音楽ファンなら必ず一度は、
「この曲、すごく良いのに、なぜかあまり知られてないんだよな…」
と疑問に感じたことがあるのではないでしょうか?
この記事ではそんな
知る人ぞ知る!洋楽アーティストの隠れた名曲
をご紹介していこうと思います!
ただ思いつく曲がありすぎて、すべて挙げていくとキリがないので…
今回は超有名アーティストの作品に対象を限定して、
- アルバム曲だけど、シングルカットすればヒットしたのでは?
- すごく良いのに、なんでシングルB面なの?
- シングルA面でカッコいいのに、なぜか影が薄い
と私が感じる曲を選んでみました。
それでは早速、見ていきましょう!
目次(コンテンツ)
- 【洋楽】隠れた名曲まとめ|ロックからバラードまで知られざる傑作を紹介
- ビートルズ/ヘイ・ブルドッグ
- ローリング・ストーンズ/ドゥー・ドゥー・ドゥー…(ハートブレイカー)
- レッド・ツェッペリン/ワントン・ソング
- サイモン&ガーファンクル/フランク・ロイド・ライトに捧げる歌
- ビーチ・ボーイズ/ディードリー
- ピンク・フロイド/ルシファー・サム
- バーズ/アイ・シー・ユー
- ビージーズ/シャレード
- デヴィッド・ボウイ/DJ
- モンキーズ/ポーパス・ソング
- カーペンターズ(カレンのソロ)/マイ・ボディー・キープス・チェンジング・マイ・マインド
- キャロル・キング(シティ)/パラダイス・アレイ
- スティーヴィー・ワンダー/パワー・フラワー
- スティーリー・ダン/ブルックリン
- ダリル・ホール&ジョン・オーツ/八月の恋
- エルトン・ジョン/グレイ・シール
- キッス/愛の謀略
- ナック/トゥモロウ
- XTC/レディバード
- トッド・ラングレン/ロング・フローイング・ローブ
- オアシス/アンダーニース・ザ・スカイ
- グリーン・デイ/リダンダント
- ウィーザー/ユー・ゲイヴ・ユア・ラヴ・トゥ・ミー・ソフトリー
- フー・ファイターズ/ヴァージニア・ムーン
- ジャミロクワイ/コーナー・オブ・ジ・アース
- ファウンテインズ・オブ・ウェイン/ハリーズ・ウェイトレス
- さいごに 【洋楽】隠れた名曲・知られざる傑作を紹介
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【洋楽】隠れた名曲まとめ|ロックからバラードまで知られざる傑作を紹介
ビートルズ/ヘイ・ブルドッグ
まずはピアノのイントロが超カッコいい(!)ビートルズの隠れた名曲「ヘイ・ブルドッグ」から紹介!
この曲はアニメ映画『イエロー・サブマリン』のサントラ盤に収録されています。
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ローリング・ストーンズ/ドゥー・ドゥー・ドゥー…(ハートブレイカー)
続いて紹介するのは、ローリング・ストーンズの「ドゥー・ドゥー・ドゥー…(ハートブレイカー)」!
シングルA面としてリリースされた曲ですが、ベスト盤から漏れることも多いんですよね。
さらにこの曲を収録したアルバム『山羊の頭のスープ』も何だか微妙に扱いが悪くて…
60年代後半~70年代前半のいわゆるストーンズ全盛期のアルバムで、有名な「悲しみのアンジー」も入ってるというのに!
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レッド・ツェッペリン/ワントン・ソング
イギリスが誇る伝説のロックバンド、レッド・ツェッペリンの「ワントン・ソング」も絶対に聴いて欲しい作品!
この曲は彼らの中期の名盤『フィジカル・グラフィティ』に収録されていますよ♪
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サイモン&ガーファンクル/フランク・ロイド・ライトに捧げる歌
アメリカの人気デュオ、サイモン&ガーファンクルの「フランク・ロイド・ライトに捧げる歌」は、ボサノバ風の繊細なアレンジが印象的!
アルバムの中の一曲ですが、個人的には彼らの全楽曲の中でもベスト5に入るくらいお気に入りです♪
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ビーチ・ボーイズ/ディードリー
アメリカの人気バンド、ビーチ・ボーイズは、
- 人気曲「サーフィン・U.S.A.」(1963年)
- 名盤『ペット・サウンズ』(1966年)
など60年代の作品がとくに有名ですが、70年代に入ってからも名曲が多いんです。
ほっこり温かなサウンドが魅力の「ディードリー」は、聴くだけで気持ちが安らぐのを感じます。
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ピンク・フロイド/ルシファー・サム
ピンク・フロイドというと、壮大な曲調が魅力のプログレッシブ・ロック(通称:プログレ)というジャンルに括られることが多いのですが…
プログレ路線に進む前のデビューアルバム『夜明けの口笛吹き』では、目眩のするような極彩色のサイケデリック・サウンドを聴かせてくれます!
