ロックの数あるジャンルの中でも、破壊的でストレートな表現が際立っているのがパンク・ロック。
その危険な香りに、音楽ファンなら一度は心惹かれた事があるのではないでしょうか?
そこで今回は、思わず熱くなる!洋楽パンクの名曲ベスト10を
- 初期パンク(70年代後半)から5曲
- 90年代以降のパンクから5曲
この2パートに分けて、計10曲ご紹介したいと思います!
有名な曲から、ちょっと意外?な曲まで幅広く選んでみたので、是非チェックしてみてくださいね!
目次(コンテンツ)
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1. クラッシュ/白い暴動
まずは、パンクのカリスマ、ジョー・ストラマー率いるクラッシュのデビュー曲「白い暴動」から紹介!
スピード感あふれるリズムと、激しく掻き鳴らされるギター!
「これぞパンクロック」と言いたくなるサウンドです!
曲の終わり方も鮮やかでカッコいいので、是非チェックしてみてくださいね!
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2. ラモーンズ/リメンバー・ロックンロール・レイディオ?
ラモーンズの名曲「リメンバー・ロックンロール・レイディオ?」は、もはやパンクロックのアンセムと言っても良いほど有名な作品。
少し聴けば絶対に「あぁ、この曲ね!」となるはずですよ♪
私はこのイントロのドラムを聴いた瞬間、テンションがMAXになります!
曲もポップで聴きやすいので、パンクファンじゃない方にもオススメ!
ちなみに小説家の村上春樹さんも、ラジオ番組『村上RADIO』でラモーンズの曲をセレクトしていました。
→ 村上春樹が選んだ音楽は何?『村上RADIO』の選曲まとめ
3. ダムド/ニート・ニート・ニート
不穏なムードが漂うイントロのベースラインに「ゾクッ…」となるのが、ダムドの代表曲「ニート・ニート・ニート」!
この曲は『地獄に堕ちた野郎ども』という強烈なタイトルのデビューアルバムに収録されています。
ちょっといかがわしいB級な味わいが魅力のどこか憎めないバンドです。
◆追記(2019.3.16)
ダムドが「サマソニ2019」に出演しました!
4. エルヴィス・コステロ/パンプ・イット・アップ
今やすっかりUKロック界の大御所になっているエルヴィス・コステロですが、デビュー時は「怒れる若者」と呼ばれ、パンキッシュな曲も多く演奏していました。
この「パンプ・イット・アップ」という曲は、2ndアルバム『ディス・イヤーズ・モデル』に収録された初期コステロの代表曲!
ミュージックビデオを観ていると、コステロが足をくじきそうで心配になりますが…。
それはさておき、ポップなメロディと歯切れのよい演奏が冴え渡った、若きコステロの才気がほとばしる傑作ロックナンバーです!
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5. ジャム/芸術学校
モッズのカリスマ、ポール・ウェラー率いるジャムの名曲「芸術学校」も絶対に押さえておきたい作品!
ポール・ウェラーも今やすっかり大御所という感じですが、デビュー時はパンク風の曲を演奏していたんです。
この後、どんどんブラック・ミュージックのテイストが強くなっていきパンクの枠組みには収まらなくなっていきます。
パンク・ファンにはソリッドでキレのある演奏が痛快なデビュー・アルバム『イン・ザ・シティ』がオススメ!
ちなみにポール・ウェラーはザ・ジャム解散後、スタイル・カウンシルというユニットを結成しています。
ザ・ジャムとは全く違うサウンドになっているのに驚きますよね!
オシャレな雰囲気があるので、日本でもとても人気が高いんですよ。
もし興味があれば名盤ファースト『カフェ・ブリュ』をチェックしてみてください!
ということで最後はちょっと脇にそれましたが、ここまでが初期パンクの名曲ベスト5でした。
続いてはもう少し最近の90年代以降にリリースされた洋楽パンクの名曲をご紹介したいと思います。
あまり有名ではないけど最高にカッコいい!という曲もありますので、是非チェックしてみてくださいね!
