誰もが知っている定番ナンバーも、歌う人やアレンジが変わった途端、全く別の曲のように感じられることってありますよね。
中には「それまではあまり好きじゃなかったのに、カバーバージョンを聴いたら一気に好きになってしまった…！」
なんて経験がある方もいるのではないでしょうか？
今回はそんな洋楽カバーソングのおすすめをアルバム単位で6枚ご紹介していこうと思います！
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1. ビートルズのカバー：映画『アイ・アム・サム』サウンドトラック
まずは20世紀最高のロックバンド、ビートルズのカバーアルバムから紹介！
ビートルズ関連のカバーって本当にたくさんあるんですが、私の一番のお気に入りは2001年公開の映画『アイ・アム・サム』のサントラ盤。
実はこの映画、劇中で使われる音楽がすべてビートルズのカバー曲なんです！
上の動画はカナダ出身の人気シンガー、サラ・マクラクランによる「ブラックバード」のカヴァーですが、他にも
- シェリル・クロウ
- エディ・ヴェダー（パール・ジャム）
- ルーファス・ウェインライト
- ベン・フォールズ
など超豪華なメンバーが参加！
全体的に突飛なアレンジは少なめで、原曲の持つ美しさを活かしたカヴァーが中心なので、どんな方が聴いても楽しめると思いますよ♪
その他のビートルズ・カバーアルバムでおすすめなのは、ジュディ・コリンズの『シングス・ザ・ビートルズ』でしょうか。
こちらも奇をてらったアレンジは一切なし。フォーキーで穏やかな作品になっています♪
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2. カーペンターズのカバー：『イフ・アイ・ワー・ア・カーペンター～カーペンターズに捧ぐ』
続いて紹介するのは、アメリカの人気兄妹デュオ、カーペンターズのカヴァーアルバム！
洗練されたポップ・サウンドで日本でもとても人気の高いグループですが、ロック好きの方の中には…
「カーペンターズってちょっと品行方正な感じが強すぎて…」という印象を持っている方も多いのでは？
そんな方にぜひ聴いてほしいのが、90年代オルタナティブ・ロック系アーティストによるカーペンターズのトリビュート盤『イフ・アイ・ワー・ア・カーペンター～カーペンターズに捧ぐ』
上の動画はアイルランド出身のロックバンド、クランベリーズによる「遥かなる影」のカバーですね。
私の一番のお気に入りはアメリカの実力派シンガーソングライター、マシュー・スウィートによる「あなたの影になりたい」
カントリー・テイストをふんだんに盛り込んだ温もりあふれるカバーになっています♪
グラント・リー・バッファローの「愛のプレリュード」も、サイケなイントロが儚さを引き立てる好カバー！
こういうイントロって「時空を超える」とか「時をさかのぼる」みたいな印象ありませんか？ 私はすごいツボなんですよね。
収録曲の中にはかなり攻めたカバーもありますが、全体的には「原曲の繊細な魅力はそのままにカジュアル・ダウンした」という印象でなかなか楽しいアルバムになっています♪
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3. スティーヴィー・ワンダーのカバー：VA『スタイル・オブ・ワンダー～スティーヴィー・ワンダー・ソングブック』
R&B界のレジェンド、スティーヴィー・ワンダーもカバーされることが本当に多いアーティスト。
私もいろいろ聴いてきましたが、ダントツで気に入っているのが『スタイル・オブ・ワンダー～スティーヴィー・ワンダー・ソングブック』というコンピ盤です！
ジャズ、フュージョン、AOR系のアーティストによるスティーヴィー作品（提供曲も含む）のカヴァーを集めた内容なんですが、どれもスムース＆メロウな仕上がりで素晴らしいんですよ…！
少し話がズレますが、スティーヴィーの歌声って圧倒的なポジティブ・パワーがみなぎっているなぁ、といつも思うんですよね。
でも私は圧倒的なネガティブ・パワー（！）の持ち主なので、スティーヴィーの放つオーラが眩しすぎて直視できない（聴けない）ときがあるんですよ…
そんなとき、しっくり来るのがこのカバーアルバムなんです。
良い具合にスタイリッシュになっていて聴きやすいので、私は本家スティーヴィーと同じくらいの頻度でこのアルバムを再生していますね。
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4. バート・バカラックのカバー：ルーマー『ディス・ガール～バカラック＆デヴィッド・ソングブック』
稀代のメロディメイカー、バート・バカラックのカヴァーアルバム『ディス・ガール～バカラック＆デヴィッド・ソングブック』もおすすめの作品！
ちなみにバート・バカラックは、
- カーペンターズの名曲「遥かなる影」
- デパートの店内BGMでおなじみ「雨に濡れても」
などの作者として有名なんですよ♪
そんなバカラックの名曲の数々を、2006年にデビューした美声のシンガー、ルーマーがアルバム1枚すべて使ってカバーしているんです。
カレン・カーペンターを思わせるちょっと低めの落ち着いたヴォーカルが素晴らしいですよね…
お部屋でまったりしたいとき、夜寝る前のひとときなどにピッタリの作品なので、ぜひ聴いてみてください♪
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5. ヴァン・ヘイレンのカバー：バード＆ザ・ビー『ジャンプ～トリビュート・トゥ・ヴァン・ヘイレン』
80’sハードロック界の頂点を極めたバンド、ヴァン・ヘイレンをカバーしているのは、スタイリッシュなエレクトロ・サウンドに定評のある2人組、バード＆ザ・ビー！
正直かなり意外な取り合わせなんですが…、これがけっこうハマっているんですよ♪
ギタープレイなどサウンド面に注目が集まりがちなヴァン・ヘイレンですが、こうして聴くと普通に曲が良いんだなー、と感じますね。
ちなみにアルバム1枚全てがヴァン・ヘイレンのカバー。ボリューム満点ですよ♪
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バード＆ザ・ビーは、80年代に活躍したポップデュオ、ホール＆オーツのカバーアルバムもリリースしています！
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6. 60～80年代ロックの名曲をカバー：ホットラッツ『ターン・オンズ』
60年代ロックシーンを代表するバンド、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド（上の動画）をはじめ、
- ピンク・フロイド
- キンクス
- セックス・ピストルズ
- ビースティ・ボーイズ（！）
など有名アーティストの名曲の数々をカバーしているのが ホットラッツ という2人組。
他にはエルヴィス・コステロの「パンプ・イット・アップ」のカバーも最高です…！
ホットラッツは、90年代イギリスで活躍したロックトリオ、スーパーグラスのメンバーによる別ユニット。
元々はお遊びで様々な曲をカバーしていたのが、思いのほか良い出来になったため正式に音源としてリリースすることになったのだそうです。
実は私もそんなに期待せずに聴き始めたんですが、なかなか凝ったサウンドの曲もあったりして、あっという間にハマってしまいました♪
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ということで今回は「洋楽のカバーアルバム」のおすすめを紹介してきましたが、当サイトでは他にも 友情について歌った洋楽の名曲や、
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