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バーズ/アイ・シー・ユー
フォークロック界のレジェンド、バーズは、キラキラ輝く12弦ギターと華麗なコーラスワークが魅力!
…なんですが、上の動画「アイ・シー・ユー」では、息もつかせぬ性急なビートにサイケデリックなギターが絡みつくスリル満点のサウンドを聴かせてくれますよ♪
ビージーズ/シャレード
イギリスの人気バンド、ビージーズは、
- 初期はフォーキーなサウンド
- その後はディスコ系のサウンド
と音楽性がガラッと変わるのですが、この「シャレード」は、ちょうどその中間の時期にリリースされた作品。
一応シングル曲なんですけど全然売れなかったらしく、アルティメイト(究極という意味)と銘打たれた2枚組ベスト盤からも漏れる始末…
実にもったいないので、この機会にぜひチェックしていただき、私と一緒に「シャレード」布教活動をしていきましょう!
デヴィッド・ボウイ/DJ
UKロック界のレジェンド、デヴィッド・ボウイは、70年代末に「ベルリン三部作」と呼ばれる3枚の名盤をリリースしているのですが…
今回紹介する「DJ」は、そのなかでもダントツで知名度の低い『ロジャー』に収録された知られざる傑作ナンバー!
豪快に暴れまくるフリーキーなギターが鮮烈なインパクトを放っています♪
モンキーズ/ポーパス・ソング
60年代の音楽シーンを盛り上げた4人組、モンキーズは、アイドル的に受け入れられていたこともあり、やや音楽面を過小評価されがちなんですが…
1968年リリースの名曲「ポーパス・ソング」では、リスナーを夢の世界にいざなうような極上のサイケデリック・サウンドを披露!
本曲を収録したアルバム『ヘッズ』も、メンバーの高いミュージシャンシップが伝わってくる素晴らしい仕上がりになっています♪
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カーペンターズ(カレンのソロ)/マイ・ボディー・キープス・チェンジング・マイ・マインド
カレン・カーペンターのソロ楽曲「マイ・ボディー・キープス・チェンジング・マイ・マインド」は、シティポップ好きの方に是非おすすめしたい作品!
カーペンターズ時代とは異なる、ソウル・フィーリングたっぷりのサウンドが新鮮です♪
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キャロル・キング(シティ)/パラダイス・アレイ
70年代にアメリカで起こったシンガーソングライター・ブームの立役者、キャロル・キング!
彼女がソロデビューする前に組んでいたユニット、シティの唯一のアルバム『夢語り』は、上の動画「パラダイス・アレイ」をはじめ良曲・佳曲がズラリと並んだ力作なので是非チェックしてみてくださいね♪
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スティーヴィー・ワンダー/パワー・フラワー
スティーヴィー・ワンダーの極上のメロディ・センスが堪能できる「パワー・フラワー」は、
スティーヴィー・フリークの間で隠れ名曲NO.1の声も高い
と公式ページにも記載されているほどの作品!
この曲を収録したアルバム『シークレット・ライフ』(1979年)には、ほかにも「愛を贈れば」など聴き逃せない名曲がずらりと並んでいます♪
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スティーリー・ダン/ブルックリン
ジャズ、R&B などをベースにした緻密なサウンドメイクで、日本でも絶大な支持を得ているスティーリー・ダン!
デビューアルバム収録の「ブルックリン」は、そんな彼らの一般的なイメージとはちょっと離れた、カントリー風サウンドを楽しめる作品です♪
ダリル・ホール&ジョン・オーツ/八月の恋
アメリカの人気デュオ、ダリル・ホール&ジョン・オーツと言えば、「プライベート・アイズ」のようなポップで明快なヒット曲の印象が強いのですが…
1978年リリースの「八月の恋」は、緊張感や浮遊感の入り混じった不思議なフィーリングを感じられる作品になっています!
エルトン・ジョン/グレイ・シール
エルトン・ジョンの「グレイ・シール」は、弾むようなピアノに心が踊る爽やかなロック・チューン!
本曲を収録したアルバム『黄昏のレンガ路』(1973年)は、決して大げさではなく捨て曲なし(!)の大名盤なので、ベスト盤を持っている方も要チェックですよ♪
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キッス/愛の謀略
イントロのギターが死ぬほどカッコいい キッスの「愛の謀略」は、シングルではないのでベスト盤からは外れがちですが、絶対に押さえておきたい作品!
人気アルバム『ラヴ・ガン』(1977年)のオープニングナンバーです!
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ナック/トゥモロウ
1979年のシングル「マイ・シャローナ」の大ヒットで有名なアメリカのロックバンド、ナック!