【洋楽パンク】90年代以降の名曲ベスト5!
1. ランシド/マクスウェル・マーダー
メロコア隆盛の90年代パンク・シーンの中、初期パンクの影響の強い音楽性で目立っていたのがランシド。
ティム・アームストロング率いるアメリカのパンクロックバンドです。
私は学生時代の友人に熱烈なランシド・ファンがいた影響で、よく聴いてたのですが、今、改めて聴いてもやっぱりカッコいいですね!
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◆追記(2019.3.2)
ランシドが「サマソニ2019」に出演しました!
2. ロケット・フロム・ザ・クリプト/ボーン・イン・'69
圧巻の勢い…!ホーン・セクションも最高です!
この曲を演奏しているのは、1990年にサンディエゴで結成されたロケット・フロム・ザ・クリプト。
今回紹介するアーティストの中では一番、知名度は低いかもしれません。
ですが曲のクオリティは抜群! 騙されたと思って試しに聴いてみてください。
この曲は1995年リリースの『Scream Dracula Scream』というアルバムに収録されています。
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3. スーパーグラス/コウト・バイ・ザ・ファズ
オアシスやブラーと共にブリットポップ・ムーブメントの中、デビューしたスーパーグラス。
彼らをパンクとして扱うのは少し無理があるかも…なんですが、この曲の勢いを聴いてもらえば納得して頂けるはず!
「サツに捕まっちまった!」と歌うちょいワルな歌詞もパンク風ですしね…。
この曲のスタジオ・ライブの映像がまた良いんですよ!
私は元気のないとき、これを観てパワーをもらっています!
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4. ニルヴァーナ/ブリード
90年代アメリカで流行したグランジ・ムーヴメントの代表格バンド、ニルヴァーナ。
ヴォーカルのカート・コバーンは若いファンからカリスマ的な支持を受けていました(残念なことにすでに他界しています)
先程のスーパーグラスと同様、ニルヴァーナをパンクとして扱うのは「…???」というところもあるんですが…
彼らの作品には上の動画「ブリード」をはじめ、パンクロックに負けないファスト&ラウドな名曲がたくさんあるんです!
この曲はライヴ盤『フロム・ザ・マディ・バンクス・オブ・ウィッシュカー』に収録されています。
スタジオ録音盤よりも荒々しいサウンドに注目です!
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5. グリーン・デイ/ヒッチン・ア・ライド
ラストはやっぱりこのバンド、グリーン・デイです!
デビュー時は、メロコアの代表格バンドとして有名でしたが、5thアルバム『ニムロッド』以降、だんだんと曲調に幅が出てきます。
ちなみにメロコアとは…
メロディック・ハードコアの略称。
リズムは早いテンポで、メロディックなギターリフが用いられる。
出典:Wikipedia
今回紹介するのは、メロコアというよりロカビリー・テイストが全面に出た名曲「ヒッチン・ア・ライド」!
レトロなムードの漂うミュージックビデオも秀逸で、イントロのバイオリンが鳴った瞬間、曲の世界に引き込まれてしまいます…!
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さいごに 洋楽パンクおすすめ名曲ランキングTOP10!
年齢と音楽の趣味を結びつけて考えるのはちょっと違うかな? とは思いますが、やっぱり若いときってパンクなどの激しいロックに一度はハマったりしますよね。
今回ご紹介した中で、特にオススメしたいのは意外に知らない人も多いロケット・フロム・ザ・クリプトというバンド。
曲はもちろん最高なんですが、B級映画を思わせるミュージックビデオや、バンドメンバーの着ている揃いの衣装のセンスも良いんですよ!
本当はまだまだ紹介したい曲は山程あるんですが…、キリがないので今回はこの辺りで切り上げますね。
この記事が皆さんのパンク・ライフ(?)を充実させる一助になれば幸いです!
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