マイ・ラヴ / エモーションズ
エモーションズの「ベスト・オブ・マイ・ライフ」は、ディスコの定番曲として真っ先に名前が挙がる作品!
曲全体からハッピーなバイブスがあふれていて、聴いてるだけで楽しい気持ちになります♪
ちなみにマライア・キャリーの名曲「エモーションズ」は、この曲をモチーフにしていることで有名なんですよ。
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7. ステイン・アライヴ / ビージーズ
ビージーズの「ステイン・アライヴ」は、日本でもヒットした映画『サタデー・ナイト・フィーバー』の主題歌。
主演を務めたジョン・トラボルタのこのポーズ(↓)はあまりにも有名ですよね。
ちなみにデビューした時のビージーズは、ディスコとはかけ離れた音楽性だったんです。
この「メロディ・フェア」という曲は、映画『小さな恋のメロディ』の主題歌になった作品。
聴いていると心が穏やかになる名曲です♪
8. おしゃれフリーク / シック
「おしゃれフリーク」は、70~80年代にかけて活躍した人気ファンクバンド、シックの代表作!
中心メンバーのナイル・ロジャースによるファンキーなギター・カッティングは必聴です♪
9. セレブレーション / クール & ザ・ギャング
「セレブレーション」は、アメリカのファンクバンド、クール & ザ・ギャングの最大のヒット曲!
甘いメロディとファンキーなグルーヴに思わずとろけそうになります。
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10. 愛のコリーダ / クインシー・ジョーンズ
ラストは、マイケル・ジャクソンのプロデューサーとしても有名なクインシー・ジョーンズの「愛のコリーダ」を紹介!
インパクトのあるサビのフレーズは、おそらく聴いたことのない人はいないはず。
ちなみに曲名は、大島渚監督の映画『愛のコリーダ』から採られています。
さて続いては、ディスコ風の曲を作る若手アーティストを紹介していこうと思います♪
【洋楽】ディスコ風の曲を作る若手アーティストまとめ
ブルーノ・マーズ / トレジャー
今をときめくポップスター、ブルーノ・マーズは70~80年代風の作品が多いことで有名!
とくにこの「トレジャー」は、キラキラのミラーボールも登場するモロにディスコな1曲です。
ちょっと粗目の画質や、ファッションなど細かなこだわりも嬉しいですよね。
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マルーン5 / ムーヴス・ライク・ジャガー
高速4つ打ちビートがカッコいい「ムーヴス・ライク・ジャガー」は、ちょっと硬派なディスコ・チューン。
マルーン5の楽曲は、懐かしいブラック・ミュージックの匂いのするものが多いんですよ♪
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ダフト・パンク / ゲット・ラッキー
フランスのダンスユニット、ダフト・パンクの名曲「ゲット・ラッキー」(2013年)は、全編レトロなムードの漂うノリノリのダンスナンバー!
この曲は、ゲストとして
- シックのナイル・ロジャース(ギター)
- ファレル・ウィリアムス(ボーカル)
が参加したことも話題になりました!
補足すると、ナイル・ロジャースは上で紹介した「おしゃれフリーク」の人ですね。
ファレル・ウィリアムスは、日本でも大ヒットした「ハッピー」で有名!
ちなみにダフト・パンクは「ワン・モア・タイム」(2001年)も大ヒットしています!
この曲が音楽シーンに与えた影響は絶大…!
EDMや4つ打ちビートの流行はここから始まったのでは、と思うほどです。
ご存じない方は一度、聴いておいてくださいね♪
タキシード / ドゥ・イット
アメリカの人気デュオ、タキシードはちょっと懐かしいダンス・サウンドが持ち味!
俳優の向井理さんは、彼らの曲がお気に入りなのだそうです。
ちなみにタキシードの片割れ、メイヤー・ホーソーンはソロでも良い作品をリリースしています。
こっちを上にしたほうが良かったかな、というくらい。どちらも聴いてみてください♪
ジャミロクワイ / キャンド・ヒート
ラストは、ジャミロクワイの必殺ディスコ・チューン「キャンド・ヒート」(1999年)を紹介!
ジャミロクワイはこの辺から作風が少し変わっていき、4つ打ちビートやエレクトロ・サウンドを導入した曲が増えていきます。
ご興味のある方はこちらの記事をどうぞ!
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さいごに ディスコ映画の傑作を紹介!
最後にディスコ映画の傑作『ブギーナイツ』(1997年)を紹介させてください!
実はこの映画、劇中でかかる曲がディスコを中心とした70年代のヒット曲ばかりなんです!
内容的には、田舎町でくすぶっている青年が、ある職業で成り上がったけど調子に乗って転落…
みたいなシンプルなものなんですが、まぁ見せ方(演出)が上手いし、脇を固めるキャストも最高!
もし休日に観る映画がなくて困っている方がいれば、ぜひチェックしてみてください♪
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マイケル・ジャクソンの1stアルバム『オフ・ザ・ウォール』はディスコ感あふれる傑作。ぜひチェックしてみてください!
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