「一発屋」扱いをされることも多い彼らですが…、その後、約20年を経てリリースされたアルバム『ズーム』が素晴らしい出来なので是非チェックしてみてください♪
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ナックを気に入った方には パワーポップ というジャンルもおすすめです!
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XTC/レディバード
UKロック界の至宝、XTC(エックス・ティー・シー)は、一般的な知名度はそこまで高くないのですが熱心な愛好家も多い名グループ!
幽玄なムードの漂うジャジー・ナンバー「レディバード」は、不当に地味な扱いをされている隠れた名盤『ママー』(1983年)に収録されています。
トッド・ラングレン/ロング・フローイング・ローブ
ポップの魔術師、トッド・ラングレンの代表作と言えば、ヒット曲「アイ・ソー・ザ・ライト」を収録した3rdアルバム『サムシング/エニシング?』なんですが…
そのひとつ前の2nd『ラント:ザ・バラッド・オブ・トッド・ラングレン』も、胸のすくようなポップナンバー「ロング・フローイング・ローブ」をはじめ、キラ星のような名曲がズラリと並ぶ大傑作なんです!
ちなみに私の一番のお気に入りは「チェイン・レター」という作品。
他にも「ビー・ナイス・トゥ・ミー」や「ウェイリング・ウォール」も良いし…。
少し華やかさには欠けるかもしれませんが、絶対に聴いて損のないアルバムですよ♪
オアシス/アンダーニース・ザ・スカイ
90年代イギリスを代表するロックバンド、オアシスの「アンダーニース・ザ・スカイ」は「なんでシングルA面じゃないの?」と思ってしまう超名曲!
1998年リリースのシングルB面集『ザ・マスタープラン』に収録されています。
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グリーン・デイ/リダンダント
スピード感あふれるパンクサウンドで一時代を築いたのがアメリカの3人組、グリーン・デイ!
切ないメロディセンスが光る「リダンダント」は、最新のベスト盤『グレイテスト・ヒッツ:ゴッズ・フェイバリット・バンド』からは漏れているのですが…
「俺たちは勢いだけのバンドじゃないよ」と言わんばかりの自信と余裕が感じられる名曲なんですよ♪
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ウィーザー/ユー・ゲイヴ・ユア・ラヴ・トゥ・ミー・ソフトリー
轟音ギターに泣きのメロディ、さらにエモーショナルなヴォーカルで日本でも大人気のウィーザー!
絶頂期の1996年にシングルB面としてリリースされた「ユー・ゲイヴ・ユア・ラヴ・トゥ・ミー・ソフトリー」はファンなら絶対にハマるはず!
この曲は2ndアルバム『ピンカートン』のデラックス・エディションに収録されていますよ♪
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フー・ファイターズ/ヴァージニア・ムーン
アメリカの国民的ロックバンド、フー・ファイターズの「ヴァージニア・ムーン」は、うっとりするほど優雅なボサノヴァ・ナンバー。
しゃがれ声のフロントマン、デイヴ・グロールと、世界的ジャズシンガー、ノラ・ジョーンズの息の合ったハーモニーを堪能できる作品です♪
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ジャミロクワイ/コーナー・オブ・ジ・アース
ジャミロクワイは、大ヒット曲「ヴァーチャル・インサニティ」をはじめとした90年代の作品がとくに有名ですが、2000年代に入ってからも良い曲が山程あるんです。
ボッサ調の「コーナー・オブ・ジ・アース」は、スピリチュアルな雰囲気の漂うミュージック・ビデオも必見!
ただし途中で「大根より太いのでは…?」というレベルの大蛇が登場するので、苦手な方は薄目で恐る恐る見るようにしてください!
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ファウンテインズ・オブ・ウェイン/ハリーズ・ウェイトレス
「3分半のポップ・ソングの達人」ファウンテインズ・オブ・ウェインは、ふだんはエッジの効いたギターロックを演奏することが多いのですが…
上の動画「ハリーズ・ウェイトレス」では、洗練されたハーモニーセンスが冴える洒脱なサウンドを聴かせてくれます♪
さいごに 【洋楽】隠れた名曲・知られざる傑作を紹介
ということで今回は「有名アーティストの隠れた名曲」を紹介してきましたが…
当サイトでは他にも「マイナーだけどカッコいいバンド10選」という記事もまとめています。
こちら(↑)の ジューン&ザ・イグジット・ウーンズ など知られざる名バンドを紹介していますので、もしご興味があればチェックしてみてくださいね♪
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【洋楽】マイナーだけどおすすめのバンド10選|名曲・名盤アルバムも紹介!
たくさん音楽を聴いていると、 こんなに良い曲を作ってるのに何で売れないんだろう? もっと広く世に知られるべき存在なのに…! と思ってしまうアーティストっていませんか?(私はいます…それも ...
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